STAFF BLOG
【2023新製品】シーウォークタイラバシリーズ~徹底解説~
2023年春発売の「SeaWalk Tairubber(シーウォークタイラバ)4機種」をご紹介します。
このブログでご紹介したいポイントは3つ
③釣りの幅を広げる組合せ
※色がついた部分をクリックすると見たい見出しに移動できます
【4つのスタイルに分かれたコンセプト徹底解説】
新しく生まれ変わった4機種は、全く新しい設計とコンセプト(スタイルや状況)により構成されています。
AT~オートマチック~
タイラバを巻き続けるだけで自動的にフッキングさせる乗せスタイル
D~ディープ~
100mを超える深場や海峡、瀬戸などの複雑な潮流場を攻略するスタイル
S~センシティブ~
小さなアタリを繊細に絡めとるゲーム性を高めたスタイル
F~ファスト~
バイトを自分のタイミングで素早く速掛けし攻めるスタイル
※色がついた部分をクリックすると見たい見出しに移動できます
【海域やスタイルに合わせたモデル探し】
SeaWalk Tairubber 70AT(オートマチック)
タイラバを巻き続けるだけで自動的にフッキングさせる乗せスタイル
Lure: 60~150g (Tairubber)
Line: PE 0.6~1
*スパイラルガイド仕様
推奨水深目安:水深30~100m程度 (潮流など各種条件による)
適合リール目安:D社 100~200 / S社 100~300
その他、詳細スペックはこちらから
・掛けたらバラしたくない!!
・幅広い水深とタイラバのウェイトを1本でカバーしたい!
・小型マダイでもロッドを曲げて楽しみながら、大型マダイも安心したやり取りがしたい!
・タイラバゲームの基本とも言える “乗せ調子”を存分に楽しみたい!
乗せタイラバの基本となる「タイラバをただ巻くだけ」で“オートマチック”にフッキングするための基本性能と幅広い状況をカバーできる汎用性の高さを練り上げたのがこの70ATです。
小さなアタリに対して出来る限り違和感を与えずにフッキングへ持ち込むためのティップからベリーの追従性を重視しながらも、水深100m前後において150gのタイラバを使用時、負荷が掛かった状態からでもティップが入りっぱなしではなく、アタリに対して更に追随するティップとベリーの“入りしろ”を大きく確保しました。
更に、バット部に“硬さ”を持たせることにより「巻くだけでオートマチックにフッキング」が可能となります!
“7ft”というレングスに設定したのもオートマチックにフッキングするためにロッドの各部位の持つ機能を最大限に活かすことが大きな理由です!
ファイト性能に関しては、懐深く大きく曲がる事で鋭い叩きを見せる小ぶりなマダイから良型マダイのストロークの大きな叩きまでクッションのように吸収するので、魚が必要以上に暴れにくいことに加え、唇以外に掛かった場合や、針掛かりが浅い時の身切れや針伸びを軽減しつつ、ただ曲がりっぱなしではなく細身ながらも堅牢なバットが、しっかりと魚をリフトします。
乗せタイラバの基本要素が詰め込まれておりトータル的なバランスが整ったモデルですので、タイラバゲームの初心者の方や、2023年SeaWalk Tairubberシリーズの中から先ずは最初の1本としてもお薦めです!!
SeaWalk Tairubber 611D(ディープ)
100mを超える深場や海峡、瀬戸などの複雑な潮流場を攻略するスタイル
Lure: 100~250g (Tairubber)
Line: PE 0.8~1.2
*スパイラルガイド仕様
推奨水深目安:水深50~150m程度 (潮流など各種条件による)
適合リール目安:D社 200~300 電動 200 / S社 200~300 電動 600
その他、詳細スペックはこちらから
・水深100m以深の深場を快適に攻略したい
・潮流場攻略と2枚潮対策
・電動リールを使用したタイラバゲームを快適楽しみたい
・硬いロッドでなく粘りと追従性重視!掛けたらバラしたくない!!
・深場からの長時間ファイトを楽に行いたい
150~200gのヘビーウェイトのタイラバを常用し、深場を攻略するディープタイラバに特化したモデルです!
スペックとロッドの外観的には硬くてゴツそうな印象を受けられるかと思いますが、実際は細身のブランクで負荷に対しても素直に曲がる側面を持ち併せています。
特にディープタイラバゲームにおいて、水深がある外海での波の揺れに対して追従性を持たせ、巻きに集中し、少しでも海中の情報が得られるようティップからベリーにかけてはしなやかさを持たせております。
そしてバットに関しては“粘り”を重視!ヘビーウェイトタイラバの負荷に対しても曲がりの支点が手元に近づく事で、リーリングを軽快に行える事に加え、ディープタイラバの一番の魅力でもある“大型マダイ”が高確率で釣れるという面において、ドテラ流しで200m以上ラインが出た状態から大型マダイがヒットし、水圧が加わった場合でも粘り強く曲がる事で体力的にも楽なファイトが可能となり、バラシの軽減にも繋がります。
そして、長めに設定したフロントグリップは、長時間の脇挟みファイトに疲れた際ファイトポジションが変えられ、ディープタイラバを快適に行うために必要な基本性能を磨き上げました。
更に、電動リール使用時に手を添えやすく、両手持ちで快適に電動タイラバが楽しめます。他にもディープエリアのみならず複雑な潮流場や夏場の2枚潮で敢えてヘビーウェイトのタイラバを使用する状況にも活躍します。
SeaWalk Tairubber 72S(センシティブ)
小さなアタリを繊細に絡めとるゲーム性を高めたスタイル
Lure: 30~100g (Tairubber)
Line: PE 0.4~0.8
推奨水深目安:水深20~80m程度 (潮流など各種条件による)
適合リール目安:D社 100~200 / S社 100~200
その他、詳細スペックはこちらから
・水深60mまでの浅いポイントを攻略したい
・細ラインと60gまでの軽めのタイラバの使用頻度が高い
・数少ない小さなアタリをモノにしたい!バラしたくない!
