STAFF BLOG

HOME » STAFF BLOG » YBスタッフレポート » Ballistick 73ML TZ/NANOでの、ボートシーバスゲーム!

Ballistick 73ML TZ/NANOでの、ボートシーバスゲーム!

さて、今回は干満差が4m以上にもなる有明海北部へボートシーバスゲームに行ってまいりましたので、レポートさせていただきます。

釣行日は6月9日(土)、場所は、小型のシーバスがメインになるものの数釣を楽しむことができ、もちろん大型のシーバス・ヒラメも混じる場所で、時期的にはベイトが多く入る秋頃がベストシーズンなのらしいですが、今回は調査も兼ねてこの時期にスタッフ藤川のガイドのもと行ってまいりました。

私は始めての場所で、特徴は底が目視で確認できる程のかなり浅場。水深は深いところでも5m程でした。写真は満潮時ですが、干潮時は陸地が表れるほどの干満差が見られます。

この日は若潮であったものの流れは強烈で、あっという間にボートは流されてしまいます。

 

ベイトはトウゴロイワシやイナッコがメインになっていて、時折水面を跳ねている状況でした。

朝一は沖にある水深5mから一気に駆け上がっているブレイクラインの際を狙ってキャストしていきます。

私は、Ballistick 73ML TZ/NANOでバイブレーション巻いていきます。するといきなりゴン!というアタリ!

サイズはそれほど大きくないものの力強い引きとエラ洗いで対抗してきます。心地よい引きを楽しんでいると・・・ランディング直前にフックアウト。

気を取り直し場所を移動します。

次はストラクチャー撃ち。

冬季にかけて、海苔の養殖が盛んに行われており、流れてくるゴミを避けるための竹が数多く刺さっています。その際にはシーバスがよく付いているということで、竹の際付近を重点的に探っていきます。

ストラクチャー撃ちはキャスト精度が求められるますが、Ballistick 73ML TZ/NANO抜群のアキュラシー性能はキャストが下手な私でもピンポイントキャストを可能にしてくれるロッドです。

しかし、この日はほとんどストラクチャーに魚が付いておらず、藤川がダツを掛けたくらいでシーバスの反応を得ることができませんでした。

 

多くのポイントを回った上で、唯一シーバスからの反応がありベイトも多かった、朝一のブレイクライン付近をメインにボートを流していく作戦へ。

ベイトがかなり小さいこともあり、小型のミノーでトゥイッチを入れながら巻いていくと私にヒット。

朝一フックアウトとしてしまった反省を生かし、フッキングを力強く決め、ようやくランディングに成功しました。

もちろん入れ食い状態のようなたくさん釣れる状況も嬉しいですが、この日のようになかなか反応が得られない中手にした1本はまた違った嬉しさがあります。

小型ながらもとても嬉しい一本でした。

この調子でもう一本といきたいところですが、なかなかこの日は連続ヒットとはいきません。

しかし、不意のバイトがあるため集中力を切らさないように巻いていきます。

私は小型のバイブレーションに変更し、軽くトゥイッチを入れながら巻いていくと・・・アクションを入れた直後にヒット。確かな重量感からサイズアップかと思いましたが、エラ洗いをしてきません。

浮かせて来ると、うれしい外道のヒラメでした。まだまだBallistick 73ML TZ/NANOのパワーには余裕がありますね。

時間は正午を過ぎ、最干潮を迎えブレイクラインのトップは姿を見せています。

操船や写真撮影等、釣り以外も忙しい中でここまでヒットのない藤川でしたが、ルアーローテーションを繰り返しようやくヒット。

サイズはこの日のアベレージサイズでしたが、貴重な一本。

 

ロッドはメンバーズ限定にはなりますが、BlueCurrent ShallowSniper 610/TZ。

特徴としては、オール40t(引張強度)の超高弾性カーボンシートのみで巻き上げた高反発かつ高感度かつなブランク。

僅かなバイトも逃さず鋭く決まるフッキングはボートシーバスはもちろんウェーディング時における繊細な感度が求められる状況でも、高い性能を発揮します。

これから始まるトップチニングにも最適なロッドとなっています。

 

 

 

ここから私がさらに一本追加し、河口付近へポイント開拓に向かいます。

その場所では、何度かアタリはあるもののフッキングまでは至らずトップチニングを試みるも、まだ時期が早かったのか・・・一回パシャとでるのみ。これからチヌのトップゲームも楽しみな季節になってきますね!

ポイント開拓も多少の成果はあり、次回に期待が持てます。また秋のハイシーズンにも行ってみたいと思います。

 

 

私は終始Ballistick 73ML TZ/NANOを使用しましたが、小場所やボートからのピン撃ちなど、キャスト精度が求められる状況においては最適なロッドで、ナノアロイ®テクノロジーを採用したブランクは細身ながらもランカークラスのシーバスにも対応できるパワーも持っています。

また、その反発力とショートレングスを生かしてジャーク等のアクションも付けやすく、トップチニングにも最適になっています!

諸事情により4000番クラスのリールを使用しましたが、本来であればシマノ3000番・ダイワ2500番クラスがバランス的にはオススメです。

 

一日を通してキャッチした魚は少なかったものの、満足のいく釣行となりました!

 

 

【加来使用タックル】

ロッド:Ballistick 73ML TZ/NANO
リール:ステラ4000MHG(シマノ)
ライン:PE1号
リーダー:フロロカーボン4号
ルアー:モアザンミニエント・グルービン・ソラリア(ダイワ)、ザブラフェイキードッグDS(ジップベイツ)、K-太(ima)

【藤川使用タックル】

ロッド:BlueCurrent ShallowSniper 610/TZ
リール:ストラディック3000MHG(シマノ)
ライン:PE1号
リーダー:フロロカーボン4号
ルアー:ZBLスライドスイムミノー、ZBLシャッド70SS、ZBLシステムミノー9Fタイダル(ジップベイツ)、タイドミノー75スプリント(DUO)