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【フィールドスタッフレポート】ブルーカレントシリーズ×秋田県クロダイゲームのポテンシャル
秋田県在住のフィールドスタッフ天野氏より、釣行レポートを頂きましたのでご紹介いたします!!
皆さんこんにちは、フィールドスタッフの天野です。今回は、クロダイのルアーゲームについてのレポートになります。
近年、ポピュラーになってきたこの釣りですが、秋田ではまだまだ未開拓であり、あまり釣れるイメージが湧かないかもしれません。
しかし、今シーズン本腰を入れて取り組んでみた結果、フィールドのポテンシャルとしては申し分無いので、これから開拓していけば十分楽しめる釣り物だと手応えを感じました。
それでは、釣行の模様と合わせて振り返っていきたいと思います。
ポイント開拓
今年の夏はグーグルマップを頼りに、あちこち歩き回りました。いかにもクロダイが着きそうなシャローのゴロタ磯が、県内の沿岸部には点在しており、雰囲気は悪くないかな?という印象です。
手探りですので、最初は魚からの反応も少なく、手応えを得られない釣行も何回かありましたが、クロダイが着きそうな地形や要素が見えてくると、少しずつパターンをつかめるようになりました。
ベイトタックル×フリーリグで狙うクロダイゲーム
ゴロタ場と小規模な流れ込みが絡む場所でのヒットでした。やはり居る所には居るということで、広いエリアの中でも、そういった場所を見つけられるかがカギになったように思います。
このクロダイは、河川の河口部でウロウロしていた魚で、ややサイト気味なアプローチでヒットしてくれました。警戒心を与えないように、ルアーの着水点を離し、ラインを水面に付けないようにロッドを立ててアクションさせたのが功を奏したようです。
使用したタックルはこちら。
【ベイトタックル】
ロッド:ブルーカレントⅢ 78/B
リール:カルカッタコンクエストBFS HG
ラインレジンシェラー1号(山豊)+フロロリーダー12ポンド5ヒロ
ルアー:主にフリーリグ
繊細なティップセクションの78/Bはボトムの釣りにもマッチしますし、トップウォータープラグを細かく動かすのもやりやすい印象です。
近距離で、ある程度魚の付き場がしぼれている場合は、ベイトタックルのキャスト精度と手返しの良さが活きてきます。前記した二匹のクロダイも、この利点を活かしたアプローチによって口を使わせることができました。これは魚に余計なプレッシャーを与えないことが大きいのではないでしょうか。
また、プレッシャーを与えないアプローチとしては、魚との距離をとるというのも手です。つまり、遠投して狙うわけですが、点で喰わせるというよりは“線でサーチしていく”というイメージが当てはまるかもしれません。
この場合、飛距離が稼げるスピニングタックルが有利となり、ベイトタックルとは違ったアプローチが可能です。
スピニングタックルで広範囲を探る
広範囲をチェックする場合、ペンシルベイトのドッグウォークアクションでスピーディーに探っていきましたが、魚にプレッシャーが掛かってなければ、背びれを出してチェイスして、派手なバイトを見せます。これも距離をとったアプローチだからこそバイトに至ったのではないでしょうか。
【スピニングタックル】
ロッド:ブルーカレントIII 76Stream
リール:セルテートFCLT2500S
ライン:ボーンラッシュ タイラバカスタムPE 0.6号(XBRAID)+ナイロンリーダー14ポンド
ルアー:トップウォータプラグ等
ブルーカレントⅢ 76Streamは、パワーがあるので遠投がしやすく、細身でバランスが良いので、ロッドワークも軽快です。
速いアクションで出きらなければ、ポッパーで“間”をつくってやるとヒットすることも。やはり、ルアーのローテーションも大事になってきます。
ポッパーなのか、ペンシルなのか… はたまたトップなのか、ボトムなのか…
一魚種の中でもこの様な多彩な攻め方がある釣りですので、正解を探す過程がとても楽しいですね。
もうシーズンも終盤ですが、まだまだ新規開拓の可能性を秘めているこの釣りをやり込んで、また来シーズンにつなげていきたいと思います。
皆さんもスピニング&ベイトタックルのメリットを活かしたアプローチでクロダイのルアーゲーム、さらに言えば“ライトゲーム全般”を楽しんでみてはいかがでしょうか。秋田のフィールドで言えば、このタックルでキジハタ等のロックフィッシュを狙っても面白いと思います。
ブルーカレントシリーズは、細身で軽量でありながら、ルアーフィッシングの各基本動作(キャスト・アクションの入力・フッキング・ファイト)をしっかりと行える性能がつまっていますので、このロッドで“ルアーフィッシングの醍醐味”を味わって頂けたらと思います。
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