REPORT
【太平洋離島】カンパチ BlueSniper 910H
大阪在住のEccentric style様より、BlueSniper910Hを使用しての釣果報告を頂きましたので、皆様にご紹介させていただきます。
2023年、太平洋離島遠征。
9時頃沖磯渡渉し、トップウォーターをメインに探っていく。大型カンパチの突っ込みを考えるとトップで掛けたほうが取れる確率は少しでも上がるだろうから。
しかし何もないまま時は過ぎ、昼丁度にジグをシャクっている仲間がボトム付近でフッキングと同時に瞬殺されていた。
それ以後もジグでは当たりがあり、トップウォーターは諦めジグの釣りに完全シフト。水深は50mくらいだろか、ブルスナ910Hで潮流を感じながらひたすらしゃくる。
夕方、イルカの群れが数10m先まで入ってきて通過していった。あくまで推測であるが、海中は撹拌し先ほどの状況はリセットされており、ベイトの動きひいてはカンパチの活性にも影響を与えているだろうと考える。
後背の地形から考えるに、ほぼ垂直岩盤の磯で100gのジグを遠投しカウント70着底からのしゃくり上げて、中層付近でベールフリーの着底を繰り返す。当て潮のため着底3回目にはかなり手前に流されており、そのまま垂直岩盤を舐めるようにワンピッチジャーク。
一瞬ジグを弾かれたと思ったものの2秒後に急激な重みが伝わった。ブルスナをギンバルに差し込み臨戦態勢完了。魚と正面でファイト出来るように磯の先端に立つ。
ドラグは8キロでジリジリと出されお決まりのように根ズレヒヤヒヤモードに突入する。ここで焦らずベールフリーを数回行い様子を伺う。先方の突っ込みが緩んだその一瞬を逃さず、一気に巻いて距離を詰める。スペーサーが見えた安堵感から強気なファイティング体制に移行。この時点で魚影の「眉毛」を確認した。ブルスナフルベンド状態ではあるがまだまだ粘ってくれる。
海面から顔を出してくれ!ロッドを少しでも立てられるように力を込め、相手の降参を祈る。それも束の間、足場の悪い先端でフルベンド状態でカンパチに突っ込まれ振り回される。距離は徐々に詰めていき、あとは仲間のギャフがけに託す。
おかげさまで、磯から記念すべき8キロのカンパチを取る事ができた。
【タックルデータ】
ロッド:ブルースナイパー910H
リール:ステラ14000PG(シマノ)
ルアー:ジガロ100gオリジナルカラー(パームス)
ラインシステム:メインラインPE5号、スペーサー10号、リーダーフロロ40号
Eccentric style様、この度はショアから8kgの立派なカンパチのキャッチ、誠におめでとうございます!!
良型のカンパチをショアからキャッチすることは容易ではありませんので、当日の海況にしっかりアジャストし、魚が掛かったあとも冷静なファイトでブルースナイパーのポテンシャルを最大限発揮していただいた結果だと思います。
まだまだ海には更なる大物も潜んでいると思いますので、サイズアップの釣果ご報告を期待しております。この度は誠にありがとうございました。