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シーズン特集「春のアフターシーバス・Ballistick特集」

身近でありながら奥深いゲーム性を併せ持つターゲット。

 

今回のシーズン特集はシーバスです!!身近なターゲットでありながらも四季折々の様々なパターンがあり、シチュエーションも港湾部・河川・サーフ・磯・ボートと多岐に渡ります。更に各地のシーズンとベイトパターンに特化した狙い方も細分化され、ルアーの種類も日進月歩で進化して種類も豊富になりました。

シーバスの魅力の一つとして、魚のサイズは最大で100cmを超える個体も存在します。身近ながらも奥深く夢があり、沢山のアングラーを虜にするシーバスゲームですが、

 

今回は春のアフターシーバス(マルスズキ)とBallistick TZ/NANO Spinningシリーズに焦点を絞り皆様にとってロッド選びのご参考となれば幸いです。

 

アフターシーバス考察

先ず、シーバスの産卵期の話からになります。

産卵は全国的に大まかに見ると11月~3月と言われております。緯度・経度に日照時間と産卵に適した水温等、様々なファクターも絡めるとキリがありませんが・・・

 

先ず、群れにより第1陣・2陣と多少のズレがあるのは確かです。

産卵の早い群れは、12月下旬頃には産卵を終え、その頃には痩せて傷だらけのアフターの個体が見られる事もあります。一般的に多くは3月~5月にかけてで、その頃には沿岸ではホタルイカ・カタクチイワシ・コノシロ等といった地域により様々なベイトが接岸し、河川ではバチ抜けに稚鮎の遡上とイナッコ類もチラホラ混ざりだします。

要はベイトと共に産卵後の一旦深場に落ちた個体がまとまってショアラインに差してくる時期をアフター期と呼び、ベイトの接岸の時期と重なるため、アフター期のシーバスは産卵後の体力とコンディション回復の為に荒食いに入ります。

 

この特集をアップする4月~5月には水温に関しても上昇と安定といった好条件が重なり、更にコンディション回復後のウェイトの乗った個体も増えて本格的な春のアフターシーバス開幕となります。

シーバスマンなら誰しもが知るシーズナルパターンですが、細かくは地域によって変わることはご了承ください。

これから本題であるBallistick TZ NANO Spinning Modelシリーズ各モデルの使用感と特性をご紹介させて頂きます。

 

 

 

 

Ballistick 92ML TZ/NANO

 

 

現在のシリーズの中、最もライトで良く曲がるモデルが92ML/TZ NANO。

シチュエーションとしては河川のウェーディング・港湾部にマッチします。

 

春シーズン初期のアフターシーバスにおいては、バチ抜け時に橋脚明暗等を狙う5~12gの小型プラグやワームを使用するシチュエーションにマッチします。
そして、先ず特筆すべきはそのキャスト性能と高いルアー操作性です。

 

このクラスのルアーを使用する場合は扱いやすさで言えばブルーカレントシリーズといったライトロッドに分がありますが、ピンポイントでの精度を兼ねつつ快適なロングキャストで広く探りたい時や、周りのアングラーよりも遠くのポイントを狙いたい時は絶対に出てくるシチュエーションです。そんな時にこのしなやかに曲がってキャスト可能、かつ護岸や港湾で足元までキッチリとルアーを引いてこれる9ftクラスは必須です。

また、繊細なティップは低水温の中でも渋いバイトを弾かずに掛けきるしなやかさを持ち、バチ抜けやハク・イナッコ・稚鮎等の極小ベイト偏食時に小型ルアーを使用する場合にもロッドのしなやかさが要求され、バリスティックの現状のラインナップでは唯一対応できるのがこのモデルです。

勿論15~24gのミノー・シンペン・バイブレーションといったスタンダードなシーバスルアーを使用し、シーズンや状況問わずオールラウンドに使用する場面でも、このロッドの一番の魅力であり、YAMAGA Blanksの真骨頂と言える「曲げて獲る」という釣り味が楽しめ、ロッドを曲げこみ優しくいなしながら魚を寄せるスタイルには抜群の相性を発揮します。

高い追従性と曲がりの懐の深さにより、掛けた魚がスムーズに寄って来る「柔よく剛を制す」1本です。

 

 

Ballistick 86M TZ/NANO

 

 

 