・感度重視の繊細なタイラバゲームを楽しみたい
72Sも70ATと同様、“乗せ”のスタイルですが、”状況に特化した乗せ”モデルです。
例えば、浅い水深やラインが立ち気味でバイトゾーンが狭い状況、低活性で数少ない小さなアタリをモノにしないとならない状況を“繊細”でしなやかなティップで攻略するためのモデルとなっております。
ロッドレングスを活かした大きな“入りしろ”で、小さなバイトを絡め獲りやすく、ファイト面においても懐深い大きな曲がりでマダイの叩きに追随し、潮切れ重視のPE0.4号の細ラインを使用の際でも安心感を感じて頂けます。
ロッド全体をチューブラブランクで構成することで、自重を100gに抑え、水流の変化やタイラバの着底情報を手元へ的確に伝えるばかりではなく、ファイト時の”復元力”もご体感いただけます。
更に、ロッドのバランスを追求することで、手に取った持ち感は軽量・軽快そのもの。YBのBlueCurrent(ライトゲームカテゴリー)の要素を色濃く取り入れたこだわりの仕上がりです!
SeaWalk Tairubber 60F(ファスト)
バイトを自分のタイミングで素早く速掛けし攻めるスタイル
Lure: 60~120g (Tairubber) / ~100g (Jig)
Line: PE 0.6~1.0
推奨水深目安:水深30~100m程度 (潮流など各種条件による)
適合リール目安:D社 100~200 / S社 100~300
その他、詳細スペックはこちらから
・アタリを自分のタイミングで“掛け”に行きたい!
・ベイトに着いた高活性なマダイをジグでレスポンスよく狙いたい
・ジグとタイラバ問わず“マダイゲーム”を楽しみたい!
・感度重視の繊細なタイラバゲームを楽しみたい
アタリを自分のタイミングで“掛ける”アグレッシブなタイラバゲームを展開するためのスペシャルモデルがこの60Fです!
シリーズで唯一のカーボンソリッドティップを備え、目感度と手感度を向上させることにより、アタリを“速掛け”するための反応速度をアシストします。逆にアタリを食い込ませたうえでの”送り掛け“もアングラーの思いのままにおこなえます。また、ベリー部には張りを持たせることで、更にフッキングのレスポンスを高めました!
特にこだわったのが、張りの強いショートレングスロッドでのタイラバの巻き心地です。
ロッドの張りが強いロッドにおいて、リーリング時に巻く手の動作がダイレクトにロッドに反映され、ブレが生じたり、等速巻きの際に気になって集中できないなど経験されたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
この60Fがこだわった点も、フッキングに必要なベリーの張りを維持しながらも、曲がりの支点を手前に近づける事で短いレングスながらも負荷に対しての追従性を確保し、そうすることで、より集中してアタリを“掛ける”事が楽しめるモデルとなりました。
フッキングの高いレスポンス性能からの掛けタイラバゲームのみならず、ジグを使用するタイジギングにおいて、ジグただ巻きからの速アワセは勿論。タングステンジグのリーリングジャークの操作性も良好な為、このモデル1本でタイラバ・ジグの両方を使用したマダイゲームを楽しむ事も可能です!!
60Fカーボンソリッドティップの取り扱いにご注意ください。
カーボンソリッドティップは衝撃に対して弱くなっておりますので、以下の内容に留意ください。
●ゴミのつまりによる破損
春~初夏に多いクラゲなどの浮遊物がラインに付着し、やがてガイドに詰まるほど溜まってしまい、巻き込みよるティップ破損に繋がりますので、こまめにラインクリーニングを行ってください。
●キャストによる破損
キャストする際に結束部とガイドが干渉することでソリッドティップ部にラインが絡む場合があります。重量のあるタイラバはソリッドティップ部の絡んだ部位に強い力が加わりますので、簡単に破損に繋がる場合があります。出来る限り60Fでのキャストはお控えください。
●船の移動中による破損
ポイントの付け直しや移動時、ロッドをホルダーに挿しているしている振動や波によりタイラバが跳ねてしまい、ティップ部に強い衝撃が加わる事で破損に繋がる場合があります。タイラバが跳ねないように固定するか、ティップに衝撃が加わらないようにしてください。
●タイラバの巻き込みによる破損
タイラバの回収時、うっかり巻きすぎてしまいタイラバを巻き込んでティップを破損するケースがあります。カウンター付きのリールご使用の場合は残り数メートルのアラームをよく聞いて注意して頂くか、回収の際はティップを水平以上に上げた状態で回収すると戻ってくるタイラバの距離が掴みやすく巻き込みによる破損を回避できます。ご注意ください。
以上、気を付けて頂いた上で60Fの特性をお楽しみいただけますと幸いです。