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【兵庫県】エギング　Mebius86M ・ Calista90LML/S

2024.06.18

兵庫県在住のRIFC様より2釣行分の釣果レポートを頂きました!!

①2024年5月中旬　晴れ最高気温21度／最低気温11.6度

例年であれば、ある程度釣果情報として上がってきている時期ですが、今年は未だに春イカ情報を目にしていなかっただけに不安が残る中、淡路島南部を目指しました。

結果は、運よく開始数投で1.0㎏の春イカを釣ることができました。

4時半頃ポイントに到着し、まだ薄暗い中から投げ始めます。あまり釣れていないのか、珍しく釣り人もまばらでした。潮は良い感じに流れていたので、エギ王Kのノーマルタイプをチョイスし様子を見ることにしました。

3投目位、沖の藻場と思われる箇所で丹念にエギをフォールさせていると竿先に違和感を感じ、ラインが持っていかれた為すかさずアワセを入れます。

すると、一目散に沖へと逃げるアオリイカ特有の引きが竿全体に伝わり、その強さからキロアップを確信しました。ベリーからバット部分を意識してゆっくりとリフトして慎重に寄せ、テトラ際ではドラグ調整を細かくおこない速やかにネットイン。1kgちょっとのコロンとした雌イカでした。

辺りが完全に明るくなった後も少し粘ってみてはみましたが、潮の流れが緩くなったこともあり早々に帰路に就きました。

【タックルデータ】
ロッド：メビウス86M
リール：シマノ22ステラC3000MHG
ライン：シーガーPEX8ルアーエディション 0.8号150m＋フロロリーダー４号
エ　ギ：エギ王Kベーシック3.5号カクテルオレンジ

②2024年5月下旬　晴れ最高気温25度／最低気温17度

この日も前回と同様に淡路島南部エリアに赴きましたが、今回はNEWロッドのカリスタ90LML/Sを携えての釣行です。

と言うのも前回、夜明け後早々に撤退した理由が、イカを釣った後の数投でメビウスが私の不注意によりベリー部分からポキッと折れてしまったからです。流石に修理上がりを待っていれば、春イカシーズンは終わってしまうと思い、今回は竿を新調し挑みました。修理代とカリスタ代のダブルパンチに止まらず、どうせならこの際イカパンチも加えたトリプルパンチを期待して行って参りました。

90LML/Sをチョイスした理由ですが、まず汎用性がありピシッとしていてデカイカも強引に寄せてこれる竿はメビウス86Mがあるので、それ以外の要素を新しいロッドには求めました。メビウスを買って、使って、釣って、食って、イカ釣りにどっぷり嵌ってしまった事が、一杯のイカを単に釣るのではなく、どこで釣るか、どうやって釣るか、どうすれば他人より沢山釣れるか等を掘り下げてみたいと思ったからに他なりません。イカからのコンタクトは勿論、潮流やボトムの質や形状を常に確認、想像できるような繊細なティップを有している竿が欲しいと感じ、使ってみるとカリスタ90LML/Sは正にそんな一本でありました。

この日も夜明け前の暗いうちからエギを投げていましたが、潮良し、水温良し、ベイト良し、光量良しの中、中々アタリを捉える事が出来ませんでした。（釣り人の腕前だけが欠如している状態）

今日はもう駄目かなと思い、堤防を車まで釣りながら帰っていると砂地と藻場が点在するシャローエリアにて、モゾッとした感覚とラインの引き込みがあったので、すかさずアワセるもスッポ抜け。待ちに待ったアタリを空振りし悔しさが残るなか回収すると、ヌメッとしたイカの粘液と噛み後が付いたエギが返ってきました。ダメ元で直ぐに同じ場所にキャストし、フォールさせているとまたラインが引き込まれたので、今度は一息溜めた後にアワセを入れると、勢いよくドラグが鳴り、糸が出ていきました。またもキロアップとわかり、思わず心の中でガッツポーズを決めつつも慎重にやり取りしました。カリスタは綺麗に弧を描き、メビウスよりもよく曲がっている印象はあるものの、イカが突っ込めば突っ込んだ分だけ復元し、結果的に速く上がってくる感覚が面白いと感じました。