STAFF BLOG
Mebius79Mを使用した、春の藻場ボートエギング
スタッフの藤川です。今回は、プライベート釣行でボートエギングに行って参りましたので、その模様をレポートさせて頂きます。
4月半ばを過ぎ、水温も少しづつ上昇してホンダワラやアマモ等の海藻類が繁茂し、この藻場に産卵を意識して集まってくるアオリイカを狙いに、今回はマイボートにて出船。
この日は大潮初日、午後からの上げ潮をメインで狙う為、昼頃に釣友達と合流、実釣開始。
釣友達は朝マズメに磯からのショア青物と、そのまま磯回りでのエギングというプランで釣行し青物は不発だったものの良型のアオリをキャッチしていた。
今シーズンは初釣行なので、もしかすると数もサイズもシャローに差してきているのでは無いか?と期待が膨らむ。
この日は水深4m~10mの水面まで伸びた藻の際や、小河川が絡む砂地のアマモのエリア。少し水深のあるポイントでは藻のトップを探るイメージ。
前シーズンに走り廻って見つけ、良い思いをしたポイントを軸に廻って見るものの、全く藻の生育具合が変わっており、また一から出直しといった状況。それはそれで、また探す楽しみが有るので良し。
前シーズンの良かった条件を照らし合わせひと流し目、直ぐに後輩で釣友のHにヒット!
およそ500g程のサイズ。(ブツ持ち写真はありません。)
ロッドは、屋久島遠征用に購入し朝から磯で使ってきてそのままのVarius 91M。長さの分ランディング時の取り回しは見てても悪そうだが飛距離に関しては当然よく飛び、広範囲を探れたのが良いのか?今日イチのヒット率。また、体格も良くズバ抜けた体力を持った彼は、このロングロッドを一日中振り回しても何も問題も無いようだ。
その後は暫く沈黙が続き、流すコースを変えるとようやくクワハラさんにヒット!
ボートエギング初挑戦で不安ながらもどうにかキャッチできたので、満面の笑顔。
(ロッドは他メーカー様)
3人共キャッチ出来、一安心したのも束の間、西風が吹き始め潮も大きいので早く、風と同じ方向。この時点でドテラ時の船速は、GPSの時速換算で2.8k/m~早い時で3.2k/m。ボートエギングの条件としてはとてもやりにくく、しかもシーアンカーを自宅に忘れてしまう始末。結果的に船を立てながら船速をできるだけ抑えアオリイカを探していく形となった。そんな条件でも今シーズンの新しい付き場を探しながらポツポツ拾っていくといった状況。
おそらく居るであろうスポットに船をアプローチさせ、その場の水深から抱くであろうレンジをイメージし、しっかりとエギを送ってやるとアオリイカから反応が帰ってくる。この釣りの一番楽しいと思う瞬間かもしれない。
その後も、それぞれにヒットが続いた。
夕マズメにはだいぶ風も落ち釣りやすい状況となり、Hがこの日の最大サイズをキャッチ!
(本人の要望で顔出しNG。ライフジャケットは腰巻きの物をレインウェアの下に着用しております。)
クワハラさんもキャッチしこの日は終了。
実釣は半日ながら数もそこそこに釣れ、また新しいポイントも発見出来、いい経験となった。今後は水温も上がり安定し、更に産卵を意識した個体が入り状況も上向きそうに感じた。
今回、使用したロッドは、ボートエギングというシチュエーションからの取り回しを考慮し、今年2月にリリースされたMebius 79Mを使用。
使用感としては、ロッドの反発が強く、キャストフィーリングもシャープでショートレングスながら飛距離も出しやすいロッドです。操作感は、張りと軽快さがあり、レスポンスが良く、どちらかと言うとマニュアル操作感が強いといった印象。
よって、この操作レスポンスを生かしてダートの得意な3.5号~4号のエギでしっかりと跳ねさせアピールし、活性の高い個体をテンポよく拾っていくスタイルにはとてもマッチしています。一方、低活性時等のエギを動かさない時や、あまりダートさせないタイプのエギに関しては多めのラインスラッグ+ドラグ調整とシャクリ幅や力加減で自分なりに心地よいエギの潮の噛み方を探していくのがとても面白いロッドだと感じました。
また、藻場でのボートエギングで使用するラインは、エギが巨大な藻の柱に絡んだ場合や藻の根っこの方に掛かった場合の回収率を上げるために、メインラインをPEの1号にリーダーは普段はフロロカーボン4号。今回は6号を半ヒロで、キャスト時にリーダーをガイドに巻き込まない長さで使用。リーダーが太いと見切られる事や、潮に取られすぎてフォール姿勢に影響が出て抱かない場合もあるかもしれませんが・・・。私の場合ですが、今の所は特に差が出るように感じたことはありません。
使用タックル
ロッド:Mebius 79M
リール:TP XD 3000HG
ライン:PE1号
リーダー:フロロカーボン6号
エギ: フィシュリーグ エギリーダートマックス4号・3.5号
デュエル EZ-Q 3.5号 3号・アオリーQ 藻場マスター3.5号
ヤマシタ エギ王Q 3号・3.5号