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新製品SeaWalk Light-Jiggingシリーズ ベイト解説編
6月~7月にリリースのSea Walk Light-Jiggingの解説です。
前回のスピニング編に続きまして、ベイト編をお届け致します。
ベイトモデルの立ち上げコンセプトはベイトタックルの持ち味でもある細やかな操作と感度を活かしたナチュラルなスイミングアクションを演出させるティップに、ベリーからバットにかけては張りを持たせ感度の面とフッキングの面でのレスポンスと、様々なシーンでの汎用性の求めタングステンジグ各種をメインに使用しテストして参りました。
各モデルの推奨Jigウェイトと水深はあくまでも快適な操作感を得られる値です。
それでは、各モデルの詳細についてご紹介いたします。
Light-Jigging B66L
Jig:40~80g Line PE 0.6~1.0号
水深20m~40mの近海におけるタングステンジグをメインとした、汎用性の高いベイトモデルのライトジギングロッドです。
操作性の面ではマイルドなティップでジグを飛ばさないスイミングアクションの演出しやすく、浅場でのタチウオジギング、ベイエリアのオフショアシーバスジギングにも向いた調子であり、張りのあるベリーとバットでフォールでのバイトの違和感や潮圧の変化を手元に伝えてくれる感度の恩恵で、ドテラ流しで水深のあるポイントでのタイラバゲームにもお勧めできます。
Light-Jigging B66ML
Jig:60~120g Line PE 0.6~1.2号
Light-Jigging ベイトシリーズで 水深30m~80m幅広い水深域におけるシーンをカバーする中核的なモデルです。
繊細なティップとバットパワーを併せ持つベイトタックルの利点を活かした感度と細かい操作性に優れております。
タングステンジグとの組み合わせで高いレスポンスのゲーム展開を実現し、66Lと同じく張りのあるベリーとバットから得られる感度の恩恵を活かし、タイラバゲームでは、100mを超える深場での使用や、浅場は掛けのスタイルを楽しめるモデルです。
Light-Jigging B65M
Jig:60~150g Line PE 0.8~1.5号
ベイトモデルシリーズにおいて、最もヘビーなモデル。ロッド全体の張りを強め、レングスも短くし曲がりの支点も他のベイトモデルに比べるとやや手前に設定されており、ジグの操作レスポンスにマニュアル感が強められております。
タングステンジグの使用感的には80g~150gまでと、それに応じ水深も100m前後とやや深場や潮の早いポイントをライトラインで狙うスタイルのゲーム展開や、青物のヒットが多い状況での使用がお勧めです。
各モデルの静荷重比較です。
おおよそのジグアクション時に於けるティップの入り方のイメージです。66Lと66MLのティップの柔らかさと65Mの張りの強さが分かり、使用感としても違いがあります。
ヒット時の500gドラグテンションでロッド角度30度あたりを仮定してのおおよその曲がりイメージです。
66Lと66MLのティップからベリーに掛けてのベンディングカーブの移行と、入り込んでからのバットの残りが分かります。66Mに関しては、ロッド全体の張りとテーパーの違いが見られます。
最後に、ヒット時の800gドラグテンションで、ロッド角度30度あたりを仮定してのおおよその曲がりイメージです。各モデルここまでロッドを立ててファイトすることは少ないと思いますが、曲がりこんでからのバットはしっかりと残ってます。リフト時の参考としてお伝えさせて頂きます。
以上、各モデルの説明とさせて頂きました。
近海オフショアジギングカテゴリーに於き、1ジャンルとして確立されて始めているライトジギング。今後もジグ等のタックル、シーズンや魚種を含め、更に広がりを見せるであろう釣りの一つでもあり、気軽にチャレンジし手軽な楽しみ方はもちろんの事、凝り出せば当然奥の深い釣りでもあります。最寄りの海域や様々なシーンに合わせて、Sea Walk Light-Jiggingシリーズを是非使い分けて頂ければと思います。
ベイトモデルの解説動画も近日中に弊社YouTubeチャンネルにてup致しますので乞うご期待下さい。