REPORT

HOME » REPORT » 富山県 シーバス&青物ゲーム Ballistick94M TZ/NANO&HIRA11MH TZ/NANO

富山県 シーバス&青物ゲーム Ballistick94M TZ/NANO&HIRA11MH TZ/NANO

富山県にお住まいの野本様よりBallistick 94M TZ/NANOでのシーバスと
Ballistick HIRA 11MH TZ/NANOでの青物のご報告をいただきましたので
是非ご覧ください。

【94Mのレポート】
シーバス釣りを始めて、釣りの楽しさにどっぷりハマり始めて3年目。
富山の釣り仲間から、情熱混じりのヤマガブランクスのロッドの良さを聞くうちに、
僕自身もヤマガブランクスのロッドを所有してみたくなり、大手メーカーのシーバス
ロッドからBallistick 94M TZ NANO (以下、94M)にロッドを変えました。

届いた94Mを振ってみると、94/16を釣り仲間に振らしてもらった時の印象と比べて、
ブランクス全体に若干しゃっきり感があるような印象を受けました。

なかなか釣行機会に恵まれず、試投を兼ねた朝マヅメ短時間勝負のサワラ釣行
(50-60cmのサワラを数本)が最初の94Mのデビュー戦でした。
野本サワラ①
ロッドを変えた結果は体感的なものとして直ぐに分かりました。
以前のロッドに比べて、振りぬけの軽快さ、飛距離、感度が大きく異なり、
魚がかかった後はバレません。
(ティップの柔らかさと感度とフッキングのバランスが絶妙なのだと思います。)

素人なので技術的に詳しい違いは分かりませんが、トルザイトリング×チタンガイド×
ナノアロイ技術(摩擦抵抗が少ない×軽量ガイド×樹脂技術)がカーボンロッド作製に
バランス良く組み合わさったロッドを使うと、操作性と情報量がこんなに違うのかという
感じです。

結果は直ぐにシーバス釣行でも出ました。
5月の新月回りでのホタルイカパターンでのシーバス釣行。
ベタ凪ではなく、少し波が立ち、雰囲気のある海。

しなやかさ、復元力、軽快さを高次元で両立するロッドの先端から、少ない摩擦で
ラインが放出され、沖まで飛ぶ16gのシンキングペンシル。

そして、リトリーブ中に得られる情報量の多さをアドバンテージに、
沖の太い潮を丁寧に探る。
(シャローをゆっくりと引きたかったので軽めのシンペンを使っていますが、
27gのルアーでも全く不安なくフルキャストできます。)

レンジを下げたリトリーブ中に、ひったくるようなバイト。
その後に、ずっしりと曲がるロッド。

以前使用していたロッドであれば、魚が走って曲がった所からロッドが復元せず
魚に主導権を渡されていました。
一方94Mは、魚が走る場合でも、エラ洗いの場合でも、急激なテンションの変化
にしっかりと追従しつつ、残っているバッドパワー(しなやかな復元力)で主導権
を渡さず、ロッドを立てているだけで魚が寄ってくる印象を受けました。
そして寄せるまでの時間もかかりませんでした。とても安心感のあるロッドです。

飛距離優先かつ良型との強引なやり取りが必要なフィールドでも、
従来のロッドに比べてトルザイトリングの摩擦の少なさからPEの号数を上げることが
できることもTZ NANOの武器であると感じます。
野本シーバスブツ持ち②

野本ロッドとシーバス③
メジャー付きの写真を撮り忘れましたが、86cmの良型で自己記録更新でした。
僕はまだまだ、このロッドのポテンシャルを引き出せてないと思います。
リバーシーバスが始まり、流れが早くて川の重さと、良型の魚の重さの両方が
加わったシチュエーションでこのロッドのポテンシャルを発揮できればと思います。

唯一のデメリットは、ルアーを付けてキャストをして、魚をかけて曲げるまでは
このロッドの良さが他者に伝わらないことだと思います。

〈タックルデータ〉
ロッド:ヤマガブランクス Ballistick TZ NANO 94M
リール:シマノ 15 TWIN POWER 4000HG
ルアー:JUMPRIZE ぶっ飛び君ライト 95SS チャートバックパール
PEライン:よつあみ(YGK) ライン G-soul X8 UPGRADE200m 25Lb(1.2)
リーダー:モーリス(MORRIS) ライン バリバス ショックリーダー ナイロン 30lb

