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Ballistick 86L TZ/NANOとBallistick 73ML TZ/NANO 『遠征で分かったレングスの重要性』

熊本在住の弊社フィールドスタッフの山田 秀樹氏より、Ballistick 86L TZ/NANOとBallistick 73ML TZ/NANO を使用したクロダイのトップゲームのレポートを預かりましたので、皆様へご紹介致します。

 

以下、山田氏のレポートです。

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『遠征で分かったレングスの重要性』 山田秀樹

雑誌取材 ルアーマガジンソルト
動画 fimo TV

ここ最近、夏の風物詩と言えば、、、僕らの周りでは、「トップチヌ」が流行っておりますが、
僕自身、九州の天草方面の海(有明海・八代海)をホームとしている手前、使うロッドは“遠投性が高く、軽く…そしてランカーシーバスが来ても安心してファイト出来る”コトが重要で、普段使うロッドはBallistick 86L TZ/NANOを使用している。

 


しかし、先月末に“とある全国誌&動画企画”で「香川県・小豆島」に行って、トップチヌ対決をしたのだが、同じチヌなのに天草のチヌと小豆島のチヌの性格の違いにビックリ‼︎

“まぁ〜同じ魚でよくもこんなに違うモノなんだ!”と感心するくらい違うのだ。

 

勿論、ルアーアクションも違うワケだが、初日は普段天草で使うようなタックルで臨んだのだが、小豆島のチヌにアジャスト出来ずにノーフィッシュ(泣)。

 

ちなみに対戦相手は3尾。この差は、いくらアウェイとは言え大差である(汗)。

 

そして、2日目、、、前日に対戦相手が使っていたロッドが短いコトに気がついたので、ロッドをBallistick 73ML TZ/NANOにチェンジ。そしてリールもハンドル1回転あたりの糸巻き量が少ないヤツにチェンジし、ラインも細くして臨んだ。

 

 

まず初日に感じたのが、チヌが沖目の流れの早い場所には少なく、ワンドの手前の方に沢山居るコト。

 

それならば遠投はしないし、細かいアクションなどは短いロッドの方がつけ易い。しかもこちらのチヌは、すぐ目の前に人が居ても全然逃げないのである。

そして結果は、2日目はホームの対戦相手が1尾に対して、アウェイの僕はナント!2尾‼︎

 

 

 

まぁ〜2日間のトータルなので、結局は負けてしまったが、この2日目のアクションと最後に喰わせた場所が超接近戦で衝撃的だった。(コレは動画でもちゃんと撮られておりますので是非)

そして7.3フィートの取り回しの良さと、短いから出来る細かいアクションが効いたのは間違いない。

 

 

 

トップチヌでも地域によって、ロッドの長さを変えた方が良いと言うコトを痛感した。
今回のアウェイの釣行では、ロッドのレングスの違いを思い知り大変勉強になった。

 

またこれからは、ホーム以外でも面倒臭がらずにトップチヌを狙いに遠征をしようと心に誓うのであった(笑)。

 


 

北は北海道南部から南は沖縄まで近縁種を含め広く分布し、身近なターゲットであるクロダイ。特に夏季に成立しやすくなるトップゲームに於ける各地域性による魚へのルアーアクションを含めたアプローチや違い、状況にアジャストさせる為に必要な道具立て等。とても興味深い内容のレポートです。

今回の、山田氏の釣行は、8月末発売のルアーマガジンソルトに掲載。及び、You Tube番組のfimo  TVにて公開されております。

宜しければ是非ご覧ください。