STAFF BLOG

HOME » STAFF BLOG » シーズン特集 » ロッドの取説③ ~Q&Aコーナー~

ロッドの取説③ ~Q&Aコーナー~

みなさん、Part1、2見ていただけましたか?どんなことでも基本は大切ですよね!
メンテナンスや正しい使い方を実践して、気持ちよく釣りしてもらえれば幸いです。

Part3では、ユーザー様からいただいた質問の中から4つをピックアップさせていただきました。

1.カーボンソリッドティップについて
2.ジョイント(継ぎ目)について
3.その他の質問(仕様変更、音鳴りについて)
4.修理の出し方について

記事を作っていて個人的にも「なるほど…」と頷く答えがあり、誰かに教えたくなること間違いなしです!

Part1 メンテナンス編

https://yamaga-blanks.com/staff/2021-maintenance/

Part2 ロッドを守る基礎知識

https://yamaga-blanks.com/staff/rod-torisetu/

各URLより記事に飛べますので興味のある方はご覧になってください

それでは早速Part3~Q&A編~始めさせていただきます。


【カーボンソリッドティップの使用上の注意点について】

バトルウィップTRシリーズ、IMシリーズで採用されているカーボンソリッドティップについて折損修理のご質問を多くいただいております。

Q.カーボンソリッドとグラスソリッドの違いってなに?
A.ざっくりですが、ティップランにおけるそれぞれの特徴についてまとめてみました。

カーボン:かなり繊細な為衝撃に弱い。が、軽くて高感度で目感度も十分。さらにティップを見なくても手感度でアタリが取れる。

グラス:しなやかな素材で衝撃に強い。カーボンに比べると若干重くなってしまう。ティップの動きを見てアタリを取る目感度タイプ。

Q.カーボンソリッドティップは折れやすいの?
A.カーボンソリッドティップ仕様のロッドにつきましては、高感度という武器に対して折損リスクという弱点があります。
少しでもリスクを回避していただければと思いますが、もし折れてしまったという時でも保証書をご使用いただければ2回まではカーボンソリッドティップ交換が可能です。(¥3,000+税)

 

【折れる要因】

・回収時の巻き込み
回収の際に慌ててエギまで巻き込んでしまい、折損するというケースです。
カーボンソリッドティップはこの衝撃に本当に弱く、必ずご注意いただきたい点になります。

対処法としましては、エギを回収するときにロッドを寝かさず、立てた状態で回収すればあとどのくらいでエギが戻ってくるかわかりやすく、ティップまである程度余裕があるので巻き込む可能性は低くなると思われます。

 

・エギのぶら下げ移動
流しなおす際などの移動時にエギをぶら下げた状態での移動はかなり危険です。
船の上下運動でエギが揺れ、その衝撃で折損するという事が起きています。

・エギを落とした際の角度、取り込む際の角度
可能性としては低いのですが、エギの流れる方向が船の下側に入ってしまい、そのままシャクる事によって穂先が「つ」の字に負荷が掛かり折れてしまったケースがございました。

これはチューブラーティップにも言える事ではございますが、ロッドには適正な角度がございます。
曲がる限界値を越えると折損の原因となりますので、エギが流れている方向等も意識してみて下さい。

またミニボートなど一人でランディングする際も角度がつきやすくなりますので注意が必要かと思われます。

・糸絡み
エギの投入時や着底時にシャクる際、穂先にラインが絡んでいる事により穂先に負担が掛かり折れてしまいます。ポイントの移動後など、絡んでいることが多いので必ずご確認ください。

・竿への衝撃(釣れたときなど)
釣れた際のランディング後などロッドを雑に扱わないようにしましょう。
繊細なロッドになりますので、喜びを一旦抑え、ロッドをホルダーに立てることによって折損のリスクを減らせます。

また船のデッキ等に寝かせての移動などでも船の上下運動による衝撃で折損したという事もあるようです。

・車載移動時や保管方法
過敏になりすぎる必要はございませんがスナップを付けたままの移動など、ラインに引っかかり折れる事も考えられます。
準備時間の短縮等、考慮するところではございますが、折損しないようにと注意をする事が大切です。

上記以外にも折損の可能性はあるかとは思いますが、現段階で状況を確認したところ、要因として多く確認出来ました。

もちろん適正なご使用を頂ければ折損を防ぐ事は可能ですので、参考までにご注意いただけたらと思います。

 

【ジョイントについて】
Q.ジョイント部の隙間は正常なのか?
A.隙間が10mm前後(機種によって異なります)できる事は正常な仕様です。
強く入れすぎてしまうと固着の要因になったり、口割れを誘発してしまう可能性もございますので注意してください。

Q.何の為の隙間なのか?
A.弊社製品はジョイント部分を1本ずつ確認して出荷しており、その際ジョイント部に露出部分がある事によって調整を可能にしています。
また、長く使っていただくためにも、この露出部分があることで弛みを防いでいます。

Q.特殊なジョイントとは何か?
Q.最後まで差し込んでいなくてすっぽ抜けないのか?

