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SeaWalk Taijigging 611ML/75ML 第1部

福島県フィールドスタッフ ロッド説明

~タイジギング基本編~
ここでは、SeaWalk Taijigging 611ML/75MLのロッドテスト/モニタリングを通じ感じ得た、オフショアのタイジギングについて記述いたします。

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■タイジギングとは?
マダイがジグで釣れてくるシチュエーションと言えば、全国的には青物等狙いの際に偶々釣れてくる美味しい外道、としての存在でしかありませんでした。
マダイを狙うメソッドとしては「タイラバ」「一つテンヤ」「コマセマダイ」が一般的です。
しかしマダイをジグで釣る歴史は意外に古く、地域によってはかなり以前から確立されていた釣法です。昔は専門に狙う遊漁船がほとんどありませんでしたが、東北・北陸・北関東地方を中心に拡がりをみせ、ここ数年で新しいオフショアゲームとして定着してきたのがマダイ・ライトジギングゲームです。

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■主なフィールド
タイジギングに適したフィールドは、水深30m~100m程度で、イワシ等のベイトを捕食している時期であればどの地域でも成立する可能性のある釣法です。

 

■基本メソッド

釣り方としては、状況にもよりますが100g以下(主に40〜80g)のジグを使用し、基本的にはボトムまで落としたらシャクらず「タダ巻き」で誘います。アタリがあり、魚の活性が良い時は「即アワセ」、食いが渋い時は「少し食い込ませる間」を与えてから「しっかりアワセ」をいれます。ヒット後は魚の引きにあわせ、ファイト時のテンション抜けに注意しながら、ロッドのタメで浮かせるというシンプルな釣り方です。
アタリがあっても乗せきれなかった場合は、アタリがあったところから10m程リトリーブを継続し誘いますが、それでもアタリが無い時には、再度ボトムまで落とし巻き上げます。
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(画像:SeaWalk Taijigging 611MLにてフッキングした瞬間)

 

但し、マダイが甲殻類を捕食している場合、この釣り方でのジグへの反応は乏しくなる時がありますが、それはボトム付近での話しであり、中層から表層までに浮いて回遊性ベイトを捕食しているマダイが、ライトジギングでの格好のターゲットとなり、その場合40g前後(20〜60g)の比較的軽量なジグを使用し、チョイ投げして表層からのフォールや、リフト&フォールでバイトを誘発させたり、場合によってはボトムから少し巻き上げた後ステイさせ、潮の流れに任せ漂わせデッドベイトを演出させたりと、多彩な釣り方が求められる場合もあり、奥深いエキスパート好みのメソッドでもあります。
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(画像:SeaWalk Taijiging 75MLにてファイト中の画像)

ジグの動きとしては、リトリーブ時に水を捉えて「ヒラヒラ」と動くことがマダイへのアピールとして効果的と考えており、大きくダートしたり、キビキビと動き過ぎるのもには、マダイの反応はあまり良くないように感じています。

このマダイが好む「ヒラヒラ」した動きをオートマティックに演出し易いジグとして「左右非対称形状」のジグを使用しています。(※左右非対称形状ジグとは・・・片面が凸形状、もう一方の面は平(または凹)形状のもの)私は状況に応じて様々なジグを使用しますが、「TGベイト」「撃投ジグ」「タイメタル」等を主使用しています。また、水深があり潮流の速い場所では、比重が重くフォールスピードが速いタングステン素材のジグを使用する事が多くなります。タングステンジグのメリットは、一般的に販売されている他素材のジグと比較して、シルエットを小さくしてベイトサイズにジグサイズを合わせ易い点で、潮流が速い際にジグをマダイの捕食レ
ンジでヒラヒラと長い時間誘えるのも武器となります。

但し、潮流の緩い時など状況によって比重が軽くシルエットの大きいジグの方が食いが良いケースも多々あり、タングステン素材のジグが万能ではないことも付け加えておきます。マダイの好むジグカラーについては諸説ありまして、私がよく行くフィールドの山形県では「グリーン/ゴールド」が定番で安定した釣果をたたき出しています。

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青森県陸奥湾では「レッド/ゴールド」、宮城県仙台湾では「ブルー/ピンク/シルバー」等のように地域によって実績が高いカラー傾向があるようですが、これはベイト種・季節・時間帯・潮色・天気(太陽光の強弱)等々・・・様々な条件により変化すると考えています。ただ、私はどのフィールドにおいてもパイロットカラーとして「グリーン/ゴールド」を使用する事が多いのですが、同じ種類の同じ重さのジグのカラーチェンジ(ローテーション)だけではあまり釣果に差が無く、それよりも、ジグの種類や重さを変えて、ジグの動きやジグのシルエットに変化を与えた方が釣果に差が出るように感じています。

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今年の夏にマダイ狙いでキジハタが連発した時があり、その際同船者の方が釣られたキジハタが補食していたベイトが「小アジ」で、そのベイトサイズと同等のジグにばかり反応があり、同じ重さの一回りシルエットの大きいジグには反応が皆無だった事があり、マッチザベイトが大事と再認識した場面となりました。やはりどの釣りにも通ずる事ですが、適材適所の使用が効果的ということです。
その日のヒットジグを探し出し、パターンにハマった時は「自分で釣った感」があり嬉しさもひとしおです。次に、ボトムからの巻き上げ速度(リトリーブスピード)は、斜め45度程度の角度を保ちつつ巻き上げるのが良いと考えています。
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これは、マダイが捕食のためにジグを追うレンジが10m程度であるということから、出来る限りマダイの捕食レンジにジグをヒラヒラ動かしつつ留めたいという事と、ヤル気のある活性の高いマダイの居るレンジをいち早くつかみたいという、二つの理由からです。潮の速さや水深はポイント移動と時間経過により刻々と変わりますので、潮が止まっている時(潮流が緩い時)や、釣り座による制限(優劣)がある時には、出来る限り「キャスト」をして、ボトムからの巻き上げ時に角度をつけられるようにします。

このように「キャスト」を多用するという点で、この釣りにおいてスピニングモデルが有利であるという理由の一つでもあります。以上、タイジギング基本編として簡単に記述いたしましたが、このタイジギングを最大限に楽しむために、ヤマガブランクスが提案するタイジギングロッドとして具現化したものがSeaWalk Taijigging 611ML/75MLです。

第2部ではSeaWalk Taijigging 611ML/75MLの開発コンセプトと可能性について説明いたします。
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