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Calista82M 天草エギング
ボウズ記録更新中のT岡です。
みなさん、今年の春イカシーズンいかがですか??
私の周りでは、当たり年だ!と言う声をちらほら聞きますが…
個人的には修行の年といった感じです。
今回どうにか春らしいイカを釣ることができたので、Calista82Mの個人的な使用感を交えながらレポートさせていただきます。
5月29日 中潮
春イカシーズンも終盤を迎え、連敗中の私はどうすれば一杯を釣ることができるのか。
そんなことを考えながら単独天草へ向かいました。
普段は、実績のあるポイントやGoogle Mapを参考にランガンするタイプなんですが
今回は腹をくくり、一杯釣るまで回遊待ちすることにしました。
午後8時
私の知る限りでは、かなり潮通しの良い港に入りました。
あいにくの曇り空で月は隠れ、釣り慣れていない港と回遊待ちスタイルに不安になりながらも釣り開始。
正面にキャストしてもエギが左から返ってくる。
開始30分で、すでに移動したくなりましたがグッと我慢。
エギのカラーを変えながらひたすら扇状にキャストを続ける。
ナイトゲームなので赤テープを中心に使いますが、布のカラーを変えたり紫や金テープなどこまめにカラーチェンジしながら、シャクリもワンパターンにならないよう心がけていました。
イカに見切られないようにという建前の裏には、自分が飽きないようにという本音があるのはここだけの話です。
2時間が経過したころで、相変わらずエギは左から返ってくるがボトムから3シャクリまでの潮の重みに違和感を感じる。
この潮の層からエギを出さないためにスラックジャークとショートピッチジャークを組み合わせ、フォールもテンションフォールをメインに時折フリーで送り込んだりと、自分の引き出し全開で丁寧に誘うことにしました。
グッッ
数週間ぶりの生命反応。
まだ潮は効いている。
気を取り直してボトムを探る。
コンッ
1580g
久しぶりのキロアップに震えました。
群れではなかったのか連発はせず。
その後、仮眠をとり朝マズメにポイント移動しシャクルもノーバイトで終了。
Calista82Mの使用感について
潮流場でしっかりエギを動かせて、キロアップ、2キロアップでも素早く浮かせることができるパワーを持ちながらも、小さなアタリを手元で感じることができる高感度性と、Mクラスとは思えないライトな使用感。
取り回しの良い82のレングスは磯やボートでも活躍してくれます。
ロッドを一本だけしか持って行けない状況なら、オールマイティな82Mをオススメします。
今回の釣行でも、僅かな潮流の変化や小さなアタリをとり、少ないチャンスを掴むことができたのは、「飛距離」「感度」「操作性」どれを取っても優等生な82Mのお陰といっても過言ではありません。
L、MLクラスとの比較
一言で表すのならば「パワー」
イカを素早く浮かせるのはもちろんですが、遠投したときや払い出す潮に乗せてエギを送り込んだとき、ラインの角度が水平に近くなるほど力は伝わりづらくなります。
そのような状況でもしっかりエギを動かし、横抱きしてくるデカイカにもしっかりフッキングすることが可能です。
一般的な3.5号のエギだと20g前後ですが、エギ王Kやエメラルダス ステイなど少し重めのエギや、4号エギ、ショアからティップラン専用のエギを使う場合はMクラスロッドのほうが快適に扱えると思います。
ビシバシシャクって、イカに主導権を渡すことなく、どんな状況でも快適にエギングしたい。
そんな攻めのエギンガーにこそCalista82Mはオススメの一本です。
使用タックル
ロッド:Calista82M
リール:20ルビアスFC LT2500S
ライン:PE0.6号
リーダー:フロロカーボン2.5号
エギ:カンジインターナショナル クリックス プロスペック3.5寸
エメラルダス フォール 3.5号