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YAMAGA Blanks 10ftクラスショアロッド特集!!

 

 

YAMAGA Blanks 10ftクラスショアロッド特集

 

■はじめに
サーフ・磯・防波堤・大河川といった遠投が必要なシチュエーションでの選択肢として10ftクラスのロングロッドが候補に挙がるかと思います。

YAMAGA Blanksのロッドラインナップの中にも上記のシチュエーションに特化し、遠投性能や操作性能を備えた10ftクラスのモデルを揃えさせて頂いております。

ご検討頂く際にカタログやHP表記のみでは、各モデルそれぞれのコンセプトは若干違えどスペック表記的には近いモデルなどが存在しており迷われる事が多々あるかと思います!

今回はそんな10ftクラスショアモデルをピックアップして、それぞれ各モデルのコンセプトに沿いつつも、ただ「率直な使用感を大部分に置いた」比較・解説動画とさせて頂きます!!

中には感覚的な表現も多くなるとは思いますが、皆様へ少しでもロッド選定のご参考になればと思いご紹介させて頂きます。

 

 

■紹介機種
Ballistick 102MH TZ/NANO
BLUE SNIPER 103L PlugSpecial (略称:BS103L)
EARLY 103M (略称:ELY103M)
EARLY 105MH (略称:ELY105MH)
EARLY 109MMH (略称:ELY109MMH)
EARLY+102MH (略称:EP102MH)
EARLY+100M (略称:EP100M)

 

※今回はサーフをメインに凪の磯と大河川などの大場所といったシチュエーションをメインとしたラインナップに限定しました。

磯のサラシ撃ちを前提としたヒラスズキ専用モデルのBallistick HIRA 107Mと107MHは入っておりません!またの機会にヒラスズキ特集も組ませて頂きます。

 

 

■各モデルの仕様紹介。

(主な仕様を纏めてみました。)

これから最初の1本目としてご検討頂く方から、すでにご愛用頂いており追加でご検討されていらっしゃる方までと様々かと思います!

各モデルの説明・スペックをこのページに纏めてみました。

 

●EARLY+100M

EARLY Plus 100M アーリープラス 100M
磯・堤防などの足場の高い場所やサーフ・大規模河川などの遠投が必要な場所で威力を発揮する10ftロッドです。
さらに14㎝以上のミノーや1oz以上のヘビーバイブなど重めのルアーにも負けないブランクパワーを誇りつつ、高感度性能も抜群。遠投しつつ、微妙な潮圧を感じ取りながら探るようなゲームに最適な一本です。

 

全長:3055mm 重量:187g 継数:2pcs ルアーウェイト:10~35g ライン:Pe 1~2.5
カーボン含有率94.5% 価格:29,000円(税抜)
仕舞寸法 : 1570mm ジョイント : 逆並継 ガイド:SiC-SステンフレームKガイド(Fuji)仕様
リールシート:DPS18(Fuji) 適合スピニングリール目安 : D社製 3000番/ S社製 3000~4000番

 

 

●EARLY+102MH

EARLY Plus 102MH アーリープラス 102MHサーフ&磯からのランカーシーバスのみならず、ヒラスズキ〜小型青物までを視野に入れた長尺ストロングロッド。
大型プラグを振り抜いて飛ばすゲームや、50g程度のメタルジグを小気味良くアクションさせるライトショアジギングゲームにオススメです。パワーゲームにふさわしいバットパワーにより、
手前での走りを止める強引な展開にも余裕で対応します。

 

全長:3100mm 重量:213g 継数:2pcs ルアーウェイト:10~50g ライン:Pe 1.2~3
カーボン含有率96.5% 価格31,000円(税抜)
仕舞寸法 : 1585mm ジョイント : 逆並継 ガイド:SiCーSステンフレームKガイド(Fuji)仕様
リールシート:DPS18(Fuji)
適合スピニングリール目安 : D社製 3000~3500番程度 / S社製 4000番程度

 

 

●EARLY 103M

EARLY 103Mは遠投の必要なサーフエリアで必要とされる性能を研ぎ澄ましたスペシャルモデルです。
特に103Mに求めたのは、9cmクラスのミノーから40gまでのシンキングペンシルやジグミノー、ジグヘッドなど幅広いルアーを使用出来る汎用性能です。ウェイトの異なるルアーも広いリリースポイントにより軽快なキャストフィールを実現し、かつ少ない力で飛距離が出せるため、過酷なラン&ガンゲームにおいても大きなアドバンテージを与えてくれる一本です。

 

全長:3150mm 重量174g 継数:2pcs ルアーウェイト:8~42gライン:PE0.8~1.5号
カーボン含有率:94.2% Price32,000(税抜)
仕舞寸法 : 1610mm ジョイント : 逆並継 ガイド:SiC-S ステンフレームKガイド(Fuji)仕様
リールシート:DPS18(Fuji)
適合スピニングリール目安 : D社製 3000~3500番 / S社製 4000~C5000番前後

