ヤマガブランクスフィールドスタッフの船津です。春イカが好調なので連日行っております。

ただ、今年は昨年に比べて少し難しい状況です。

あくまでボートエギングでの話ですが、難しい理由として、私の行ってるエリアではポイントによっては濁りが入っていたり藻の生え方が毎年違っててパターンを掴めば連発するのですが、掴めないとなかなか釣ることが難しいように感じます。

エギのカラー、フォール時間が重要

ポイントに入るとまず水の色を観察します。

その後に流れの方向、流れの有無、藻の生え具合を観察しエギのカラーを選択します。

それから風と潮の流れの状況に応じてフォール時間を調整します。

ラインが風や潮流の影響を受けるとフォールが遅くなっていると考えますのでフォール時間を長めにとっています。

アクションについては基本的には3回大きくしゃくって落とすのワンパターンです。ワンパターンで行うことによって感覚が染みつき、ちょっとした違いが分かりやすいからです。そのちょっと
した違いを感じながらポイントに応じて少し調整しながら釣りを組み立てています。

Calista 76ML / TJ

そんな中で私が愛用しているロッドがカリスタ76ML/TJ(テクニカルジャーク)です。

ショートレングスによる取り回しの良さと高感度が特徴でわずかな変化を感じることができ、1日しゃくっても疲れない、疲れないから最初から最後まで同じアクションが保てるからです。

3号エギも扱いやすく、4号もバットを利用してアクションしてあげれば、しっかりエギを動かすことができます。

ヒットしてからは、綺麗にロッド全体で曲がり、溜めて浮かすパワーがありますので、小型のイカもバラシにくく、大型もしっかり浮かせることが可能です。

良型が含む、8杯をキャッチ

釣行日は晴で風が2~3ｍと少し風があり波気もある状況でした。早朝から昼までの約6時間の釣行です。

最初に行ったワンドの藻場エリアは濁りが入っていて反応が良くなかったので潮通しのいいポイントに移動。そこは潮が澄んでいて流れがあるポイントだったのでフォール時間を少し長めにとってアクションすると、ズシッとイカ特有の何とも言えない感触がロッドを伝わってきました。

しっかりとロッドを立ててイカの引きを楽しんでからキャッチ!!

1.4キロの良型です!!

その後は別のワンドエリアに入るもののパッとしないため、別の潮通しのいいポイントに移動。そこで同じようにやってみると再びヒット!!

この日はワンドエリアが渋くて潮通しのいいポイントにいるイカが活性が高いようでしたので、潮通しのいいポイントを中心に組み立てていき8杯の釣果となりました。

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