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【新潟県】ディープタイラバ SeaWalk Tairubber 611D

ヤマガブランクスユーザーのケンシロウ様より、釣果レポートを頂きましたので、ご紹介させて頂きます。


2月15日のにいがたフィッシングショー2026に参加するため、前乗りで新潟へ。せっかくの遠征なので釣りがしたい。この日のために手に入れた SeaWalk Tairubber 611D を携えて、寺泊・みつ丸から冬の日本海ディープタイラバに挑みました。

611Dを手にした理由

ホームの東京湾でタイラバをする際は、SeaWalk Tairubber 72Sと キャスティングタイラバにSeaWalk Light Jigging 67UL の2本をメインで使っています。浅場から中深場まで、この2本があればほとんどの状況に対応できると思っていました。

試しにこの2本で200gのタングステンシンカーを背負ってみたところ、「これはキツい」と直感的に感じました。72Sも67ULも、どちらも柔らかく粘り強いロッドなのでおそらく使えなくはないが、200g以上のヘビーウェイトを長時間利用するのは身体への負担が大きい。寺泊延長便の釣行時間はおよそ7時間半、ディープ専用のSeaWalk Tairubber 611Dが必要でした。

実際に手に取った第一印象は、100〜250gというハイパワーなスペックに対して 「しっかり曲がる」ということ。もっと硬いロッドを想像していたが、ティップからベリーにかけてしなやかに入り込むがバットはしっかりしている。柔と剛を両立させた、ヤマガらしいハイパワーなタイラバロッドだと感じました。

タックルセッティング

ロッド:SeaWalk Tairubber 611D

リール:オシアコンクエスト 201PG

ライン:シーガー X8 PE 0.8号

リーダー:シーガー グランドマックスFX 4号

タイラバシンカー:タングステンシンカー 100g/150g/200g/250g/300g

ネクタイ:シマノ シングルカーリー&レスポンスカーリー(オレンジ/緑/赤/黒)

611Dの適合ルアーウェイト100〜250gに対し、今回は100g〜300gまでのタングステンシンカーを持ち込み、この一本の守備範囲を徹底的に検証する釣行としました。

朝7:30、寺泊沖へ出船

2月の寺泊、朝7:30。冬の日本海の冷たい空気を頬に感じながら、みつ丸に乗り込みます。ポイントまではおよそ30分、今回のメインターゲットは 甘鯛。泥底のボトムをタイラバでゆっくり探る、繊細かつパワーが求められる釣りです。

あとで判明しましたが、風と潮の流れが同じ方向で全くタイラバが流れない状況でした。70mラインなのに100gでもまっすぐ落ちていく、まさにバーチカル(垂直)な展開。甘鯛狙いであればむしろ好都合なコンディションでした。

早速オーバーウェイトでスタート

当日は 大潮の下げ、70mからスタート。底を取れないと釣りにならないので、手持ちで最も重い300gのタングステンシンカーを選択します。スタートの合図とともにタイラバを投下、300gのタングステンが一直線に落ちていく。70mの水深をものの十数秒で着底。「ドン」 という明確な着底を感じました。1呼吸おいてスローに巻いていきます。シンカーが泥底を離れ、ネクタイがゆらゆらとアクションを始めるのを手元で正確に感じ取ることができました。

611Dの粘り強いブランクスがリフティングをアシストしてくれるため、体への負担が驚くほど少ない。カーボン含有率88.1%という中弾性設計が生み出すトルクフルな復元力が、重いシンカーを巻き上げるたびに実感できます。

適合ウェイトは250gまでですが、しっかりしたバットパワーでリフティングしてくれるので300gのタングステンシンカーでもストレスなく釣りができました。611Dでもしっかりとした重量感、72Sで来なくて本当に良かったです。

 

ディープでも「乗せ」のタイラバ

しばらくやっているとアタリはあるが乗らない。原因はドラグ設定でした。

300gのヘビーウェイトを使うと、泥底からシンカーをリフトする際にドラグが出てしまう。それを嫌って最初はドラグをキツく締めていたが、これが乗らない原因だった。ドラグが締まりすぎていると、魚がネクタイを咥えた瞬間に違和感で吐き出してしまう。

そこでドラグを早巻きで少し出る程度まで緩めに変更。リフト時はスプールを指で押さえながら、611Dのバットにしっかり荷重を乗せてリフトすることで、ドラグを出さずに難なくシンカーを持ち上げられるようになりました。そこからスローに巻く。この修正がうまくハマりました

