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【フィールドスタッフレポート】秋田県男鹿半島でのロックフィッシュゲーム / アーリーforロック93MH/B

秋田県在住のフィールドスタッフ天野さんより、アーリーforロック93MH/Bを使用しての秋田県男鹿半島ロックフィッシュゲームレポートを頂いておりますので、ご紹介します!!


皆さんこんにちは、フィールドスタッフの天野です。

全国的に暖かい日が続き、春を通り越して初夏のような陽気に、皆さんも釣りに繰り出したくてウズウズしているのではないでしょうか。

何かと忙しいこの時期ですが、先日時間ができたのでロックフィッシュを狙って釣行してきました。

今回はロックフィッシュ釣行のレポートをまとめましたので、メインで使用したロッドのアーリーforロック93MH/Bの使用感と合わせてお伝えしたいと思います。

[東北地方のロックフィッシュゲーム]  
春の訪れと共に、東北ではロックフィッシュのシーズンが始まります。

太平洋側の岩手県や宮城県の沿岸部を中心に人気の高い釣り物ですので、東北のロックフィッシュフィールドといえば、そちらのエリアをイメージされる方が多いのではないでしょうか。

しかし、ここ数年で日本海側のフィールドも開拓され、特に秋田県の男鹿半島においては、魚影の濃さもさることながら、起伏に富んだ海岸線が織りなすロケーションの良さも相まって、こちらのエリアに足を運ぶアングラーも年々多くなっています。

 

[ホームグラウンドとなる秋田県男鹿半島の魅力について]
男鹿半島のフィールドとしては、大きく分けて地磯と沖磯があり、地磯はポイントまで地続きですのでランガンして広く探れるのが魅力ですし、沖磯は渡船を利用しなければ行けないのでフィッシングプレッシャーが少なく、フレッシュな魚を狙えるのが魅力です。

場所によって水深も様々ですので、その時の魚の動きに合わせたポイント選択が重要になってきます。

 

【シーズン初期の攻略法】
今回の釣行ではシーズン初期ということで、水温の上がりやすいシャローのワンドを中心に攻めていきました。

沖磯は全体的に水深がありますので除外し、シャローからある程度ディープも絡む地磯をまわった方が、どこかで魚の動きをつかめるのではないかという考えでのエリア選択です。

その中でも根や地形の変化等があれば、そこに魚が着く可能性が高く、広いエリアを探るにしてもある程度目星をつけて釣りができます。

広大な地磯をダラダラ釣って行くと時間もかかりますし、釣り人の集中力が持ちません。いかに効率良く魚を探すことができるかが男鹿半島を攻略するポイントになると思います。

このような考えのもと、目視で確認できるシモリ根、海藻、磯際のえぐれ等にルアーを通していきます。

ボトムが取れなければ釣りにならないので、水深に合わせてシンカーの重さは調整しますが、あまり重すぎてもルアーの動きが早くなり過ぎてしまい、魚の活性が低い場合は追いきれなかったり、ショートバイトになってしまいがちです。このようなことも考慮してウエイトを決めていくと良いと思います。

ワームに関しては、広い地磯を効率良く探るにはスイミング主体で通して様子を見たほうが良いと思ったので、グラブやシャッドテール系のスイミングでアピール力の高い物を選択しました。

目星をつけた所にルアーを投入し、魚を誘うと同時にルアーがボトムにコンタクトした感触を感じながら地形の把握に務める、これを繰り返していきます。

 

【アーリー・フォー・ロック93MH/B】
今回使用したロッドはアーリー・フォー・ロック93MH/Bです。

このロッドの特徴はバットパワーはかなり強いのですが、適度にしなやかなティップからベリーセクションのおかげで、このようなスイミング主体の釣り方にも対応しやすい印象を受けました。

また、根ズレ対策でリーダーを3ヒロ程度とりましたが、ガイド径が小さくは無いので、キャスト時に結び目を巻き込んでも抜けが良く、ライントラブルを気にすることなくキャストができます。ロングキャストして広範囲を探る釣りにもマッチしそうです。

タックルの性能を発揮させ、広いフィールドから魚を探して行くと、ついに待望の反応がありました。目で見えるか見えないかの沈み根の際を通すとヒット。

なかなかの重量感ですが、ロッドのパワーとしなやかさのおかげで魚をスムーズに寄せることができます。

ヒットしたのは40アップのアイナメでしたが、まだまだロッドに余裕がある感じで、安心してファイトができました。

40UPの良型アイナメだが、まだまだロッドパワーには余裕がある。

この魚をきっかけに同じような条件の場所を釣って行くと、またアイナメを追加、再現性のある釣り方でしたので、してやったりといったところです。

さらに釣り進んで行ったところ磯際でバイトがありましたが乗らず…

次のキャストでバイトがあった所でフォールを入れると着底同時にヒット。うまくリカバリーでき、またもやしてやったり!

狙い通りのポイントで、またまたしてやったりな一本!

 

このような感じで短時間の釣行でしたが、結果3本のアイナメをキャッチすることができました。

エリア選択やタックルのセッティングもハマり、この日のパターンをうまくつかめたので、再現性のある釣りができたと思います。

まだまだシーズンは走りですので、この先水温の上昇と共に魚の動きも活発になり、好調なエリアや釣り方の幅も広がってくるでしょう。

その時々のパターンをつかんで釣果に繋げていくのが、この釣りの面白いところです。

アーリーforロック93MH/Bは、一本で地磯・沖磯問わず活躍してくれるロッドですので、皆さんもこちらのロッドでロックフィッシュゲームの醍醐味を感じていただけたらと思います。

 

【タックルデータ】

ロッド ヤマガブランクス アーリーforロック93MH/B
ロッドの詳細はコチラ
リール シマノ カルカッタコンクエスト200HG
ライン 山豊 レジンシェラー2号+リーダーフロロ16ポンド3ヒロ程度
ルアー エコギアロックマックス4インチ(三陸リアスレッド)、ケイテックスイングインパクト3インチ(チャートバック)
フック デコイkgフック1、 1/0
シンカー ササメ ビーンズtg 14g、17g