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【2024新製品】進化したハイパワープラッギングモデル「NEW BlueSniper PL106H」

【ロッドスペック】
■Lure: Plug 50~120g / Jig Comfort ~100g
■Line: MAX PE 6
■全長:3215mm
■自重:334g
■想定ターゲット:ブリ~10kg以上 / ヒラマサ&カンパチ~12kg
■適合リール目安:D社/S社 8000~14000

前作からの進化

BlueSniper 106H は、シリーズ内でもプラグの操作性に特化した、ハイパワープラッギングモデルです。

106Hはシリーズ内で唯一、旧モデルと同じレングス、パワークラスを引き継いだモデルです。旧モデルをご存じの方には、一番違いを感じていただけるモデルでもあります。
旧モデルと同じHクラスでありながら、キャストやファイトがより楽に、扱いやすく進化しました。

プラグ特化モデルですが、反発力をいかしたキレのあるジグ操作も可能です。
推奨ジグウェイト「Comfort(コンフォート) ~100g」は100gまでしか使用できないというわけではなく、実際は130gくらいであればたらしを多めにとることでキャスト可能です。

ただし、強めのアクションや広いダート幅を演出するとなると、難しくなってきますので少し控えめの100gと記載しております。

106Hの持つ高反発なブランクは、Hクラスでありながら「投げやすく、扱いやすい」
ただ強いだけの大物狙い専用ロッドではない、新生ブルースナイパーシリーズの進化を一番ダイレクトに体感していただけるモデルです。

 

特徴 / 魅力

106H最大の魅力は、やはりハイパワーなブランクです。

ハイパワーモデルと聞くと硬いだけのロッドを想像してしまいますが、106Hの場合は“高反発”という表現がしっくりきます。
急な負荷に対してはスムーズに曲がりこみ、元に戻ろうとする際には高い反発力が働きます。これにより、気持ちのいいキャストフィールやアングラーに負担の少ないファイトが可能になりました。

これは、プラグの操作性にも大きく関わってくるポイントです。
大型プラグをキャストするためにただ強いロッドにしてしまうと、アクションエラーが頻発してしまいます。PL(プラグモデル)であるからには、水絡みの良さと、ルアーを意のままに操ることができるマニュアル的操作性は必要不可欠です。

106Hの推奨ルアーウェイトが50~120gに設定されていますが、実際に50gの中型プラグから120gの大型プラグまでロッドの反発力ではじき出すようなキャストで楽に遠投し、アクションも水面から飛び出したり、転がることなくスムーズにおこなうことができます。

「キャスト・アクション・ファイト」これらを高次元で実現するためにハイパワーでありながら、しっかりと曲がりこむ106Hのブランクは、アングラーをサポートしてくれますのでどんな状況でも大物にガチンコ勝負を挑むことができます。

 

「ハイパワー + 曲がる」筋肉質なブランク

曲がるという点はヤマガブランクスのロッド全てに当てはまるポイントです。
もちろん今回ご紹介した106Hのも例外ではありません。

 106Hの静荷重比較を見ていただけるとわかる通り、Hクラスのパワーを持ちながらしっかりと曲がり込みます。これは、あくまでも固定状態で静かに荷重を掛けたものですので、実際はこれに反発力が加わります。

曲がるロッドと曲がらないロッドのファイトをイメージしていただきたいのですが、曲がらないロッドだと魚が方向転換したときなど、テンション抜けが発生してしまいせっかく寄せてきた魚にまた主導権を握られてしまいます。

ファイト中にロッドを寝かしてしまうのも同じくテンション抜けの原因となり、こちらが体力を削られてしまいます。

なので、106Hを含めたNew BlueSniperシリーズは、どのモデルもロッドを立てて曲げまくってください。ロッドを曲げこんでプレッシャーをかけることで、大物相手でも短期決戦で決着をつけることができます。

曲がるロッドであれば、テンションが抜けにくくプレッシャーをかけ続けることができますので、体力を素早く奪い、常にアングラー側が主導権を握ることができるのです。

急な魚の動きには柔軟に対応し、隙あらばポンピングでグイグイ引き寄せる。
106Hの「ハイパワー + 曲がる」剛柔併せ持った筋肉質なブランクだからこそ実現することができた、新次元のファイト性能を是非ご体感ください。

※素材について
最後に、新しいブルースナイパーではブランクに使用しているカーボン素材について大々的に謳ってはおりませんが、最新のカーボン素材を使用しております。
新しいブルースナイパーで実現した高反発・速い収束による性能は新素材の恩恵も大きいですが、複数の素材を組み合わせた設計があってこその性能であるため、敢えて素材の名称等は謳っておりません。

私達が積み上げてきた設計技術や自社工場の職人による形成技術があって実現した性能であり、ヤマガブランクスが持ちうる全てを詰め込んだシリーズですので、一度手に取ってその進化を感じ取っていただきたいと思います。


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