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Mebius88L・天草早春エギング

スタッフのT岡です。

 

突然ですがエギンガーの皆さん、Lクラスロッドにどんな印象をお持ちですか??

しゃくりにくい、遠投性に欠ける、感度が悪い…

など、マイナスイメージをお持ちの方も多いかと思います。

ですが、YAMAGA BlanksのLクラスロッドはしなやかながらも芯のあるブランクに仕上がっており、ライトクラスならではのゲームが楽しめる一本です。

 

そこで今回は、Lクラスロッドの使用感やメリットを皆さんにお伝えできればと思い、Mebius88Lを使った少し早めの春イカエギング釣行をレポートさせて頂きます。

 

2月28日 大潮 満月

最近早生まれの春イカが釣れているということで単独天草へ。

夕まずめ、干潮から上げ潮狙いで18時ごろ釣り場に到着。

潮通しがよくベイトが溜まりやすい港を選びました。

堤防の先端には先行者がいたのでテトラから釣り開始。

はやる気持ちを抑え、まずは手前のテトラ周りを丁寧に探っていくも反応無し。

 

本命の潮目にフルキャスト。

ティップにしっかりとエギの重さを乗せてキャストすることで88の遠投性能を発揮でき、狙った潮目に届かせることができました。

ボトムからスローなショートピッチジャークで誘ってくると「コツンッ」と前アタリが!

焦らずもう1度誘いを入れてテンションフォールでしっかりと抱いてくれました。

この日は風速4~7mでエギング日和とは言い難い状況でしたが、ここでも88のロングレングスを生かしたラインメンディングをする事でアタリをとることができました。

その後は、200g~600gまでのアオリイカをリリース含め8杯釣ることができ満足な釣行となりました。

 

今回の釣行で改めて感じたMebius88Lのメリットをまとめると…

Lクラスならではのしなやかさを生かしたショートピッチジャーク、スラックジャークは、Mクラスロッドに比べてかなり楽にしゃくることができ、渋い状況でもスローに誘うことができます。

 

そして、88のロングレングスを生かした遠投性は遠くのイカを引き出し、ラインメンディング能力は足場の高い堤防やテトラ帯、風が強い状況でもイカのアタリをとることができます。
感度に関しても、しなやかながらハリのあるブランクですので前アタリも分かりやすく、繊細な誘いの後の「動」と「静」の間に出るアタリも敏感に感じ取ることができます。

 

サイトフィッシングにもオススメで、足元でもショートロッドに比べ長くフォールさせることができ、少ないチャンスをものにできる可能性がグッと上がります。

 

今回デカイカを釣ることができませんでしたが、しなやかなティップとしっかりしたバットは、2kgアップのデカイカにも対応できるモデルです。

 

「ライトな使用感」「多彩な誘い」「しっかり曲げてとる」「強風や高い足場への対応力」

基本性能とコストパフォーマンスが高いこのモデルは、これからエギングを始める方にはもちろん、上級者の方にはサブロッドとしてオススメできる1本です。

個人的には、とにかく一日中エギをしゃくり続けても疲れない一本であることが、集中力の維持と操作ミスを軽減してくれるので、何より大きなアドバンテージを与えてくれると感じます。

 

これからの春イカシーズン、スラックジャークを多用する藻場でのスローなエギングにいかがでしょうか。

 

使用タックル

ロッド:Mebius88L

リール:10ステラC2500HGS

ライン:PE0.6号

リーダー:フロロカーボン2.5号

エギ:ヤマシタ エギ王K 3.5号

 

 

Mebiusシリーズ製品ページ

https://yamaga-blanks.com/product/eging/mebius/