【Ballistick HIRA 11MH TZ/NANO】

能登半島で磯マル、磯ヒラにチャレンジするために、色々な候補の中から悩みに
悩んで、Ballistick HIRA 11MH TZ/NANO (以下、11MH)を選びました。

今回のレポートは、能登半島の磯ではなく富山がフィールドですが、
良型シーバスと青物が釣れたのでレポートします。
6月の新月回りの朝マズメの釣行。
恐らく、最後のホタルイカの接岸とともに、
ホタルイカとそれを追って入ってきたベイトの両方に着いた良型の魚を狙いました。
1)前日、北風が吹き、少し波が高かったこと、
2)磯へ釣行できる回数は少なくてもロッドに慣れること
3)そして、竿抜けポイントの太い沖の潮目を狙うため、
今回の釣行は磯ではありませんが、自身のトレーニングも兼ねて
11MHを選択しました。
Ballistick 94M TZ/NANOも所有していますが、TZ/NANOシリーズは
ルアーがとにかく飛びます。沖の潮目に簡単に届きます。
94Mと同様に、振りぬけの軽快さ、飛距離、感度は抜群です。
この日は、沖の潮目の表層で、ベイトがもじっていたので、
飛距離の出る27gのシンキングペンシルを飛距離の出るロッド11MHでキャスト。
とにかく飛びます。(10gちょっとの軽いミノーもしっかりとキャストできますが、
飛距離を出したくてシンペンをチョイスしています。)
沖にだけ走る太い潮を感じながら、表層を引いてくるとひったくるようなバイトでヒット。

 

これが根の荒い磯だったら、、、と、
磯を常にイメージしながら、極力走られないようにバッドにしっかりと
魚の重さを乗せて、浮かせることを意識しながら魚とやりとり。
しっかりと挙動が伝わってきます。

キャストの際は、11MHのティップは張りがあるように感じるティップも、
魚をかけるとしなやかに追従します。

ランディング時も磯でのシチュエーションを合わせて強引な寄せ方をキープ。
ロッドが魚の走りを上手く吸収してくれて、ドラグがでることなく魚を抑えること
ができました。
野本デイブツ持ち⑤

カラーローテーションをしながら、
同じパターンでシーバス2本とガンド2本が上がりました。
野本青物シーバス混じり⑦

良型のシーバスや青物をかけても、まだまだバッドには余裕があり、
さらに大きなサイズでも主導権を渡さない釣りができるように感じました。
(磯マルではありませんでしたが、11MH TZ/NANOの性能を感じられる
充実した釣行でした。)

飛距離優先かつ良型との強引なやり取りが必要なフィールドでも、
従来のロッドに比べてトルザイトリングの摩擦の少なさから
PEの号数を上げることができることもTZ NANOの武器であると感じます。

唯一のデメリットは、ルアーを付けてキャストをして、魚をかけて曲げるまでは、
このロッドの良さが他者に伝わらないことだと思います。

〈タックルデータ〉
ロッド:ヤマガブランクス Ballistick HIRA TZ NANO 11 MH
リール:シマノ 13 BIOMASTER 4000HG
PEライン:よつあみ(YGK) ライン G-soul X8 UPGRADE200m 30Lb(1.5)
リーダー:モーリス(MORRIS) ライン バリバス ショックリーダー ナイロン 30lb
ヒットルアー:JUMPRIZEぶっ飛び君ライト 95S  赤金グローベリー ガンド2本
背黒メッキ ランカー  サーフェスウィング120バナナフラッシュレインボー フッコ

 

 

 

野本様、この度はご丁寧な素晴らしいご報告誠にありがとうございます。
キャスト・操作性においては、その張り(硬さ)がメリハリをつけやすいアドバンテージ
となり、ファイトにおいては柔軟さが顕著に現れ柔軟かつ粘りに変わる「NANO」。
その性能を十二分に活かし釣果に結ばれているところが素晴らしく思います。
是非今後ともご報告のほどよろしくお願いたします。
STAFF マスダ