REPORT
【三重・和歌山】 ロックフィッシュゲーム EARLY 86MH for Rock
兵庫県にお住いのとっしー南西 様よりEARLY86MH for Rockを使用しての釣果レポートをいただきましたので、皆様にご紹介いたします。
久しぶりに同社HP内のユーザーレポート(https://yamaga-blanks.com/report/)を拝見した。冬季の釣果報告は、同社に限らず軟調であるが、初春から徐々にレポート掲載数が増えるのが例年の傾向であり、同社のそれも例外ではない。
その中でEARLY86MHの新たなレポートが目に留まった
(https://yamaga-blanks.com/report/re-early86mh-hokke/)
拝読すると、非常に丁寧にレビューがなされており、その内容について私も全く同感で、頷くばかりであった。そのレポート中に「購入に際しては同社HP内のレポートが大変参考になった」旨のコメントがあるが、もし私の投稿レポートもその一助となっているのならば望外の喜びである。
それは同社に対する貢献といった内向きの理由ではなく、純粋に良いロッドと巡り会って欲しい、そして私のようにロッドとの出会いがきっかけで、より釣りを楽しめるようになって欲しいとの無垢な思いからである。
さて今年のGW。
例年、この時期は南西諸島(沖縄県の与那国島や石垣島、宮古島)に遠征しているが、今年は和歌山県(串本)~三重県(熊野・尾鷲)に釣行した。
本年は3月(旧暦の2月)に閏月があったことからもわかるように、暦の進みが1か月ほど遅い。紀東とはいえ、水温はまだ18℃前後(ただし熊野や尾鷲の海水温については暦よりも黒潮の影響が大きいと思う)
さらに月夜(満月)周りの、それも大潮ということで、苦手な潮回りだ。加えて直前の警報級の大雨や、釣行期間中は荒天のため本命ポイントには入れそうにない。
世間では「GW連休後半を除けば行楽日和」との評だが、私にはかなり苦手な状況下での釣行となった。
しかし結果として、巻きの釣りでオオモンハタ良型、ボトムの釣りでアカハタ良型を堪能。過去の投稿(※)から代り映えしない釣果であるが、私としては上記背景を考えると、上々だ。
なお愛竿アーリー86MHに関しては、過去のレポート(※)にて複数レビューしているため今回は省略するが、購入を検討されている方には、ぜひご覧いただきたい。
(そしてもし私のレビューがきっかけで購入に至ったり、好釣果に恵まれた際は、ぜひ同社レポートや私のSNSまでお知らせいただきたい!)
目下の関心は今夏、同社から発売予定の「YAMAGA Blanks 88 CHAIN」。
サブネームが「CHAIN」ということだから、驚くべきことにロッドネームが「YAMAGA Blanks 88」なのだ。ロッドに社名を冠していることから、社としての並々ならぬ意気込みを感じるのは決して私だけではないだろう。
HPでスペックや商品説明を拝見するに、アーリー86MHのようなバーサタイルテイストでロッドパワーを向上させたものをイメージしているが、どうなのだろうか。
いずれにせよ私には高嶺の花である。
さて、このアーリー86MHに出会ってから、港湾~地磯はもちろん沖縄や奄美のリーフエッジまで、ほぼこれ1本で釣りをするようになった。
この2年間、5gジグヘッド~40gのメタルジグまで、ライトゲーム~ロックフィッシュのランカーや地磯でブリまで、これ一本で対応することができたからだ。
8.6ftという長さをロケーションが許せば、私にとっては、これ一本で必要十分なのである。よって数十本あった手元のロッドをどんどん手放していっている。
このアーリー86MHを担いで、地磯では藪漕ぎ、急斜面の昇降、磯歩きを、度々おこなっているわけだが、これまで不注意によるガイドリングの破損経験が2度ある。
私は春~初夏、そして秋は、週替わりで、宮古島→三重県磯→与那国島→和歌山県磯→奄美大島、といったタイトなスケジュールになることもあり、ロッド破損時は特急で修理手配するか、別のロッドに頼らざるを得なかった。
2度に及ぶガイドリング割れ(しかも遠征直前の!)の経験から、ロッドの扱いには過敏なっており、釣行現場には常にカッターを携行。
ガイドが磯などに”カツンっ”とそれなりの衝突をした際は、念のためにと、カッターナイフの刃をガイドに通し、リングに割れがないことを確認して胸をなでおろしている始末だ。
そこで最後にご報告である。
私の数十年に及ぶ釣人生の中で、このたび初めて予備ロッドを購入した。
過去にロッドの破損により、同じロッドを買い直した経験は何度かある。
しかし、あらかじめ予備ロッドを購入し、2本体制にしたのは、このアーリー86MHが初めてだ。
【ANGLER】
とっしー南西(@FISHING_TOSHI)
【TACKLE DATE】
ROD:EARLY86MH(ERY-86MH)
※詳しいスペックは⇒こちらから
REEL:SW4000HG(SHIMANO)
LINE:ボーンラッシュ1号(YGK)
LEADER:フロロ25lb
LURE:
・ナッゾジグ 25g(インクスレーベル)
・スワールテールシャッド 4.8インチ(インクスレーベル)
・ジュラクロー 3インチ(インクスレーベル)
【過去の投稿レポート】
●尾鷲1➞こちらから
●尾鷲2➞こちらから
●尾鷲3➞こちらから
●尾鷲4➞こちらから
とっしー南西様、日頃より弊社製品をご愛顧いただき、誠にありがとうございます。
毎度、さすがの釣果でございます!!ここまで1本のロッドを気に入っていただき、使い込んでいただける姿を拝見できるのは、ロッドメーカーとしましては、大変嬉しい限りです。
今年も南西諸島へ遠征に行かれるのでしょうか?是非その際は2本体制となったEARLY86MHで楽しんでいただき、さらなるロッドのポテンシャルを引き出していただければ幸いです。
またのレポートを楽しみにお待ちしております!!