STAFF BLOG

HOME » STAFF BLOG » 2024年新製品 » 【フィールドスタッフレポート】BlueSniper 96H × パワーと汎用性能の共存

【フィールドスタッフレポート】BlueSniper 96H × パワーと汎用性能の共存

新潟県在住のフィールドスタッフ猪俣氏より、釣行レポートを頂きましたのでご紹介いたします!!

今回はBlueSniper 96Hを用いた秋のロックショアゲームの模様をお届けいたします。

硬さではなく反発力でハイパワーを実現した96Hの、優れた汎用性能をいかした釣行内容となっています。

96Hをご検討中の方は、是非最後までご覧いただき参考にしていただけると幸いです。

以下、猪俣氏のレポートになります。


全国各地で秋のロックショアがハイシーズンを迎えています。

ヤマガブランクスでは、ショア青物ロッドシリーズの【ブルースナイパー】がフルモデルチェンジして、今年の春に発売となりました。カーボン素材・設計を見直し、大まかにカテゴリーを2つに分けての展開となっています。

■All Rounder type(オールラウンダー)

●BlueSniper 103ML-M
●BlueSniper 100M-MH
●BlueSniper 96H

■Plug type(プラグ)

●BlueSniper PL109MH
●BlueSniper PL106H

【BlueSniper 96H】

その中で、少し異質な【BlueSniper 96H】をメイン機種にした釣行を書きたいと思います。

【96H-ロッドスペック】
■ルアー : Jig Max 150g / Plug 60~120g
■ライン : MAX PE 6
■全長 : 2920mm
■仕舞寸法 : 1505mm
■自重 : 309g
■継数 : 2pcs(印籠継)
■適合リール目安 : D社/S社 6000~14000

カテゴリーは【All Rounder Extreme(オールラウンダーエクストリーム)】となり、3機種の中で最大の強さを持つパワー系の機種となります。入門系の方はキャストに慣れが必要かもしれませんが、ある程度の経験を持つ方であれば、複数のリールにラインの号数を使い分ければ、究極のオールラウンダーとして、1日を1本で通す事も可能です。

リールを入れ替えて、様々な状況に対応

今回は状況に合わせてリールを3種類付け替えながら、実釣に臨みましたので一つずつご紹介します。

■96H+リール①

リール・シマノ19ステラSW14000XG
ライン・PE5号
リーダー・ナイロン100lb
ルアー・ダイビングペンシル 16㎝~20㎝

朝の地合いで使用したタックル。

フカセ釣りの方が水深がある沖磯へ渡船する為、ルアー組はシャローエリアの沖磯がメインとなりました。

ハイパワー&ハイスピード勝負が必要となるシチュエーションにおいて、96Hのショートレングスならではの寄せる速さは、大きな武器となります。目視でシモリが確認できるようなエリアでは、良い相棒となってくれるはずです。

■96H+リール②

リール・ダイワ 23ソルティガ6000-XH
ライン・PE3号
リーダー・ナイロン60lb
ルアー・ダイビングペンシル 13㎝~14㎝

AM7:00頃、朝の地合いが終わりルアーサイズをダウンして反応が無いかを探ります。キャストウエイトが60g~になっている96Hで、30g前後のプラグはロッドの反発力が活きないので、非常に投げにくく飛距離が落ちます。それをカバーするのがメインラインの号数を落とす事です。PE5号とPE3号では飛距離が大きく変わります。

さらに、リーダーが長い方はペンデュラムで遠心力を意識して、リーダーが短い方はロッドを振り切るスピードを上げる事で、それなりに飛距離が出ます。

60lbリーダーで組んだのは、ノット部分を少しでも小さくして、緩衝による飛距離低下を防ぐ気休め程度の考えです。ヒラマサからの反応はありませんでしたが、状況打破の選択肢としては有りと思います。

■96H+リール③

リール・シマノ 19ステラSW8000HG
ライン・PE4号
リーダー・ナイロン80lb
ルアー・メタルジグ80g~100g

陽が高くなり澄潮で、足元には小魚が群れている状況。

水面のルアーへの反応が薄くなる厳しい時間帯です。この状況で1本獲るには、ジグの釣りが有効と昨年から感じています。

厳しい状況でダイビングペンシルを投げ続ける漢の釣りも魅力ですが、個人的には確率が高い方法を選びます。今回のヒラマサも小型ですが、正午に近い時間帯でのヒットでした。レスポンス良くジャカ巻きが可能なティップに、ショートレングスが合わさり、ジグとの相性が良い96Hです。

今回の釣行の様に、リールを入れ替える事で様々な状況に対応可能なのが96Hです。

リールを入れ替える時に躊躇するのが、リーダーと結束金具のノットではないでしょうか?編み込み系では力加減が難しく時間を要する為、現場では綺麗に組めない事も多々あります。

今年から【ワダノット】を使用していますが、簡単・強いの信頼感抜群のノットです。ここの障害が無くなる事により、リールを入れ替える事に関しての前向きな気持ちが生れます。

ハイパワー系のロッドで汎用性を持つ少し異質な96H。触れる機会があれば、様々な状況・様々なルアーをイメージして曲げて見て下さい。


■ブルースナイパー96Hの詳細⇒こちらから

■ブルースナイパーシリーズの詳細⇒こちらから

■ブルースナイパーシリーズの解説ブログ⇒こちらから