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【三重県】アカハタ&ブリ EARLY86MH for Rock

兵庫県にお住いのとっしー南西 様よりEARLY86MH for Rockを使用しての釣果レポートをいただきましたので、皆様にご紹介いたします。


相手に伝わる文章を書くのは難しい。
書き手の熱量はもちろん、論理構成やメッセージ性が重要である。
よってレポート作成する場合、構成やフレーズを思いついた時点で、少しづつ携帯にメモしておく。

今回の釣りもそうだった。
幸運にも初日に40アップを含むアカハタの良型を複数、釣ることができたのだ。
そこで、

「曲がるロッドはロックフィッシュには不向きとの声も多い。自分も最初はそう思っていた。しかしアーリー86mhを使って必ずしもそうでないことを知った。少なくとも曲がるから獲れなかったという記憶はほぼない。根に潜られるのは、ロッドの硬軟よりもフッキングのタイミングによるところが大きいのだ。」

そのような構成を頭繰りしていたが、翌朝、大いに目算が狂うことになる。
2日目の朝マズメ、地磯にて、アーリー86MHにPE1号、リーダー1ヒロで80cmのブリを釣りあげてしまったのだ、それも主導権を渡すことなく。
そうなると話はアーリー86MHのバットパワーや、ヒット後のファイトについて語るべきだろう。

論点が分散してはメッセージ性に欠けてしまう。
「このロッドはルアーウエイトの守備範囲が広く、繊細なアクションで大小さまざまなハタから、地磯でブリまで釣りあげることができる。」
これでは読者の心に響かないだろう。

相手に何かを伝えようとする場合、仕事でも遊びでも主要メッセージは1つに絞るべきなのだ。
1つに絞って、ようやく相手に伝わるかどうか、そういうものなのだ。
大事なことは2度でも3度でも伝える。言葉だけでなく背中で見せる。
そうしてやっと相手の心を動かすことができるのだ。

そこで今回の釣行では、ロッドについて多くを語るのはやめることとした。
1つ言えるのは今回、このロッドで5gのジグヘッドでのライトゲームも快適に楽しむことができたと同時に、40cm前後のアカハタ良型はもちろん、80cmブリまで主導権を渡さずに釣りあげることができた。
あとは実績(写真)をもって読者諸兄の評価に委ねたい。
また機会があれば、「曲がて獲るロッドはロックフィッシュゲームに向くのか?」や「アーリー86MHの秘めたるパワー」について語ろうと思う。

【ANGLER】
とっしー南西(@FISHING_TOSHI)

【TACKLE DATE】
ROD:EARLY86MH(ERY-86MH)
REEL:SW4000HG(SHIMANO)
LINE:ボーンラッシュ1号(YGK)
LEADER:フロロ25lb
LURE:
・ナッゾジグ(インクスレーベル)
・スワールテールシャッド4.8インチ(インクスレーベル)
・ジュラクロー3インチ(インクスレーベル)
・ドラゴンクローラー2.8インチ(インクスレーベル)
・ソルティーレッドペッパー(ティムコ)

《過去のレビュー》
尾鷲1 レポートは⇒こちらから
尾鷲2 レポートは⇒こちらから
奄美大島1 レポートは⇒こちらから
奄美大島2 レポートは⇒こちらから


とっしー南西様、いつも素晴らしい釣果レポートをいただきまして誠にありがとうございます。

40cmオーバーのアカハタもさることながら80cmクラスのブリのキャッチ、大変驚きました!
曲がり込んでから発揮するパワー。まさにこの言葉を体感していただけたのではないでしょうか。

良型の青物にも主導権を渡さず無事キャッチできたのも、ご購入いただいて1年を過ぎ、ロッドの特性を十分に理解されているとっしー南西様の経験と技量も大きかったのではないかと思います。今後とも是非ご使用いただき、EARLY86MH for Rockのさらなるポテンシャルを探っていただければ幸いです。

またの釣果ご報告やロッドのインプレッションをスタッフ一同楽しみお待ちしております。
この度は誠にありがとうございました。