STAFF BLOG
~工場見学~検査工程について
熊本は日増しに暖かさを増し、日中は窓を開けて仕事をすることが多くなってきました。
窓を開けていると色んな工程の音が入ってくるのですが、今日は外から「バシュッ!バシュッ!」と激しい音が!
この音の正体は、振り検査をする音でした。
Early+ 98H IronShooter↑
この工程で何を検査しているかと言うと…
■ジョイントにガタ付きがないか
■ガイド足の音なりがないか
■抜け たりの不具合がないか
動画ではかなり強めに振っていたので、抜けがないかのチェックですね。
以上の検査基準を満たしたものだけが、最終工程へと進みます!!
もちろん、雨が降ろうと、暑い日でも、寒い日でも一本一本振りぬく彼らの利き腕は一回りほど大きく発達しているんですよ。
私達の検査工程は実はこれだけじゃないんです。
さかのぼる事、数工程前…
釜で焼きあがった無垢のブランクも一本一本人間の手で曲げて検査します。
折れれば廃棄…か、工場の敷地にある野菜園の添え木です。
もちろんアジングロッドもGTロッドも曲げるのでこの工程は地味にハード!!!
担当者の指は硬いマメや血豆ができてますね。↑
なぜここまで検査が厳しいのかというと、
「中途半端なものは世に出さない!」
という物作りの職人集団と社長の頑固なまでの方針から、自ずと検査工程が増えていき、より良いものを提供できるよう日々試行錯誤をしているからなんです。
皆さんにご愛用頂いている竿も職人達の魂が篭った一本です。
末永くご愛用頂けると幸いです♪