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フィールドスタッフレポート EARLY for Boatシリーズ / 東北 ボートロックフィッシュゲーム
新潟県在住のヤマガブランクスフィールドスタッフの猪俣氏より、釣行レポートを頂いておりますので、ご紹介致します。、EARLY for Boatシリーズを使用した宮城県ボートロックフィッシュゲームのレポートになります。
宮城県石巻沖 ボートロックフィッシュゲーム
2月の寒さ厳しい東北の冬。
船長さんから、面白い釣り情報を頂きました。[ビッグベイトのクロソイゲームが熱いよ!!]との魅力的な言葉に誘われ、【EARLY for Boat】2機種を携えて、連休を使い東北へと遠征して来ました。
お世話になったのは、宮城県石巻市の桃浦漁港を拠点に、ロックフィッシュゲームを案内してくれる、ゲームフィッシングガイド【MADGAMES】の戸澤キャプテン。
資源保護を考えた独自のバックリミット制など、楽しみと共に、海を守りたいとの取組みを実行する、頼れるキャプテンです。
ビッグベイトのハードルアーで釣りたいので、メインはベイトの【610MH/B】。サブでライトリグを使った【68M】と組立て、2日間のゲームがスタートです。
【610MH/B】のキャスト可能な範囲で、大型のルアーを用意してみました。
・ラパラ:XJS-13(46g)
・babyface:SD110-F(30g)
・タックルハウス:K2F162T:3(43g)
・ダイワ:モアザンレイジーファシャッドJ170.5S(57g)
・HIDEUP:Nグリーディー(43g+5gシンカー)
・メガバス:BIG-M4.0(56g)
・O.S.P:TYPHOON(28g)
結果は、持ち込んだルアーの殆どで釣る事が出来ました。
海底の状況とルアーの潜航深度を考えながら、ゆったりとしたリトリーブで誘い、手感度を研ぎすました中で、大型のクロソイがバイトしてくるのは、未体験の衝撃でした。
そして、2月では珍しい好コンディションのシーバスも、クランクベイトで姿を見せてくれました。
乗り合い船なので、キャストはアンダーハンドかバックハンドでしかキャストしません。フックは全てバーブレスです。【610MH/B】は、しなりでルアーを飛ばし、大型ルアーの抵抗に負ける事なくティップがしっかり入りながら、泳ぎの抵抗を伝えてくれます。
ラインはフロロカーボンを使用しましたが、障害物へのコンタクトなのか、クロソイのバイトなのかを、明確に感じ取れる感度も良いです。
大型のルアーで探った後は【68M】のライトリグでフォローを入れる事で、更に釣果を伸ばし、スイミングやリフト&フォールを織り交ぜながら、若干軽いシンカーでも相性が良く、まだまだ色々な使い方が出来ると感じました。
野池が凍ってしまう時期なので、バスアングラーのお客さんが多いと戸澤キャプテンは言います。まさに【海のバスフィッシング】との表現が合う釣りでした。
季節が進めば、ターゲットが徐々に増えて来るので、これからも色々な釣りで使って見たいと思います。
ロッド・EARLY for Boat 610MH/B
リール・シマノ 21アンタレスDC XGRIGHT
ライン・SUNLINE FCSNIPER BMS AZAYAKA20lb
ルアー・30g~57g巻物系ルアー各種
ロッド・EARLY for Boat 68M
リール・シマノ 18ステラC3000
ライン・PE0.8号+フロロ4号
ルアー・ダイワ HRF KJカーリー&ガブリカーリー
シンカー・5g~10g
オマケ・BlueCurrent Ⅲ 69でボートメバルゲーム
この日は、2月の東北では珍しい無風&凪のコンディションで、釣りの好条件に恵まれた事から、船上では次々と40㎝オーバーのクロソイが上がりました。
ここでキャプテンからの提案で【ボートメバル】に向かう事となりました。この為に【ブルーカレントⅢ69】を持ち込んでいたので、タックルを持ち替えポイントへ向かいました。
水深は10mを超える場所で、ボトムから1mくらいを回遊するメバルに的を絞った、非常にテクニカルな釣りです。
暗闇の中で、カウントダウンと手感度を研ぎ澄まし、ボトムイメージをフル回転させながら69の感度に頼ります。
水深がある中でも、僅かなバイトをしっかりと捉え、20㎝前後のメバルが多数釣れました。
ドラマは、メバルとは少し違うずっしりとしたバイトを捉えた時でした。69のバットをフルベントさせて姿を見せたのは55㎝のヒラメ。
ライトラインに優しいパワーを持ちながら、浮かせるパワーを実感した瞬間でした。
ロッド・BlueCurrentⅢ69
リール・19ヴァンキッシュ2000
ライン・PE0.3号+フロロ1.75号
ジグヘッド・DECOY ボトムドライブ5g
ルアー・エコギア グラスミノーS
【これからの季節、EARLY for Boatで狙えるターゲット】
私の住んでいる新潟県や、仙台湾を中心とした東北エリアでは、これから季節が進むと【フラットフィッシュ】もターゲットに加わります。
20g~30g前後のジグヘッドやワインドなどを使い、EARLY for Boatのキャストフィールと合わせて、ヘッドシェイクに対して追従する、バラシにくい全体のロッドバランスが、ボートフラットフィッシュにも合うと感じています。
ボトムを取る釣りは、ロックフィッシュと共通します。
ボートやカヤックの閉鎖的な空間でありながら、1本のロッドでルアーやポイントを変え、様々な魚を狙える汎用性の高さが一番の魅力です。これから季節ごとの旬の魚に合わせた使い方に期待を込め、冬が過ぎ去るのを気長に待とうと思います。
ロックフィッシュのメッカでもある、三陸でのボートロックフィッシュゲーム。
しかも、クランクベイトを使用した非常に興味深い内容のレポートでした。
EARLY 610MH/Bのディープクランキングゲームでも引き抵抗に負けないベリーに、ボトムとバイトの違いを聞き分ける事が出来、損なわれない感度面をしっかりと証明してもらえた事と、ロッドの粘り強さと追従性が、魚を無駄に怒らせることなく根から剥がして浮かせてくれるEARLY シリーズ全てにに共通する曲げ込んでこそ発揮されるファイト性能が垣間見えます。
また、今回はクランキングゲームでしたが、王道のテキサスリグでの使用感も良好となり、ボトムゲームの醍醐味でもある力を込めたフッキング時に、MHの粘りがPEライン使用時の高切れを防いでくれます。
また春先から楽しくなるという、三陸沖のボートロックフィッシュゲーム。またのレポートを楽しみにしております。
EARLY for Boat紹介ページ↓
https://yamaga-blanks.com/product/allcasting/earlyforboat/
EARLY for Boatシリーズの展示サンプルを、岩手県盛岡市の”キャスティング盛岡店”様にて展示させて頂いておりますので、もしお時間よろしければ是非とも、一度手に取ってお確かめ頂けますと幸いです。