 

 

●EARLY109MMH

EARLY 109MMHは、広大なサーフエリアを効率よく探り、かつ大物を獲るための性能を詰め込んだロングレングスモデルです。
10ft9inのレングスが生むプラグの遠投性に特化したバットパワーと、8g程度のシーバスプラグも使用出来る繊細なティップを融合したブランクスにより、
遠距離での繊細なゲーム展開を実現しています。長尺ながらも操作性と感度に優れ、サーフでのナイトゲームにおける潮圧の変化も見逃さず、離岸流や地形変化を読み解くゲームにも最適です。

 

全長:3295mm 重量195g 継数:2pcs ルアーウェイト:8~50gライン:PE1~2号
カーボン含有率:95.6% 価格33,000(税抜)
仕舞寸法 : 1690mm ジョイント : 逆並継 ガイド:SiC ステンフレームKガイド(Fuji)仕様
リールシート:DPS18(Fuji)
適合スピニングリール目安 : D社製 3000~4000番 / S社製 4000~C5000番前後

 

 

●EARLY105MH

EARLY 105MHは、サーフでの遠投性能と軽量かつ振り抜けの良さを追求したスペシャルモデルです。
サーフやゴロタ浜において、50gまでのルアーを遠投するためにブランクを練り上げたハイパワーロッドであり、キャスト時は粘り強いバットから絞り出す様なイメージでルアーを弾き出して遠投できます。また、その粘り腰のバットパワーがファイト時には寄せと浮かせの安心感に繋がります。

 

全長:3180mm 重量192g 継数:2pcs ルアーウェイト:10~50gライン:PE1~2号
カーボン含有率:95.9% 価格33,000(税抜)
仕舞寸法 : 1630mm ジョイント : 逆並継 ガイド:SiC-S ステンフレームKガイド(Fuji)仕様
リールシート:DPS18(Fuji)
適合スピニングリール目安 : D社製 3000~4000番 / S社製 4000~C5000番前後

 

 

●Ballistick 102MH TZ/NANO

広大なサーフや外洋に向いた磯でマルスズキを狙う為に開発されたクラス最強ロッドです。磯マルや大河川でのメーターオーバー狙いにもオススメのパワーロッドで、平磯でのヒラスズキ、小型青物にも対応。サーフメインのアングラーには抜群の飛距離、軽快な振り抜けとパワーで強い味方になってくれるモデルです。

 

全長:3110mm 重量177g 継数:2pcs ルアーウェイト:8~42gライン:PE1~2号 カーボン含有率:99.8% 価格58,000(税抜)
仕舞寸法 : 1590mm ジョイント : 印籠継 ガイド:TZチタンフレームKガイド+トップガイドのみフランジリング(Fuji)仕様
リールシート:VSS17(Fuji)
適合スピニングリール目安 : D社製 3000~3500番 / S社製 4000番 (推奨リールウェイト:270~300g程度)

 

 

●BlueSniper 103L Plug

BlueSniper 103L PlugSpecialはスモールベイトやハイプレッシャーな状況を攻略するために生まれたショア青物用「ライトクラスコンセプト」モデルです。
しなやかながらブレを抑えたシャープなキャストフィールで小型ダイビングペンシルを快適に遠投でき、オートマチックかつ軽快に操作可能です。また各種シーバスルアーも扱える高い汎用性能を併せ持ち、セレクティブな状況下で真価を発揮する一本に仕上がっております。

 

全長:3135mm 重量240g 継数:2pcs ルアーウェイト:15~40gライン:MAX PE2号 カーボン含有率:99.8% 価格42,000(税抜)
DragMax : 4kg /45° 仕舞寸法 : 1600mm ジョイント : 印籠継 ガイド:SiC-SステンフレームKガイド仕様(Fuji) リールシート:DPS18(Fuji)

 

 

■各モデルの静荷重曲がり比較

※静荷重比較はロッドの特性全てを表現したものでは御座いません。この比較画像はリールをセットした状態で重りを静かにぶら下げたものです。ロッドの瞬発的な反発力や、ルアー操作時の使用感は表現されません。

但し、弊社カタログと違い250g・500g・1,000gとより細かいウェイト設定で行っております。あくまでロッドパワーと調子の比較としてイメージして頂ければと思います!!

 

 

 

 

 

 

 

■使用感や調子の比較をチャート表と動画でご紹介!!
価格の面、スペックの面を読んでみると非常に似通っておりモデルもあったりしてどっちにしようか迷われる方もいらっしゃる事と思われます。特にお問合せ頂く事の多い機種同士の組み合わせでキャストフィーリングと調子の違いを比較、更に細かい仕様の違いによる使用感をキャスト解説動画にてお伝えさせて頂きます。

※表現の中で感覚的な部分も御座いますが、何か少しでもロッド選びでのご参考になればと思います!!

