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【2023年新製品】SeaWalk Cast-Jigging Swim&Skip 71ML / 73Mの2機種を徹底解説!!

2023年、2月に開催されたフィッシングショーで限定公開してから約半年。
ようやく皆様へSeaWalk Cast-Jigging Swim&Skipの全貌を公開することができました!!

しかしながら、シーウォークシリーズに新たに追加されるこの2機種は、

一体どんなロッドなのか?
どんな使い方ができるのか?

まだ不明な点も多いのではないでしょうか。
そんな疑問を少しでも減らせるように、解説ブログ第一弾としてシリーズ解説と機種の紹介に加えて、Swim&Skipに込めた意味もご説明できればと思います!!

INDEX ※色がついた部分をクリックすると見たい見出しに移動できます


SeaWalk Cast-Jigging Swim&Skipとは

まず、ヤマガブランクスには近海のライトオフショアゲームを楽しむシリーズとしてシーウォークシリーズがあります。

スーパーライトジギングからちょい投げにも対応するライトジギングモデルが6機種。
そして、2023年春にフルモデルチェンジしたタイラバモデルが4機種。
この2つのモデルで近海のライトオフショアゲームは、ある程度カバーできていました。

しかし近年はジグやプラグを使用した、近海のボートキャスティングゲームが盛り上がる中で、キャスティングを重視したシーウォークシリーズは、現状のラインナップにありませんでした。
そこで、新たに開発したSeaWalk Cast-Jigging Swim&Skipに以下の性能に拘りました。

シーウォーク・キャストジギングの独自特性

①キャスト性能
キャストジギングの名の通り、メタルジグやブレード付きジグ、ミノー等各種プラグ類をキャストして広範囲を効率良く探るために、誰でも楽に遠投することができるブランクを求めました。曲げ込みやすいブランクと長めに設定したグリップレングスにより、ヘビージグでも楽に遠投することが可能です。もちろんオーバーキャストのみならず、アンダーキャストでもそのグリップレングスは有効になりますので、大小様々なボートでアンダーキャストでも楽に飛距離を稼ぐことができます。※アンダーキャストに関しては動画でも解説しています➞こちらから

②リーリング性能
メインターゲットとなる、青物・サワラといった回遊魚のほか、根魚・マダイ・シーバス等の多様な魚種に対し、近年脚光を浴びているブレードゲームの使用も想定した設計となっております。このゲームでは必須となるブレード付きジグを高速リーリングするにあたり、しなやかに追従するティップとベリー部分がジグのブレやバタつきを押さえ、ナチュラルなスイミングアクションを実現すると共に、ショートバイトも弾かずスムーズなフッキングへ繋げます。

 

■Swim&Skipに込めた意味は

前述している通り、SeaWalk Cast-Jigging Swim&Skipは、キャストをメインとした広範囲&全レンジに潜む、全てのフィッシュイーターをターゲットに開発しています。

広範囲&全てのレンジを攻略するにあたり、線の誘いである「スイム」と、縦の誘いである「スキップ」

この2パターンの操作方法をターゲットやフィールドに合わせて、使い分けれるよう用意しました。※この2パターンに限定するわけではありません

●Swim(スイム)

まず一つ目がSwim(スイム)
その名の通り、メタルジグやシンペン、ミノーなど、巻きの操作でナチュラルな泳ぎを演出し、バイトを誘う釣り方です。
シンペンやミノーであれば、カツオなどの青物類からシーバス、シイラなどがメインターゲットとなり、メタルジグやブレード付きジグでは、前述したターゲットに加えて人気の高いサワラやボトムまで沈めることで、真鯛や青物まで狙うことが可能です。特にメタルジグを使用することにより、スイムは広範囲を効率よく探ることに適しています。

〔ターゲット〕
・青物(~10kgクラス)
・サワラ・サゴシ
・カツオ
・マダイ
・シーバス
・シイラ
・サクラマス

〔アクション例〕
・ブレードジグの速巻き
・シンペンのスイミングやスキッピング
・ミノーのただ巻き
・ジャカ巻きなど

●Skip(スキップ)

そして二つ目がSkip (スキップ)
なかなか聞きなれないワードかもしれませんが、主にボトムパンピングやワインドアクション、リフトアンドフォールなどの操作をスキップと呼んでいます。
スイムが広範囲を素早く探っていくのに対して、スキップはどちらかというとネチネチ系のじっくり攻めていくアクションになります。

シャローエリアをメインフィールドとして、アカハタ・オオモンハタ・キジハタなどのロックフィッシュからマゴチ・ヒラメなどフラットフィッシュをメインターゲットとしています。ロッド特性を活かして、軽快なアクションでボトムをメインに全レンジを丁寧に探ることができます!!

〔ターゲット〕
・アカハタ、オオモンハタ、キジハタなどのロックフィッシュ
・マゴチ
・ヒラメ
・マダイなど

〔アクション例〕
・ボトムパンピング
・ワインドアクション
・リフトアンドフォール


■機種別解説

●SeaWalk Cast-Jigging SS 71ML

〔SPEC〕
Lure: Cast Weight : オーバーキャストMax 40g (アンダーキャスト : Max 60g)
Line: Max PE 1.5
Joint:2pcs (逆並継)

〔こんな使い方で!! 〕
・ブレードゲーム(扱いやすい水深:~20m / 対応可能水深:~40mほどまで)
・マゴチ・ヒラメを狙ったフラットフィッシュゲーム
・バーチカルで狙う、ただ巻きメインのマダイジギングゲームなど

〔解説・特徴〕
71MLは、基本性能を高めたシリーズの基幹となるモデルです。
広範囲をキャストで探るための遠投性能を基本として、73Mに比べてティップからベリー部をしなやかな設計にしています。これにより、ジグを高速リーリングした場合でもティップのバタつきが少なく、ショートバイトも弾きません。
ヒット後はロッド全体で曲がることにより、サワラ・カツオ類を代表する急な魚の突っ込みに対してロッド全体で追従しますので、口切れやフックの伸びもカバーしてくれます。
これから近海のキャスティングゲームを始める方にはオススメしたいモデルで、近海ボートゲームの可能性を広げてくれる1本となっております。

●SeaWalk Cast-Jigging SS 73M

〔SPEC〕
Lure: Cast Weight : オーバーキャストMax 60g (アンダーキャスト : Max 80g)
Line: Max PE 2
Joint:2pcs (逆並継)

〔こんな使い方で!! 〕
・ブレードゲーム(深場対応可能)
・ロックフィッシュなどを狙うボトムワインドゲーム
・ボートから狙う海サクラキャスティングゲーム
・ボートからのリーフフィッシング

〔解説・特徴〕
73Mは、さらに広範囲と深いレンジを素早く探るための性能を求めました。
ロッドの張りを71MLよりも強めており、深場での使用感の向上やボトムをワインドアクションなどで攻める場合に操作レスポンスが良くなっています。
また、曲げ込んでからの粘りとパワーを上げていますので、青物が多い海域や不意の大物がヒットしてくる場合などでも、71MLより安心してご使用いただけると思います。
基本となるモデルは71MLですが、深場を攻めることが多い場合やパワーをお求めになる場合は、73Mをご選択ください。


さいごに

まず第一弾としてSeaWalk Cast-Jigging Swim&Skipを解説させていただきました。
実釣解説動画も公開しておりますので、映像でもロッドの使用感をご確認ください。

次回は、他のシーウォークとの使い分けやシチュエーション、シーズン別のオススメセッティング例などをご紹介できればと思います。
それでは次回のブログも楽しみにお待ちください!!

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