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Battlewhip TR 63/N(No-Look)について

先日ご紹介させて頂いた、BattlewhipTR 73/S(Shallow)に続きまして、

今回はよりシビアな状況下で真価を発揮する。63/N(No-Look)について

ご紹介させて頂きたいと思います。

 

 

この63/Nはシリーズの中でも最も「感度」に特化したモデルであると言えます。

ティップランエギングのメインシーズンは、大半が冬季と言う事もあり、

北寄りの季節風が吹き付けるタイミングが非常に多いことが懸念されます。

その為、強風の悪条件下や低水温といった、アングラー側にとっては非常に不利な

状況での釣りが余儀なくされることも多くなり、アタリの出方が小さくなり

折角のチャンスを逃してしまう事も少なくありません。

 

 

その数少ないチャンスを、しっかりとモノにするには、極小のアタリをもしっかりと拾う

「目感度」を更にサポートする為の、研ぎ澄まさされた「手感度」が求められる

シチュエーションも多くなります。

 

そこで開発されたのがこの「63/N(No-Look)」です。

「No-Look」とはティップを見ずとも手に伝わってくる感度のみでアタリを感じ取り、

そして掛けていくという、YAMAGA Blanksの得意分野であるコンセプトを持つ

ライトゲームの要素を多く取り入れ、アジング同様に繊細なアタリを感度で掛けるモデルと言えます。

 

 

開発に際して、エギの動から静へのシームレスでかつ瞬間的な操作性と安定性に重点を置き、季節風の中で

チョッピーな風波の中でも本アタリをしっかりと捉える高い目感度を求めつつ、極限まで手感度も高めて

掛けのレスポンスを追求しました。

特に30g~60gのウェイトを扱う際の感度を磨き上げ、同時にショートレングス化する事により、

アクション時の「ブレ」を如何に軽減し、アクションと止めのレスポンスを向上させるかを考え、

実釣テストを繰り返しました。

 

 

 

目指す調子に到達する為に、ひたすら実釣を繰り返し、データを集めブランク改良。

サンプルを組み立て直し、そしてまた実釣へ。

このサイクルを繰り返し、微調整を加えながら少しづつ理想形へと近づけ、

最終的にこのBattlewhipTRシリーズのメイン機種として、自信を持ってオススメできる

高感度・高レスポンスタイプのモデルが完成しました。

ティップランという繊細なゲームの醍醐味と、YAMAGA Blanksらしさを

存分に堪能できるモデルとして、おススメの1本に仕上がりました。

プレッシャーが高くシビアな状況下、また強風で思い通りにならない

過酷な環境において、狙い通りに獲れた1杯の価値は、ほかに類を見ないほど高い釣りでもあります。

そのようなゲームだけに、ブランク屋として非常にチャレンジし甲斐があったのは事実です。

他の2機種同様、数々のテスト&エラーを繰り返し開発されたこの63/N。

自信を持ってオススメできる1本です。