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フィールドスタッフレポート『ヒラスズキフィネスゲーム』BlueCurrentⅢ76Stream

YAMAGA Blanksフィールドスタッフの山河です!

今回は、ライトタックルで狙う堤防ヒラスズキを求めて天草へ行って参りました。

60~90㎜の比較的小型なルアーを使っての釣行となりましたので、ライトプラッギングゲームの魅力とロッドの使用感等、参考にしていただけましたら幸いです。

今回選択したロッドは、前回に引き続きBlueCurrentⅢ 76Streamです。

コンセプトと致しましては、プラッギングゲームに特化し様々なルアーを扱える汎用性の高いロッドとなっております。

今回、このロッドを選択した理由と致しましては、時化た日のナイトゲームで堤防内に差してくるヒラスズキがメインターゲットですので、目立った障害物が無いこと、事前情報では小型ルアーに好反応、且つアタリもショートバイトで喰いも浅いとのことでしたので、小型プラグの扱いが良好でバイトも繊細に拾いやすいこと、更に掛けた後もヒラスズキの激しいジャンプやエラ洗いを柔軟なブランクが吸収するので、出来る限りバラシを軽減したい点でもこちらのロッドを選択しました。


この日は雨後で少し濁りが入り、ベイトもちらほら確認できて時折ボイルが起こるといった状況です。

ポイントのシチュエーションとしましては、時化の波が外の防波堤で打ち消され、そのウネリが港内まで押し寄せてくることで発生する水流と常夜灯がリンクした明暗の境目をピンポイントでいかに上手く通せるかが鍵となるポイントです。

魚のレンジが少し上ずっているようでしたので、最初はフローティングミノーからはじめてみます。

ですが、長いことルアーをローテーションしたりレンジを変えたりトレースコースも上手く明暗を通せても中々魚からの反応が得られません。

それでも単発のボイルは度々確認できますので、魚が居るという事は間違いないです。

引き続きフローティングミノーでラインスラックを巻き取る程度のデッドスローで誘ってみます・・・

すると、カーンッと手元にアタリが伝わると同時に、ドラグが小気味よく出ます。
障害物が何もないので焦らずゆっくり魚をいなします。

ラインテンションだけは緩めず、走る時はバットで耐えて隙あらば巻くといった感じで徐々に間合いを詰めるイメージです。

そして、難なくランディング。
上がってきたのは65cmほどのコンディションの良いヒラスズキでした。

76Streamは水流の変化と小型プラグのアクションを繊細に捉えてくれて、魚の急な走りにも柔軟に追従してくれます。
それでも、いざという止めたい時はしっかり止めてくれるバットパワーも持ち合わせておりますので、ライトタックルならではの利点を最大限に活かして獲れた一本となりました。

その後、40〜60ほどを数本釣り上げ、この日は納竿としました。

今回の釣行の様に、ポイントの地形や、その日のベイトによって小さいルアーに反応が良いような状況など、ライトタックルが強いシチュエーションが存在するかと思います。

「ベイトが小さい」、「小型プラグを使用する」、「バイトが浅い」などの条件下にある場合はBlueCurrentⅢ 76Streamを試してみてはいかがでしょうか?

今回の釣行ではライトタックルならではのファイトだったり曲がりだったり、感度、繊細さなど、色んなメリット、そして可能性を感じられました。

今後も様々なターゲットをこの76Streamで狙ってみて、レポートを更新していきたいと思います!

タックルデータ

ロッド:Blue CurrentⅢ 76Stream
リール:ツインパワーXD C3000HG
ライン:PE0.6号
リーダー:3号
ルアー:60~90㎜の小型ミノー各種