ウェーディングでの取り回しと、ルアーの大小選ばない汎用性能、そして張りと操作レスポンス重視で攻めの釣りを展開できるのがこの86M/TZ NANO。

干潟・河川のウェーディングや港湾部での使用がおススメです。

春シーズンではカタクチイワシの接岸で1オンス前後のバイブレーション・鉄板・スピンテールを多用する場面において、8ftクラスを超える遠投性能を発揮しながら、ロッドの張りと復元力を生かして軽快におこなえるリフト&フォールはシリーズ中ナンバーワンです。

 

その他にもミノーのジャーキング、4~6月のイナッコベイトの時期における操作して食わせるトップウォーターゲームにもマッチします。もちろん、ウェーディングのナイトゲームでは流れを鮮明に読み解き、着水地点からルアーをターンさせるポイントまでを意識してトレースする展開も得意なモデルです。
デイゲームではテンポよくランガンで釣り歩き、ターゲットの大小サイズ問わず、魚の付き場を狙っていく「ピンポイントで掛けに行く」スタイルにも取り回しの良さを発揮します。
9ftクラスの遠投性能に7ftクラスの操作性を備えた攻めの1本です。

 

Ballistick 94M/TZ NANO


シリーズの中核的モデルであり、オーソドックスなチュエーションにマルチに対応できるオールラウンダーモデルがこの94M/TZ NANOです。

しなやかながらも適度な張りを持たせたティップが、流れの変化を敏感に手元に伝えてくれます。特にナイトゲームでのウェーディングゲームでは、高い遠投性能による竿抜けポイントの攻略が可能で、かつ遠くの流れの中でのミノーやシンキングペンシルの潮嚙み・抜け、ルアーがターンする瞬間などの引き抵抗の変化を確実に手元に伝えます。春といっても夜間はまだ冷え込むこの時期、94Mの高感度性能は掛けるまでのイメージを持ちやすく、軽さも相まり繰り返しのキャストでもモチベーションの維持に大きく貢献します。

手に取った感じでは張り強さを感じますが、ファイト時は豹変するかのようにベリーからティップに掛けての追従性を発揮し、首振りとエラ洗いに食いつきます。バットはしっかりとたわみ、魚の突っ込みを吸収しながら高い復元力で80cmを超えるランカークラスでも安心感を持って冷静に対処できます。NANOブランクの特性が色濃くでたモデルだと言えるでしょう。

 

 

Ballistick 96MMH/TZ NANO

 

ティップはMクラスでバットはMHクラスのパワーを持ち、幅広いルアーの駆使してランカークラスを獲る為のモデルです。ランカー仕様と言いつつも、パワーだけを追求したモデルではなく、ショートバイトに対応できる追従性とトルクフルな走りを受け止める粘り強さを持たせています。
ロッドの特性としては、前述の通りMクラスのティップで10g前後のルアーもストレスなく扱えつつ、MHクラスのバットに乗せるイメージでキャストすると20g~30gも振りぬけるのが特徴です。

春シーズンのシチュエーションとしては、地域性やエリアも限定されるかと思いますが、干満の潮位差が大きく、それに伴う強い流れの発生する河口や島々が点在する水道・海峡エリアでのイワシやコノシロを捕食する個体を狙う際に活躍します。

4月~5月になるとベイトをしっかり捕食し、体力とコンデションも回復した個体も増えてくる時期でもあります。ヒット後、流れに乗っても粘り強く曲がって対応し、大型特有の寄せてからの急な鋭い突っ込みにも柔軟に対応できるパワーを十分です。

大型のみならず50~60cmサイズもMクラスのベリーとティップが追従し、十分に引き味を楽しめるものこのモデルの特徴でもあります。

 

 

Ballistick 102MH/TZ NANO

 

Ballistickシリーズで最もハイパワーな10ftクラスであり、外海の荒磯・サーフでの遠投性能に真価を発揮するのが102MH/TZ NANOです。

春の外海に面したサーフや荒磯ではカタクチイワシを筆頭に様々なベイトが接岸し、シーバス以外にも様々なフィッシュイーター達も接岸してきます。

ミノーだけでなく、重量のある40gクラスのジグミノーやメタルジグを遠投したい時など、また青物が混ざる時にもオススメのモデルです。

 

 

 

最後に

 

以上、Ballistick TZ NANO Spinning Modelの各使用感を簡単に述べさせて頂きました。

身近なシーバスと言えど、各地域でそれぞれのシチュエーションやシーズナルパターンが存在しますので、何か一つでも当てはまり参考となれば幸いです。