 

各機種の使用感と調子比較チャート表

1~5段階で各機種の使用感を表現させて頂きます。

ティップの入り良好(しなやか)5⇒そうでない(張りがある)1
硬さ・張り:硬い・強い5⇒柔らかい・弱い1 
パワー:強い5⇒弱い1 
小型ルアー(扱い):良好(投げやすい)5⇒そうでない1
プラグ(扱い):良好5⇒そうでない1 
ジグ(扱い)良好5⇒そうでない1

 

 

 

※キャスト・曲げ比較動画は各機種同士の比較となります。ご説明させて頂く中で感覚的な表現も御座いますが、何か少しでも皆様のお役に立てればと思います。

もし、他の組み合わせのご依頼があれば可能な限り追記させて頂きます。HPお問合せフォームからお気軽にご連絡下さい!

 

 

EARLY Plus 102MH×EARLY For Surf 105MH


EARLYPlus 102MHは発売からすでに5年が経ち、特にサーフでの釣りの人口と需要が特に増加してきたころにサーフ用ロングロッドとして人気を博したモデルでもあり、今でもご愛用頂いておられる方も多いモデルでもあります。また中には同モデルをサーフに留まらず磯でのライトな青物やヒラスズキにもご使用頂く方もいらっしゃるかと思います。そして、EARLY For Surf105MHは2018年に発売され102MHと同じくサーフをはじめ磯など様々な用途でご愛用頂いておられるかと思います。

 

こちらをご覧ください!⇩

EP102MH×ERY105MH キャスト・曲がり比較動画

 

 

EARLY For Surf 105MH×EARLY For Surf 109MMH

 

 

2機種とも2018年の秋にリリースされ、サーフをメインとしたヘビーウェイトルアーの遠投に特化したモデルとして全国の各サーフ・磯といったシチュエーションでフラットフィッシュやシーバスにヒラスズキ・青物、地域によっては海アメ・海サクラ等でご愛用頂いておられる方が多いモデルです。

こちらをご覧ください!⇩

ERY105MH×ERY109MMH キャスト・曲がり比較動画

 

EARLY Plus 100M×EARLY For Surf 103M

 


EARLY Plus 100MとEARLY for surf 103M。両モデル共にMクラスの位置付けとなり、遠投性能と繊細さを兼ね備えており体力的にも楽に飛距離を稼げるということでご愛用頂いております。9cmクラスのミノーをメインとした比較的小型プラグ類の扱いは他機種と比較すると良好であり、自重とバランス面で軽くなっており比較的マイルドに曲がる調子は長時間楽にキャストを繰り返す際、集中力の持続にも繋がります。

 

こちらをご覧ください!⇩

EP100M×ERY103M キャスト・曲がり比較動画

 

 

 

Ballistick 102MH TZ/NANO×BLUE SNIPER 103L PlugSpecial

 

シーバスロッドのフラッグシップモデルBallistic TZ/NANOの長尺ストロングモデルとして外洋のサーフ・磯での大型狙いをコンセプトに開発されたモデル。ブランクには東レナノアロイ®テクノロジーを採用し、粘りに相反するシャープさを持ち併せたBallistic 102MH TZ/NANOと、小型トッププラグの操作性とシーバスプラグを使用した青物狙いに特化した「柔よく剛を制す」BLUE SNIPER 103L PlugSpecial。スペック的に近い位置付けとなるこの2機種の調子の違いや仕様の違いをお伝えします。

 

 

 

こちらをご覧ください!⇩

Ballistick 102MH×BS103L キャスト・曲がり比較動画

 

Ballistick 102MH TZ/NANO×EARLY 105MH

 

 

 

長さは違えどスペックは似ており東レ・ナノアロイ®負荷に対して曲がりながらも使用感はシャープなBallistic 102MH TZ/NANO。曲がりの支点が比較すると手元に近く粘り強いEARLY 105MH。両モデルの特性を比較します。
こちらをご覧ください!⇩

Ballistick 102MH×ERY105MH キャスト・曲がり比較動画

 

■最後に

今回、10ftシリーズ特集いかがでしたでしょうか?

実際に手に取っていただきフィーリングをお確かめ頂くのが一番ですが、中々そうはいかない場合も御座いますので、率直な使用感と特性比較として纏めてみました。

今回の記事と動画をご覧頂き、何か少しでもロッド選びの参考となればうれしい限りで御座います。

また、昨今の新型コロナウィルス感染拡大防止の状況を鑑み自粛を余儀なくされている現状ですが、この辛い時期が終息して日常を取り戻した頃に再び各地で試投会などを開催させて頂き、皆様が実際に触れてお確かめ頂く機会を増やしたいと思います。

今後も引き続きスタッフブログ内で様々な特集を組ませて頂きますので、宜しくお願い致します!!