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熊本県天草ヒラスズキゲーム/Ballistick HIRA 107M TZ/NANO
『熊本県天草ヒラスズキゲーム/Ballistick HIRA 107M TZ/NANO』
フィールドスタッフの舛田です。
毎年1月から2月の厳冬期にはシビアな展開を強いられることが多いヒラスズキゲーム
ですが、2月も中旬に差し掛かり、ポツポツではありますが数が出てくるようになりました。
今、私が使用しているロッドは、バリスティックヒラモデル4機種の中で最もしなやかで繊細な
Ballistick HIRA 107M TZ/NANOです。
風を切るシャープさは他の3機種と同様ながら、ロッド自重が軽いため、強風下で1日中使用
しても何ら不満点は見当たらず、ただただゲームに没頭させてくれます。
当日は風が落ち、ウネリが残ったベストコンディション。
ただ、波のピッチは短いのでキャストのタイミングが難しい状況でしたが、
落ち着いたサラシの中できちんとルアーを見せてあげれば反応は得られました。
それでも、同じポイントでは続かなかったり、ショートバイトも多かったりと
まだまだセレクティブな部分もありました。
そして別日も同じような展開に。
“どこでどうしたら食うか”を試行錯誤しながら探っていきました。
今回使用しているBallistick HIRA 107MH TZ/NANOは、決して大きくないこれらの魚でも
ヒット後は素直に曲がり込んでくれるため、まず何より単純にファイトが楽しいということ。
溜めて溜めてしっかりと魚の力強さを感じられるという点が素晴らしく思います。
そこにバレにくさや、軽めのミノーのキャスト精度、あるいはトッププラグの優れた操作性
などの付加価値もプラスされ、毎回、自然と手に取ってしまうモデルとなっています。
今回のポイントは比較的足場が低く、ランディングは波に乗せてのずり上げが出来ました。
前に出れない場所や岩の裏側で掛ける場合、または多少なりとも強引なランディングが
必要な場合はMHクラス以上のパワーがあればコントロールし易いと思います。
常に危険が伴う釣りですので、各フィールドで最低限の安全を確保できるタックルバランスの
選択をした上で、ファイトスタイルやお好みの調子のロッドを決定していただければと思います。
これから春にかけて魚の調子も上向くと思いますが、
柔も剛も両立したこのバリスティックヒラシリーズを是非ともご体感ください。
【TACKLE】
Rod:Ballistick HIRA 107M TZ/NANO(YAMAGA Blanks)
Reel:TWIN POWER 4000 / STELLA 4000(SIMANO)
Line:ULTRA JIGMAN WX8 2号 / G-Soul Upgrade X8 1.5号(YGK)
Leader:CAST MAN Absorber 40lb(YGK)
※リールに関しましてはシマノSW4000番とノーマル4000番を使用していますが、
どちらもバランスはフィットします。軽いロッド自重をより活かすという意味ではノーマル
4000番がマッチするかと思います。