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【フィールドスタッフレポート】SeaWalk Tairubber 611D × 新潟県ディープタイラバゲーム

新潟県在住のフィールドスタッフ猪俣氏より釣果レポートを頂きました!!


朝5時の外気温マイナス2度。

真冬らしい新潟県の気候の中、ここ数年人気を集める【ディープタイラバ】を楽しんで来ました。

県のほぼ中央に位置する【長岡市・寺泊港】から出船し、お世話になったのは【なかくに丸】さん。親子2艘 体制で出船し、近海から佐渡島海域まで、四季の釣り物を案内してくれる船宿さんです。今回は若船長の舵で、目指すディープエリアへと出船しました。

1時間ほどで到着したのは、水深が130m前後のエリア。風が弱く潮もゆるい為150gのヘッドからスタートしました。

ロッドはシーウォークタイラバシリーズより、【SeaWalk Tairubber 611D (タイプ:ディープ)】

水深とヘッドの重さが合っている様で、ロッドの曲がり抵抗が海面から45度くらいの角度で構えて、丁度良い感じでストレス無く等速巻きが出来る状況です。

ディープタイラバの場合は、マダイ独特の細かく連続したバイトでは無く、突然ズッシリと重くなる感じでヒットします。その状態で巻き続けるか、アワセを入れるかはアングラーによって異なりますが、私の場合は巻続けて乗せる感じでフッキングさせます。この日は、かなりスローの巻きに反応が良く、休憩中の置き竿にもヒットする状況でした。

深場でゆっくり魅せる釣りでは、つい巻きスピードが速くなりがちですが、ディープでも変わらず、一定の速度で巻き続ける事が枚数を伸ばすコツだった様に思います。

この日の竿頭の方が【611D】を使用していたので、許可を得てタックル写真を撮らせて頂き、少しお話を聞いてみました。

【繊細なバイトを掛けるには、ソリッドのティップやもっと柔らかいロッドが良い。少し硬い印象があるが、ディープの釣りで積極的にアワセて掛ける釣り方で重宝している】との話を頂きました。

最後に余談ではありますが、最も拘っているタイラバフックについて少し触れてみようと思います。

毎回自作の3本フックを使用しています。2本は距離を短く、1本をかなり長くして、フックはエサ釣用の中でもかなり細軸を選びます。細軸を使い触れた瞬間に奥まで深く刺さる事が最も重要で、バラシがほとんど無くなります。アワセを入れる釣り方をしないので、ヒットしたらその場で少しマダイを暴れさせて、フッキングを確認します。長い時で10秒くらい確認する事もありますが、この時に外れなければフッキング完了です。

ディープタイラバでも同様のフックを使いますが、伸ばされる事も無く同じ方法で枚数を伸ばすことが出来ました。最大で3キロオーバーのマダイをキャッチしましたが、追従しての出てくれる【611D】のティップからベリーまでのバランスが良く、フックにも優しい設計になっています。寒い時期で防寒着を着込んだ状態でも、しっかりホールド可能なリアグリップも快適に釣りが出来るポイントです。

季節が進み、水深が浅くなると他のモデルの出番となりますが、潮流が速いエリアでは必須かと思います。状況に合わせたタックルセッティングで【611D】を1本持ち込んでおけば安心かもしれません。

【タックルデータ】
ロッド・シーウォークタイラバ 611D (タイプ:ディープ)
リール・シマノ 23カルカッタコンクエストMD300XG
ライン・XBRAID ボーンラッシュWX 8 1.0号400m
リーダー・フロロカーボン5号
ルアー・タイラバヘッド120g~200g ※メインは120g~150g


■使用ロッドの詳細は⇨こちらから

■なかくに丸様のウェブサイトは⇒こちらから