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フィールドスタッフレポート【パワーベイトフィネスでメバルゲーム!!】 BlueCurrentⅢ 82/B

こんにちは、フィールドスタッフの舛田です。
今回は、BlueCurrentⅢ82/Bを使用し、熊本県天草エリアのメバルゲームに行って参りましたので、ロッドの使用感を含めてご紹介いたします。

ブルカレⅢ発売当初より潮流場のアジ、メバル攻略で使用してみたいと思っていたこの番手。
昨年の冬にお借りし、まずはキャロでのアジングに挑むもののベイトの入りが悪く納得サイズは手にできず…。2月後半〜3月頭にかけてメバル狙いで使用してきました。

流れの効く磯場で10g前後のキャロに軽めのジグヘッドを使用し、ボトム付近の良型を狙います。
キャスト後、仕掛けを流れに馴染ませながら沈めていき、流速に合わせてラインを送り出し、ボトム付近をゆっくり流します。ベイトは親指のサミングで送り込みながらピッチを調整できるため、スピニングのように無駄な糸ふけが出にくく、アタリを拾える時間が長く取れるのもメリットです。
流されすぎて上ずったり、流れずにボトムを叩きすぎるとアタリは出にくく、ボトムに沿って程よく流れた時にコンっと反応が出ることが多く感じます。

まずは小型を数匹キャッチ。
アタリを待つ間、ティップは非常に繊細で柔軟に入り込むため、適度なラインテンションを維持できますので、送り込んだ先での感度も良好です!

そして、緩かった流れが若干早まった瞬間、クンッと小さいバイト。グングンと重みのある引きで楽しませてくれたのは28cmの良型でした!嬉しさとかっこいいメバルの姿にしばしの撮影タイム!

体高もあり、トルクフルな走りでしたが、82Bはベイトタックルならではの巻きの強さとバットの強さもあって、寄せるパワーは十分です。スピニングよりも落ちついたやり取りが出来ている感じがします。
問題はこの手前のかけ上がりに生えたウィードエリア。良型になると最後まで潜ろうとするため絡む確率も上がりますが、このロッドの支点の高さとリフトパワーでコントロールすることで、少しでも回避することが可能です。万が一絡んでもラインがわりと太めなので、テンションを掛けるとウィードが切れてくれます。

その後、26cmを1匹追加し、この日は満足して納竿としました。

厳冬期の影響か渋い日も多い状況でしたが、今後、水温上昇とともに小型ベイトが増え始めるにつれ、厳冬期に多いアミパターン等と違った反応が得られることを楽しみに、また通ってみたいと思います。

使用したキャロとジグヘッド。Mキャロの6〜11gをメインに使用。ジグヘッドは太軸の0.3〜0.8gを使用しています。

主な使用ワーム。

【TACKLE】
Rod:BlueCurrentⅢ 82/B (YAMAGA Blanks)
Reel:16 ALDEBARAN BFS (SHIMANO)
Line:WX8 0.6号 (YGK)
Leader:PE結束部2号(フロロ)/ジグヘッド側1.5〜1.75号(フロロ)

今回使用したブルカレ82ベイト。まず推したいところは、“絶妙な先調子”という点です。ティップはしなやかですが、すぐ下のベリー部からすぐに張りを感じ始めます。これは遠投先でも操作にもたつきがなく、好感度にも影響している部分だと思います。更にキャストにおいてはベリーの反発で軽く飛ばすことができ、フィーリングはブレもなくシャープです。

今回はキャロを使用しましたが、プラッギングから磯やゴロタ浜など飛距離が必要なエリアでの重量級フロートリグまで十分に使用できるキャパの広さを持っています。これから季節が進めばトップチヌやライトロックフィッシュでも扱いやすそうです!!
パワーベイトフィネス?的な位置付けがぴったりに感じるこのブルカレⅢ82/B。機能的である上に、とにかく使ってて気持ちいいし、楽しいモデルでした。持った感触でも分かると思いますので、皆さんもぜひ店頭で手にとってみてください!!