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バリスティック・ベイト93Mのキャストについて

先日、展示会にてお客様からバリスティック・ベイト93M NANOを使用する際のリールの設定についてご質問を受けましたので、今回はその辺の話をさせていただきます。

お客様はリールはモアザンPE SVをご使用とのことでしたので、基本的なところから解説します。

ルアーはストリームデーモン140、サスケ140裂波、ランドラゴ120F、アストレイア127Fなど、一般的なシーバス用ミノー18~26gを使用してのキャストを想定すれば、設定は基本通りで問題ありません。

まずはメカニカルブレーキを調整し、スプールのカタつきを無くなるようにします。基本的にはこのメカニカルブレーキは、以後、触りません。使用している間にカタつきが出れば、その都度調整します。

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次にマグダイヤルですが、シーバス用のプラグですと10に目盛りを合わせてからスタートするといいでしょう。大体は10でほぼノーサミングでいけるはずです。慣れてからは8ぐらいが基本です。弊社テスターの郡司さんは6でほぼ全てのルアーを使用していますが、6になると慣れなければバックラッシュの可能性も高くなるので、まずは10で慣れることが重要です。

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さて、次にキャスト法ですが、ベイトタックルはスピニングほどロッドを曲げやすくないので、如何にルアーウェイトをロッドに乗せるかが大切です。垂らしを短くしてもいいのですが、これだとリリースポイントが短く飛距離の伸びがありませんので、斜め後方へ回転させるようにしてキャストするようにすると投げやすくなります。

回転させる、もしくは後方へルアーを回す反動を利用し、モーションに入った時にはロッドが曲がっている状態を作るように心がけ、斜めに袈裟斬りのように振るとリリースポイントは広くなり、ロッドがルアーをスムーズに撃ち出せるようになります。

動画は弊社テスターの郡司さんのものですが、キャスト時に上半身を回し、コンパクトなフォームで効率よくロッドを曲げています。

基本はスピニングと同じで、如何にロッドをしっかり曲げて投げるかが大切です。特に弊社ヤマガブランクスのロッドは曲がりの反発力を重要視していますし、NANO素材を採用したブランクは更に曲がります。

慣れは当然ありますし、個人個人のフォームによってもベストな投げ方があると思いますのでこれが答えではありませんが、参考にしてみてください。※今回の話はバリスティック・ベイト93M NANOの話です。ロッド特性が異なれば、ベストなキャスト法も変わってきます。

また機種ごとへのご質問等ございましたら、できるだけお答えいたしますので、ジャンジャン、メールにてご質問ください。よろしくお願いいたします。