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初夏のマルアジゲームを楽しむ!BlueCurrentで挑む北部九州ライトゲームレポート【FSレポート】
熊本県在住のフィールドスタッフ・板井氏より、釣果レポートが届きました!
皆さんはじめまして、ヤマガブランクス・フィールドスタッフの板井です。
今回は、【BlueCurrent】シリーズを使用したマルアジゲームの釣行レポートをお届けします。
マルアジ(アオアジ)はほぼ日本全国で見かけることができる魚です。私の住む九州、とくに北部九州では毎年6月頃になると、沖から沿岸部へ回遊が始まります。群れで接岸し、手軽に狙えるターゲットのため、磯場や漁港も釣り人で賑わいます。
体型はマアジに比べて丸みを帯び、体色が青みがかっているのが特徴です。
フィールドやベイトの動きに合わせて臨機応変に対応していくのがベストだと思います。
・メタルジグを使って広範囲を効率的に探る
・表層でベイトが追われていれば、プラグなどの巻きの釣りが有効
・反応がない場合は、ボトムワインドやジグ単でのスローな誘いも有効です
個人的には今回紹介するロッドや、お手持ちのライトタックルで魚の引きや竿の曲がりを最大限に楽しみながら釣ることをオススメします。
特に、BlueCurrentシリーズは美しい曲がりはもちろん、多様なルアーが各機種扱いやすくなっているため、その場に合わせたルアー選択が可能となっています。
今回の釣行では、ジグ単から小型のメタルジグやプラグまで幅広く対応可能な【BlueCurrent Ⅲ69】をメインで使用しました。
・柔軟なティップで軽快なルアー操作が可能
・ベリー〜バットには適度な張りがあり、マルアジの力強い引きにも対応
・特にプラグの操作性に優れ、移動距離を抑えたアクションも得意
上記のような特性があり、釣り方を限定することなくルアーチョイスできるのもこのロッドの魅力です。
また、エステル+ジグ単タックルとして以下の2機種も使用しました。
【BlueCurrent 53TZ】
【BlueCurrent 62TZ/NANO JH-Special】
さらに、メタルジグを遠投する釣り方では、シーバスロッドやエギングロッドでも代用可能ですが、今回使用したBlueCurrentシリーズでは“魚の引きと竿の曲がり”をダイレクトに感じられるのが魅力です。
▷ 夕マズメのジグ単ゲーム【BlueCurrent 53TZ】
6月上旬〜中旬、漁港内での釣行となります。このポイントではあまり遠投の必要がなく、足元から水深もあるため群れのいるレンジに合わせていく釣り方で釣果が得られました。
ポイントへの到着が遅れ、日も暮れかけている夕マズメ。セッティングを済ませていた【BlueCurrent 53TZ】を使い、エステル0.4号+ジグヘッド1.0gで探ってみます。
開始数投目で30cmオーバーのマルアジをキャッチ。既に生産の終了したロッドですが、軽量ジグ単の操作性が非常に良く、尺超えの魚体とのやりとりも全く問題ないパワーを持っています。
Tackle Data
ロッド:BlueCurrent 53TZ
リール:EXIST SF 2000SS-P
ライン:鯵の糸エステルワンモア0.4号
リーダー:フロロカーボン 4lb
ルアー:JH 1.0g + ワーム2.5inch
▷ 朝マズメの表層狙い【BlueCurrent Ⅲ69】
そして、次の日の朝マズメ。釣り人は自分以外おらず、風も無く水面も穏やかです。夜明けと共にベイトが港内へと回遊してきました。ライズは見られないものの、表層付近でベイトが捕食され、時折マルアジの魚体が水中でギラっと見えます。
Ⅲ69に PE0.4号+ジグヘッド2.5gで表層〜水深1mあたりを探るとヒット。
Tackle Data
ロッド:BlueCurrent Ⅲ69
リール:STELLA C2000S
ライン:PE 0.4号
リーダー:フロロカーボン5lb
ルアー:JH 2.5g + ワーム2.5inch
▷ 風がある日の小型メタルジグ&バイブレーション【BlueCurrent Ⅲ69】
翌週の朝マズメ。
この日は風があったため、【BlueCurrent Ⅲ69】で小型メタルジグやバイブレーションを使用しました。
少しティップが入りますが、ベリーからの張りを使いながらしっかりと乗せてヒットに持ち込むことが可能です。掛けてから取り込みや抜き上げ時もかなり暴れることがあるマルアジですが、ロッドが綺麗に曲がり込みテンションをかけ続けてくれるため、バラしも少なくなります。
Tackle Data
ロッド:BlueCurrent Ⅲ69
リール:STELLA C2000S
ライン:PE 0.4号
リーダー:フロロカーボン5lb
ルアー:鉄PANバイブ 5g、メタルジグ〜7g
また、この日はジグ単タックルとして、【BlueCurrent 62 TZ/NANO JH-Special】も使用しました。
ラインはエステル0.3号にジグヘッド2g/2.5インチのワームを使用。
風があるため、しなやかな使いやすいエステルライン、水をかみやすいリブ付きのワームを選択。適度な張りがあり、キャストやJH操作は軽快に行え、ヒットから抜き上げ時のパワーまで持ち合わせています。
Tackle Data
ロッド:BlueCurrent 62TZ/NANO JH-Special
リール:EXIST SF 2000SS-P
ライン:GOSEN アンサールミナシャイン0.3号
リーダー:フロロカーボン 4lb
ルアー:JH 2.0g +イージーシェイカー2.5inch
今回は、漁港内でベイトの動きも予想できたためこのようなタックルセッティングで釣果が得られました。北部九州だけでなく、回遊の始まっている地域、これから釣果の出始めるフィールドもあるかと思います。ベイトを追って活性の高い群れはルアーへのアタックも積極的です。
アングラー側の釣り方を狭めることなく、逆に広げてくれる【BlueCurrent】、各々の考えをタックルセッティングへ落とし込めます。
強烈な引きが魅力的なマルアジゲーム、ぜひ皆さんも楽しんでみてください!