「コツ…コツ…」と小さく叩かれる前アタリ。611Dの柔軟なティップがこの繊細なシグナルを確かに拾い上げる。巻き速度を変えず、そのまま乗せていく。

次の瞬間——「ジジーッ」。ドラグが出た。真鯛です。

ロッドを動かさず、そのまま巻き続ける 「巻き合わせ」でフックを深く刺し込む。611Dの粘り強いベリーが魚の引きに追従しながら、じわじわとフックを貫通させていく。真鯛特有の首振りに対しても、611Dはしなやかに曲がり込んで衝撃を吸収。バラシの不安を感じることなく、安心してやり取りを楽しめました。

100g〜300gで使ってみる

ここで100gから300gまで、シンカー(全てタングステン)を入れ替えながら611Dの守備範囲を探ってみました。

100g——軽い。611Dのパワーに対して明らかにアンダーウェイトで、巻き上げはとても楽だが、その分感度が少し下がる印象。ボトムの情報解像度でいえば、このウェイトならSeaWalk Tairubber 70AT72S の方が上だと感じる。

150g——まだ軽いが、楽に巻ける。この辺りから611Dの スイートスポットに入ってくる感覚で、ロッドのトルクとシンカーの重量がかみ合い始める。

200g——ちょうどいい。ロッドの復元力がシンカーの重さと完全に調和して、巻き上げ時の負荷も高くない。一日中巻き続けても疲れない、611Dのベストマッチ。

250g——200gと同様に快適。適合ウェイト上限だが、負荷は高くない。611Dのパワーにはまだ余裕がある。

300g——少し重く感じるが、ストレスなく釣りはできる。長時間の釣行では腕に疲労が蓄積しそう。

結論として、611Dで最も使いやすいのは150g〜300gのレンジ。特に150〜250gが快適ゾーンであり、このウェイトを常用するアングラーにとって611Dは最高の選択肢となるでしょう。

 

まとめ

SeaWalk Tairubber 611Dは、「高負荷のストレスフリー化」という開発コンセプトを身をもって体感させてくれました。

適合ウェイト250gまでのスペックでありながら、300gのタングステンシンカーでもストレスなく釣りができる懐の深さ。200〜250gでは一日巻き続けても疲れない快適性。そして「しっかり曲がる」ブランクスが、真鯛の前アタリを拾い上げ、乗せのタイラバを完璧にサポートし、魚の突っ込みをしなやかに吸収してくれる。柔と剛の両立という言葉が、このロッドには本当によく似合う。

ディープタイラバにおいて「重い釣りを、軽やかに」。611Dはそれを実現してくれる一本でした。

 

タックルデータ、釣果など

ロッド:SeaWalk Tairubber 611D

リール:オシアコンクエスト 201PG

ライン:シーガー X8 PE 0.8号

リーダー:シーガー グランドマックスFX 4号

タイラバシンカー:タングステンシンカー 100g/150g/200g/250g/300g

ネクタイ:シマノ シングルカーリー&レスポンスカーリー(オレンジ/緑/赤/黒)

釣行日:2026年2月14日

時間帯:7:30〜15:30

場所:新潟県寺泊沖(みつ丸)

水深:60~70m

潮回り:大潮

天候:風と潮が同方向、バーチカル展開

釣果:ウッカリカサゴ×2、真鯛×1、ホウボウ×1、エソ×2

》SeaWalk Tairubber 611Dの詳細はこちらから


日頃より弊社製品をご愛顧賜り、誠にありがとうございます。
また、この度は素晴らしい釣果レポートをお寄せいただき、スタッフ一同、心より御礼申し上げます。

頂戴いたしましたレポートを拝読いたしました。
ヘビーウェイトのヘッドを使用される状況においても、高負荷時の負担や疲労感を軽減するため、曲がりの支点にこだわった調子として設計しておりますが、その性能をご体感いただき、快適にディープタイラバをお楽しみいただけているご様子を拝見し、大変嬉しく存じます。また、臨場感あふれるご釣行時の状況描写に加え、詳細なご使用感までお寄せいただき、誠にありがとうございます。
ご購入をご検討されている皆様にとりましても、大変参考になる素晴らしい内容でございました。

またの釣果レポートをスタッフ一同心より楽しみにお待ちしております。