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【福岡県】マイクロメタルライトゲーム BlueCurrent III 69

福岡県在住のNeo M. 様よりBlueCurrentⅢ69の釣果ご報告を頂きましたので、ご紹介致します。


福岡県 マイクロメタルライトゲーム BlueCurrent III 69 (2021. 06. 21)

福岡各地で良型アジの釣果がみられたためアジングに行ったところ,ブルーカレントIIIの驚くべきポテンシャルを垣間見ることができましたので,ささやかながら報告させていただきます。

 

 

使用したモデルはブルーカレントIII 69になります。

防波堤や常夜灯周りにおける繊細なゲーム展開から磯場などでの大胆かつテクニカルなアクションまで自在にこなせるオールマイティなライトゲームロッドとしてこちらを選ばせて頂きました。

使用してまず感じたのは追従と反発の切り替えの良さです。
魚を掛けると美しいカーブを描いてロッドが魚を追い,相手のペースに同調して反発することでスムーズに魚を寄せてくることができると感じています。ファイト時におけるバラシも圧倒的に少ない印象です。

 

また,愛用させて頂いている69はジグを主とするマイクロメタルルアーのジャーキング,シェイキングといったテクニカルな誘いが得意なように感じます。
ほか1~3gのジグヘッドや6gまでのプラグ(表記は5gまで)を使用する際においても細かく変化を付けた誘いが快適に行えております。

 

さて,尺上サイズの釣果を耳にし今回は糸島市のとある防波堤へエントリーしました。
午前4時45分頃。「朝マズメの活性が一番高い」との情報があってのことか,まだ暗いこのような時間からスタンバイするアジンガーの姿はちらほら見えました。

薄明るくなりはじめ,期待をもって5.5gのジグをキャストすると表層のただ巻きで20cm前後のマルアジが首尾よくヒット。

日の出を迎えると目の前で大規模なボイルも発生しました。どうやら数センチのマイクロベイトを捕食しているようでした。

 

69は比較的取り回しの良いレングスなので手返しよくジグを投げ続けてテンポ良く入れ食いを楽しむことができました。サイズこそ出ませんでしたが,バラしにくいロッドのおかげで20cmサイズのアジを多数キャッチできました。たまに混じる10cmクラスの豆アジもロッドが柔軟に対応してくれたおかげでしっかりキャッチできました。

日が高くなり始めた午前6時頃。表層よりも中層でのアタリが多くなり,ジグを3gのものに変更,細かいアクションとややスローなフォールで攻略する作戦に切り替えました。
8秒カウントしたレンジが最も反応よく,終始アジはヒットしていましたが,ここで珍客が。

メタルジグにアジがヒットした後そのまま寄せていると何かに叩かれるような違和感があり,アジが無抵抗になったので少し慎重に巻くとぼろぼろになったアジと一緒に後ろからそれを追うタチウオが姿を現しました。一か八かでフォールを入れてやると一発でバイト,フッキングしました。ドラグを唸らせる強烈な引きでしたがブルーカレントIIIはその衝撃に対して素直に曲がり込み,タチウオの暴力的な引きを見事に吸収してくれました。

 

追従と反発―ウルトラライトラインだったこともありかなり緊張したもののこのハイバランスのおかげで,確固たる安心感の中ファイトを楽しむことができました。

タモ網を使ってランディング成功でした。
上がってきたのは112cm,F5サイズの良型タチウオ。

鋭い歯でリーダーが切れなかったのは幸運でした。

同じやり方で再びアジングに戻ります。
8秒カウントしてシェイキングからのフォールを繰り返し。たまにイレギュラーな誘いも加えます。

 

するとフォールに切り替わった瞬間,真横に走る鮮烈なアタリが。
遂に尺か?などと思っていると先ほどのタチウオよりも更に猛烈な走りが止まりません。

ドラグを細かく調整しながら走らせて寄せてを繰り返し,
長い長い持久戦の末,浮いてきたのは61cmのサゴシでした。

ここでもブルーカレントIII 69は芸術的なフルベントカーブを見せ,糸のテンションを程よく保つことで滑らかに次のファイト展開に繋いでくれました。流石にこちらのヒットはかなりの緊張感があり少し不安もありましたが何とかランディングすることができました。

サゴシとは言え60cmクラスの青物を相手にし,キャッチできたことに驚きです。
ブルーカレントIIIの曲がり込みによる恩恵とそれがもたらすターゲットの広さは計り知れません。

この日の釣果は20cm内外のアジ11本(ほか,リリース多数),タチウオ112cm,サゴシ61cmと小さいものから大きいものまで幅広いものとなりました。

他モデル・ブルーカレントTZ/NANO All-Rangeシリーズの紹介動画に「曲がることで逆に魚が暴れずに寄せられる」という表現がありましたが,まさしく「主導権はこちらのまま魚のペースに乗せて寄せる」ような,そんな不思議なファイトを体感することができました。この日の釣果を受けて,私にとってのブルーカレントIII 69はもはや十分All-Range攻略モデルです。

 

今回はライトライン,マイクロルアーを使用したライトタックルだからこそできた誘い方で思わぬ大きな魚に出会うことができました。ライトゲームの中に潜む未知なる大物に出会うため,これからもポテンシャルの底知れないブルーカレントIII 69と共に限界に挑戦させて頂こうと思います。

 

〈タックルデータ〉

ロッド :BlueCurrent III 69/YAMAGA Blanks
リール :19’STRADIC C2000S/SHIMANO
ライン :SIGLON PEx8 #0.3 (5lb.)/SUNLINE
リーダー:月下美人 FLUORO LEADER #1.2 (5lb.)/DAIWA
ルアー :ギャロップベイビー 3g ゼブラグローピンク/Jackson(タチウオ,サゴシ,アジ)       ナッゾジグ 5.5g シラスシルバー/INX.label(アジ)


Neo M. 様、この度はBlueCurrent III 69を使用されての釣果ご報告、誠にありがとうございます。

ライトタックルを使用されての青物とのファイト、緊張感が伝わってきました。個人的にも羨ましく思えるほどの素晴らしい釣果、お見事です。

今回使用されたBlueCurrent III 69は、繊細なティップと、ベリーには適度な張りを持たせたバーサタイル・テクニカルモデルとなっており、ジグ単やプラグを使ってのライトゲームにおすすめなモデルです。

不意の大物も曲げて獲ることができる、弊社のロッドのポテンシャルを十二分に発揮していただいたこと、とても嬉しく思います。

Neo M. 様、この度は誠にありがとうございました。
また次回の釣果ご報告を、スタッフ一同楽しみにお待ち致しております。