特殊なジョイントを採用しているとホームページに記載してありますが、何が特殊かといいますと…

A.ジョイント全体にテーパーが掛かっている。という事になります。その為、摩擦によるジョイントの“効き”に関しては、最後に捻じりながら差し込む事によってしっかりと効かせる事が可能です。
A.ロッドの繋ぎ方について
1)90°位の角度をつけて、スッとまっすぐ入れる。
2)摩擦が掛かり始めた所からグッと捻じりながらガイドを合わせる

繋ぐときも外すときも、「捻じりながら」がコツです。
この方法がすっぽ抜けを抑制する為の推奨方法になります。

念のために数十投に1回、もしくは30分おきにチェックするとより安心してキャストできます。

 

【その他の質問】
Q.仕様変更とは?
A.リールシート周辺パーツが廃盤になったことにより、既存ロッドに関しましても仕様変更になっている物がございます。
ロックナット型だった機種がロングナット型になっている物や、ブラックカラーのリールシートがシルバーカラーになっている機種がございます。

特に修理のご依頼の際など、出した時の仕様と異なっているというケースが今後、発生致します。在庫がある限りは同タイプのパーツを使用させていただきますが、仕様変更につきましては予めご了承いただきたくお願いいたします。

Q.リールシートが壊れました
A.リールシート破損について(リールの固着について)
最近、リールの締め込みすぎによるリールシートの破損が増加傾向にあります。
大物を狙うロッドに多くみられます。気持ちはわかりますが過度な締め込みは破損に繋がりますのでご注意ください。

 

Q音鳴りは何が原因なの?
A.音鳴りの原因は大きく3つに分けられます。

1.ガイドの音鳴り
音鳴りの大半はガイドの音鳴りです。

これは“購入してから時間が経っていない時”に起こりやすくなっています。
ガイドはブランクに対してスレッド(糸)で巻いてあり、エポキシ剤で幾度もコーティングしていきます。

エポキシ剤がガイドに対して馴染んでいない状態の時に音鳴りという現象が発生しますが、これは、時間経過に伴って解消する傾向にあります。
しばらく使用されても解消しない場合はお気軽にご相談ください。

2.穂先側ブランクへの入水
最近、増加している要因がこちらです。
穂先側を“水中に落とした”という事もあるようですが

メンテナンスの際にシャワーなどの水圧でブランク内に水が入ってしまう傾向が増えているようです。

ブランク内に水が入ると“音鳴りの症状”の他に竿の調子がダルくなったり、場合によってはコミの緩みを生じさせ、口割れの原因にもなってきます。
このブランク内への入水は簡単には乾燥しません。

ご家庭での保管で完全に乾燥させようと思えば1ヵ月以上はかかりますので、何よりもブランク内へ水が入らないよう意識して下さい。

もしも症状が出た際には、ブランクの中に水が入っている可能性も考えてみて下さい。
水が入っていないかどうかの確認は、穂先のコミ口側を床にタオルなど柔らかいものを敷き、その上にトントンと50回程落としてみて下さい。

 

3.その他の可能性として

・グリップ回りの接着不良
・ブランク内部への異物混入(砂など)

可能性としてございますが、ほとんどの場合が①もしくは②の状態です。

 

【修理について】

Q.修理の出し方教えて
A.修理をご依頼の場合は、ご購入店様もしくは弊社製品取扱店様より弊社アフターサービス係まで送付をお願いいたします。その際、破損ロッドと共に保証書をご利用の場合は保証書も一緒にお預け下さい。

・ブランク折れの場合は、ジョイント部の込み合わせの調整等も行いますので、破損したパーツのみでなくロッド全体をお預け下さい。
・お店様から修理をご依頼される場合、パーツの新規作成か部品再利用での修理かを選んでいただき、お伝えください。

※部品再利用は保証書をご利用になられる場合にお選びいただける修理方法です。

・不具合・問題により検査をご希望の場合は、ご使用状況や問題とされる状況を小売店様へ明確にお伝えください。
・修理金額の御見積が必要な場合はご依頼される際に小売店様へご依頼下さい。弊社にて修理製品の状況を確認後、小売店様へ御見積書を提示させていただきます。
・修理に伴う送料は片道分をお客様へご負担頂きます。

小売店様より弊社へお送りいただく際の送料をお客様ご負担とさせていただき、修理完了後、小売店様へ返送の際の送料は弊社で負担いたします。(検査をご希望されるお客様も、同様に片道分の送料をご負担していただきますので、予めご了承ください。)

 

Q.パーツの新規作成と部品再利用はどう違うの?
A.新規作成は、新しくパーツを作成いたします。
部品再利用は保証書をご利用になられる場合にお選びいただける修理方法です。
破損したロッドに付いているガイドを再利用させていただくため、新規作成よりお安く修理することが可能です。(ガイドを欠損または破損していますと、別途ガイド代が発生します。詳しくは小売店様を通して弊社までご連絡ください。)

 

Q.修理製品の納期について
A.折れ・パーツ交換等の場合
修理製品がアフターサービス係へ到着後、約1ヶ月ほどお時間いただいております。
(但し、御見積をご依頼の場合は御見積金額の了承のお返事をいただいてから1ヶ月ほどお時間いただきます)

 

Q.ヤマガブランクスメンバーズサイトにて購入した商品の修理依頼方法
A.メンバーズサイトにてご購入された商品の修理のご依頼の場合は、ホームページ下部にある「修理・アフターサービス依頼受付票」をダウンロードしてご記入頂くか、「お名前・ご住所・電話番号」、「修理内容」を明記の上、弊社アフターサービス係(下記住所)まで直接お送りください。保証書をご利用の場合は保証書も同送をお願いいたします。

弊社に現物が届き次第確認を行い、修理金額、納期、お支払い方法等をご連絡差し上げます。

 

修理品発送先住所
〒861-0543 熊本県山鹿市小原山口945
株式会社 山鹿釣具 アフターサービス係

E-meil: repair@yamagablanks.com
TEL:0968-41-3939

 

最後までお読みいただきありがとうございます。
上記に載っていない質問や、その他ご不明な点がございましたらお気軽にメールまたは、お電話にてご連絡ください。。