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YB雑記帳~ロッドの汎用性能について
みなさん、こんにちは!!
広報のM田です。先日は書きかけのブログをアップしてしまったようで、誠に申し訳ありませんでした。今回は最後まで書きました!!
さて、寒かったり暑かったりと落ち着かない天候が続き、撮影もなかなか苦労しております。
そんな中、ブルーカレント85TZ/NANO オールレンジの動画はなかなか好評のようで注目度の高さが伺えますね。
動画自体は素人がヒーコラ言いながら作っているので、お世辞にも出来は良くありませんが、何とかヤマガブランクスファンの皆様の参考になるようなものを作ろうと頑張っております。まあ、自分から頑張ってるって言うヤツにろくなやつはいないのですが、そこはご勘弁を。これからですよ!! これから!! もっともっと良くしていきますよ~!! 頑張ってますから!! って懲りずにまた言いますが。
と、前置きはさておき、今回の広報の独り言ですが、今回のお題は「ロッドの汎用性能」についてです。
よく、ユーザーの皆様からこのロッドはこのように使用しても大丈夫だろうか? という質問をいただきます。
時として非常に答えづらい質問もありますが、大体は控えめにこうお答えします。
「大丈夫です」
う~ん、そこまで言い切っていいのかな~、という悩む時もありますが、常識の範疇であれば大概は問題ありません。というのも、ヤマガブランクスの開発の理念として「○○専用」というロッドは無くて、「○○向け」なんですよね。(ライギョロッドやタコロッドなどは完全に専用ロッドと言えますが、これは釣り方自体が特殊です)基本、私たちはユーザー様の釣りを制限しない、懐の深いロッドを作るように心がけています。
ヤマガブランクスのロッドはスムーズな曲がりで発揮されるパワーと感度こだわっているので、適正範囲内のルアーとラインを使用して、ライン強度に合わせたドラグ設定をしていれば、幅広い魚種や釣法を楽しめます。
例えば、この3月に発売となる前述のブルーカレント85TZ/NANOなどは正にヤマガブランクスらしさ全開の「何でもロッド」です。また、シーウォーク・タイラバ68L&68MLもバットの強さを生かし電動タチウオジギングに活用している方もいますし、ロングフォール・スローピッチジギング用のギャラハド・73/4ロングフォールを硬さを生かしインチクメインで使用している方もいます。更に、バリスティックベイト85M NANOをロックフィッシュ用メインロッドとして使用している方もいます。
私たちが想定している以上のことを全国各地のアングラーの皆さんが考えて、ヤマガブランクスのロッドを活用してくれています。やはり、各地の海に通いこんで自分なりのゲームを突き詰めているアングラーはタックルありきではなく、まずフィールドと魚ありきで次にルアー、ライン、リール、ロッドとなってくる訳です。そして、おそらくそれは無限のパターンがあるはずです。その中で選ばれるロッドこそが、私達の目指しているロッド作りです。
もちろん、ヤマガブランクスのロッド達もテスターやフィールドスタッフ、各地の船長さんなどに協力してもらい繰り返し練りこんでいますが、それで完璧な訳ではありません。釣りはそんなに簡単じゃないですよね~。なので、やはり想定外のことが起きたり、少し外れた使い方をしなければいけない時に対応できるロッドというのが、ヤマガブランクスの基本ラインになっています。
とは言え、いくら強いと言っても限界はあるわけで適正範囲のラインを使用し、使用ラインに合わせたドラグ設定をするのは大前提です。適正なタックルセッティングもテクニックの一つですよね!! その上で不意の大物がヒットした際に曲がりきったところから、更にパワーをひねり出せれば、限界を超えることも可能です。
そういった良さを感じてもらうには、やはりフィールドで魚を掛けた時に分かっていただけるはずです。ヤマガブランクスのユーザー様にリピーターが多いのも、その理念を感じていただけたからと信じています。
何か長々と本題から逸れてしまった気もしますが、ユーザーの皆様においては、ヤマガブランクスのロッドを使用し、色々な釣法やシチュエーションに挑んでいただきたいと思っています。それで、それを是非、私たちに教えて欲しいです。
思いっきり「へ~~!!」と言いたいですね~。「なるほど~」と膝を叩きたいな~。そういう時が釣りを趣味としている上で最高の瞬間なんですよね~、個人的には。
という訳で、締まりは悪いですが、今回はここまでです。
釣りは本当に奥が深い!! というところで、また次回。