STAFF BLOG
【物資支援のご報告】
この度は熊本地震被災地への物資支援へのご協力を賜り、誠にありがとうございました。
また、皆様へのご報告が遅くなりましたこと、心よりお詫び申し上げます。
皆様からお預かりしました支援物資は、被害が大きいにも関わらず、物資が行き届いていない地域3箇所へ届けてまいりました。
本日はそのご報告と被災地の状況をご報告させて頂きます。
■7月上旬
この日最初に向かった先は、布田川断層による影響を受けた“熊本県阿蘇郡西原村”。
仮設住宅も少しずつ建ち始めたものの、まだ多くの方が避難所生活を余儀なくされている地域です。
最初に小学校の体育館にお届けに上がりましたが、残念ながら避難所内での配布はできず、やむなく駐車場にて直接手渡しをして参りました。
最初に小学校の体育館にお届けに上がりましたが、残念ながら避難所内での配布はできず、やむなく駐車場にて直接手渡しをして参りました。
暑い毎日を体育館や学校の教室で過ごす皆さんは、着替えやウエットティッシュ、タオルなどとても喜んで手にされ、私達が帰る際には車が見えなくなるまで手を合わせていらっしゃいました。
次に向かった先は、 “阿蘇郡南阿蘇村”。
地震で地盤が緩んでいるところに、何日も続く大雨の影響で地滑りを起こし、家や職場を流された方々が多数いらっしゃる地域です。
地滑りを起こし、家の基礎までもが露出した状態。
橋は崩落。
オンラインマップにすら載っていない通行止めがいたるところにあり、進んでは引き返し、いくつもの渋滞を切り抜けなければならない状態でした。
現地へ着いたのが日暮れ寸前だったこともあり、物資の一部は、自ら被災しながらもボランティア活動を行っている地元の方に配って頂くこととなりました。
*************************************************************************
■8月上旬
外は35度を越える暑さのこの日、上益城郡御船町へ向かいました。
まず向かった先は、元御船町長のご自宅。
元御船町長は、自らも被災していながらも自宅に物資を集め、自宅の庭や納屋でテントを張って暮らされている周辺住民へ物資を配る活動を行っていらっしゃいます。
次に向かった先は、月に数度、被災者へ無料でお風呂を開放していらっしゃる温泉施設。
この日は熊本県法人会が主体となり、益城町総合体育館での避難生活を余儀なくされている方々をお招きし、お風呂やお食事で楽しいひと時を過ごしてもらおうというイベントの日でした。昼食後にダンスや福引を楽しまれた後、壇上で今回支援物資をお持ちした経緯をお話させていただきました。他に中古の洗濯機や冷蔵庫を持ち込まれた方もいらっしゃいました。
皆様からお預かりしていた物資は、一瞬にして必要とされている皆さんへと渡りました。しかし決して奪い合いにはならず、皆さん譲り合いながら、必要な物を必要なだけお持ち帰りになられました。
会場には小さなお子さんもいて、今回ご提供いただいた子供服も行き渡りました。
【皆様からの支援物資】
ユーザーの皆様をはじめ、中央漁具(大阪)、竹の皮屋(宮城)、ルアーショップマスオカ様(静岡)等、沢山の皆様にご協力いただきました。
今回たくさんの支援物資を送ってくださいました皆様はもちろんのこと、自ら被災者でありながらもその他の被災した方々を支援しておられる皆様にも本当に感謝の言葉もございません。
”本当にありがとうございます”
これからも皆様のお力を拝借しながら、我々もできる限りの支援を続けてまいる所存です。今後とも皆様のお力添えをいただけましたら幸いでございます。
(株)山鹿釣具
YAMAGA Blanks
スタッフ一同