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【2024年新製品】攻めの一本!ブルーカレント86オールレンジ・エリート解説
2024年もたくさんの新製品を発表しましたが、2024年は弊社オンラインショップ「YAMAGA Blanks Members」限定モデルにも力を入れ、シリーズ名を「NEW DAWN」(新しい夜明け)とし、より革新的なモデルを開発、投入していくことになりました。
これまでに無いモデルや、最新の技術を投入したモデルなど、少量生産ではありますが、ヤマガブランクスの挑戦を感じていただけるモデルをリリースしていきます。
今回はその中でも注目度の高い「ブルーカレント86 All Range “ELITE”(オールレンジ・エリート)」をご紹介します。
受注開始予定日
2024年2月23日 第一部:12時より 第二部:20時より
ヤマガブランクスメンバーズサイトにて受注開始となります。
BlueCurrent 86 All Range “ELITE”販売ページ
ヤマガブランクスメンバーズサイト限定の発売になりますので、ご注意ください。
ご購入には無料の会員登録も必要になりますので、事前にご登録いただくことをおすすめいたします。
BlueCurrent 86 All Range “ELITE” スペック紹介
LURE:3~21g / LINE:PE0.4~1
全長:2580mm 仕舞寸法:1320mm 自重:92g
スピニングモデル/ 2pcs(印籠継)
ガイド:TZチタンフレームKガイド(Fuji)仕様
リールシート:NHSS13(Fuji)アップロック仕様
適合リール目安:D: 2500~3000C / S: 2500~C3000
推奨ターゲット:なんでも
対応ルアー:なんでも
対応フィールド:どこでも
オールレンジコンセプトとは
まず、「オールレンジ」というカテゴリーについて簡単に説明すると、PE0.4~1.0号を使用するライトゲームカテゴリーの中で、あらゆるレンジをロッド1本で攻略する性能を追求したモデルです。ターゲットは、ハタ系のロックフィッシュから、チヌ&シーバス(トップからボトムまで)、メバル&アジ、更にはエギングまで楽しめます。
「ブルーカレント・オールレンジ」の名が付くヤマガブランクスのロッドには、初代オリジナルモデルの85、ロングレングスモデルの93、ショートモデルで繊細な誘いを実現した73(オンラインショップ限定)の3機種があります。
最初にリリースされたオールレンジモデルとなる85は、なんでもロッドやバーサタイルという言葉が先行していますが、根本のコンセプトは「広範囲を効率よくスピーディーに探る」という点に尽きます。
その上でフォーリングアピールも重視し、スイミングアピールもさせやすく、レンジも刻んで立体的に多魚種を探すために、使用ルアーのマックスウェイトも21gとしています。
この立体的なサーチ性能こそ、オールレンジの名前の由来です。
86オールレンジ・エリートで目指したもの
86オールレンジ・エリートと85オールレンジの違い
そして、2024年に登場する「ブルーカレント86 All Range “ELITE”」ですが、気になるのはレングスもほぼ同じ現行85 All Rangeとどう違うのか? という点でしょう。
結論から言うと、新しい86と現行85は全く別のモデルになります。
現行85がスイミングアピールやタダ巻き、リフトアンドフォールを重視したややソフトなブランクの広範囲サーチ重視のモデルならば、86 All Range “ELITE”はオールレンジの基本コンセプトである「広範囲を効率よく探る性能」を重視しつつ、より食わせのアクションを自在に入れてバイトに持ち込む攻撃的な性能に特化したモデルとなります。
またエンドネームに入る“ELITE”は、リミテッドロッドシリーズのカテゴリー名であり、より尖った性能を求めたモデルであることを表しています。
ブランクの調子で言うと、現行の85・93オールレンジは「なんでもロッド=投げやすさ」を意識して、しなやかに素直に曲がりながら、強靭なバットパワーを持つロッドです。特に現行でありオリジナルの85オールレンジは非常に完成されたロッドであり、今のヤマガブランクスに出せる「なんでもロッド」の完成形だと考えています。
対して「86オールレンジ・エリート」は、触ってすぐに感じるシャープで張りのあるブランクが特徴で、ルアーをキャストして操作すると、硬さではなく反発力を感じさせながらしっかりと曲がるロッドであることがわかります。
これにより、少ないモーションでルアーを自在に動かせ、より高アピールなアクションを強弱をつけながら演出可能です。
ブルーカレント86 All Range “ELITE”の特徴
■ロッドの反発力が非常に強く、負荷が掛かってロッドが曲がってからの戻りも非常に速い
■ルアーアクションの動きもキビキビとしていて緩急がつけやすい
■メタルジグ使用時の特徴で言えば、フワフワ系のスイミングアクションが得意なのが「85オールレンジ」、高速でキビキビした動きが得意なのが「86オールレンジ・エリート」
■キャスト・アクション後のブレがより少ない
■エギングで言えば、85 All Range比べ、86 All Range “ELITE”はよりエギを小気味よくスピーディに動かしやすい
86 All Range “ELITE”にマッチするゲームスタイル
では、86オールレンジ・エリートはどんなゲームスタイルに最適なのか?
という点ですが、メリハリのあるルアーアクションでリアクションを誘発させる「攻め」のスタイルに向いています。
代表的なスタイルで言うと、「ライトショアジギング」や「ワインド」を駆使するボトムメインのロックフィッシュやフラットフィッシュなど、また細かいアクションで食わすクロダイのフリーリグやプラッギングなどです。スモールジグを遠投して広範囲を探る回遊魚狙いにも最適です。
どのルアーやリグでも気持ちよく遠投可能で、遠投先でもアクションさせやすく、未開拓ゾーンでの釣果が期待できます。
86 All Range “ELITE”はメタルジグやワインド系ジグヘッド、シンキングペンシルなどの、強弱を入れた連続アクションが有効なルアーとの相性は抜群。
ネリゴなどの小型青物狙いにも最高なモデルとなります。写真の実釣時のタックルはPE0.8号にリーダーがナイロンの16LB。ジグは20gをメインに使用。
リールシートのNHSS13は富士工業の最新モデルを採用。独特のグリップ形状は一見すると握りに不安が出そうですが、包み込む様に薬指と小指の間で挟むとかなり安定します。
高速アピールが有効なカツオ系もメインターゲット。もちろん、メッキにも最適なモデルです。
クロダイのワインドやフリーリグにもマッチします。
攻めの86 All Range “ELITE”
ブルーカレント86 All Range “ELITE”は広範囲サーチから素早く狙いを絞り、ピンポイントで食わせの釣りへとチェンジしていくスタイルを想定しています。
現行のオリジナル85 All Rangeが探りを重視した扱いやすいモデルであることを考えると、86 All Range “ELITE”はある程度狙いを絞りきれるコアアングラー向けだとも言えます。
しかし、硬さではなく、反発力で出したシャープな使用感が生み出す遠投性能、ルアー操作性能、スムーズなファイト性能は、確実にヤマガブランクスの次世代モデルを体感していただけるモデルです。
クセはありますが、それは使いこなすことで大きなアドバンテージを生み出す特性であり、85 All Rangeと2本持ちでも使い分けを楽しめるように仕上げてあります。
ぜひ、ブルーカレント86 All Range “ELITE”で新しいヤマガブランクスを感じてみてください。
製品詳細はコチラ
ブルーカレント86オールレンジ・エリートのスペックなど、詳細は製品ページに記載されていますので、ぜひご覧ください。