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フィールドスタッフレポート 北部九州ヒラスズキ釣行 Ballistick HIRA 107MH TZ/NANO
【北部九州、ヒラスズキ釣行記】
今回はオフショアのヒラマサキャスティングの予定を入れていたのですが北東の風が
10メートル以上吹く予報となり中止になったので長崎県の地磯釣行へ切り替えました。
今回使用したロッドはBallistick HIRAシリーズです。
そこまで波高もなく、足場も高くないエリアだったので軽快な取り回しの107MHを選択しました。
初期ドラグ設定は3.5㎏です。
朝一で入ったポイントにはすでに先行者がいてその後を打って行ったのですが、セイゴクラスのバイトがあっただけだったのでポイントを移動。
次に入ったポイントではサラシはほとんどなかったのですが、鳥がうろうろしていたのでベイトが入っていることが確認できましたが、サイズまではわからず15センチのトップから探るも反応はなく、その後12cmのミノーで潮の効いているところを探して引いてみるも反応なし。
ちょっとした潮の変化もわかるロッドですので、流れの変化にもすぐ気づくことができました。
次は、8cmのシンキングペンシルとサイズを落としていくも反応がなかったため、20gのジグヘッドに3インチのワームを付けて投入すると一発で食ってきました。
元気いっぱいの65cmくらいのマルスズキでした。
ロッドの強さを確認しながらファイトしたのですが、このサイズのシーバスにはロッドパワーが強すぎるくらいなのですんなりとキャッチ!
ただ強いだけではなく、強さの中にしなやかさも十分にあり、ロッド全体で溜めてくれるので、あまり暴れさせることなくすんなり寄せることができます。
魚がいることが分かったため、再度ジグヘッドをキャストしているとまたすぐにヒットしました。
先ほどのシーバスに比べると明らかに引きが強く、それでもドラグをわずかに出すくらいで、ぐんぐん寄せてきてキャッチしたのは3キロクラスのヤズでした。
その後は鳥がいなくなって魚の反応も消えたためポイント移動。
次に入ったポイントは風裏のため、ほとんどサラシは無い状況でしたが、ここも沖で鳥がうろうろしていたため、しばらく待っていると時々ボイルしていました。
しばらくランガンしていると沖の沈み瀬を発見してその周りを鳥が旋回し始めました。何かベイトがいると思いまたトップ→ミノー→シンキングペンシルとローテーションし、レンジを変えたりしながら探ったのですが、反応なし。
マイクロベイトの可能性があると思い再度ジグヘッドを投入。
沈み瀬の潮上を引いてレンジを深めから探っていき、表層を引いているときに「ゴンッ!!」と引っ手繰るアタリがありました。
すかさずフッキングを決めると派手なエラ洗い!その姿を見てヒラスズキだと確信しました。サイズも良型だとわかりました。トルクフルな引きを楽しみながらも、手前はハエ根や沈み瀬だらけのリスキーポイントのため、ある程度強引に寄せなければいけない状況であったのですが、ロッドがまだパワーを残しつつ、難無く寄せることができました。
サイズはちょうど70cmでした。口からは大量のカタクチイワシを吐き出していたのでサイズを見てみると3~4cmでした。
マイクロベイトだったため、なかなかプラグには反応してくれなかったということがわかり、その後もジグヘッドを使用していると、同じポイントでナブラが発生して70cmくらいの丸々太った4~5キロクラスのヤズを2本キャッチしました
その際に、ロッドパワーには全く不安は感じず、落ち着いてやり取りができました。一回だけ瀬の方に走っていったのでかなり強引に寄せましたが先にフックが伸びていました。
【Ballistick HIRAシリーズの使い分け】
107MHと11MHの使い分けですが、基本は107MHが軽量でキャストアキュラシーも高く、小さいプラグもキャストしやすく使いやすいのですが、向かい風の強風時に重めのプラグをしっかり飛ばすときには11MHに軍配が上がると思います。
また、パワーも11MHの方があるので、リスキーポイントで強引なやり取りを強いられる場合や、足場や波が高いところで魚をずり上げたり、もう少し大型の青物が入っているときには11MHを選択するといいと思います。
~タックルデータ~
ロッド:Ballistick HIRA107MH
リール:ダイワ 21セルテートSW6000XH
ライン:PE1.5号
リーダー:フロロ35lb(10号)
ルアー:オシアペンシル150F、ストロングアサシン125F、モンスターショット80、静
ヘッド20g+ドリームシャッド3inch