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フィールドスタッフレポート 熊本リバーシーバス Ballistick 96MMH TZ NANO

熊本在住のフィールドスタッフ舛田氏より、リバーシーバスのレポートを頂きましたので、

ご紹介いたします。

以下、舛田氏のレポートです。


 

「Ballistick 96MMH TZ NANOを使用した秋のリバーシーバスゲーム」

 

朝晩は冷え込むものの、日中はまだ暖かい日差しを感じられる陽気の秋。
私の住む、ここ熊本でもシーバスゲームのハイシーズンを迎えています。

一級河川の緑川や球磨川をはじめ、その他多数の小・中規模河川も存在する熊本は、
狙えるポイントも多く、各河川ごとにゲーム性も多様です。
私は河川の潮汐時間やベイトの状況等を考慮したうえで河川を選択し、足を運んでいます。

このシーズンにメインで使用しているロッドが「Ballistick 96MMH TZ NANO」です。

※MMHとはパワー表記で、ティップがMクラスでバットがMHクラスという意味になります。
私がこのロッドを選択する理由としては主に3つ。

 

①扱えるルアーウェイトの幅が広い。

例えば小規模河川においてイナッコがベイトの時に10cm前後(10g前半)のミノーを使用する場合、このサイズでもしっかりとロッドティップにウェイトを乗せてキャストが可能です。
対してコノシロや落ち鮎等の大型ベイトを捕食している状況では14㎝オーバーのミノーを使用することもありますが、その場合でもロッドの胴に乗せてのキャストが可能です。

時にはベイトサイズに関係なく喰うこともあり、ルアーローテに素直に適応する部分は大きなメリットです。

最も扱いやすいルアーウェイトは、ミノーであれば12㎝~14㎝(18~25g)、シンペンの場合20~30g程度だと実感します。

ただ、その範囲外でもストレスなく使用できるところがこのモデルの一つの魅力でもあります。

 

②対小型でも対ランカーでも安心感がある。

いくらハイシーズンとは言え、良く掛かるのは50~60㎝台のリバーシーバス。

96MMHは、基本的にはMHクラスの若干強めのモデルにはなりますが、これらのサイズの魚でもベリー(ロッドの中腹部)まで曲がり込み、魚の動きにしっかりと追従するためテンションを保ちやすく、小型でも大事にキャッチできます。

また対80~90㎝クラスでは、バットの弾性が活かされ、エラ洗いや急な突っ込みにも柔らかく対処。
止めるとこは止め、寄せるとこは寄せる。このパワーが型狙いにおいても安心感があります。

 

③長時間のキープキャストが楽。

長時間振り続けることが多いシーバスゲームにおいて、これはキーポイント。

キャストの際にはフルに力を入れなくてもバットを曲げるイメージで送り出せば自然と飛距離が出ます。

また自重が軽く単に持っているだけでも疲れない。これらの要素はラインやルアーの動き、

そしてバイトだけに集中したいシーバスゲームにおいては、大きなメリットとなっています。

 

 

総体的に見て、ロッドの硬さ、レングス、自重の軽さ、飛距離、感度、パワーなど、この時期のリバーシーバスにおいて必要な要素を平均値で高く保っているのがこの96MMHであり、私が好んで使用している理由です。

決して尖ったモデルでなく、どなたにでも扱いやすい万能モデルです。

ポイントとして最も狙いやすい橋の明暗部。その他、地形変化、更にはベイト付きなど場所によって

シーバスの居場所が異なるところも面白い。

 

これらのサイズでも十分に引きを楽しみながらファイトできます。

 


サイズに関係なくイメージ通りに喰わせることができれば素直に嬉しいものです。

 

 

 

70㎝クラス。このサイズでもまだ余力あり。

 

 

 

80㎝クラス。バット付近までベンドしますが魚の走りはしっかりとコントロール可能です。

 

メインで使用したルアー。

 

【リバーシーバス基本タックル】
ロッド:Ballistick 96MMH TZ/NANO
リール:シマノ ステラ4000XG
ライン:YGK G-soul Upgrade PE 1.5号
リーダー:YGK キャストマンアブソーバー 30lb
熊本ではこれから河川も後半戦に入り、徐々に海も熱くなるシーズンです。
型が狙えるシーズンだけに、引き続きこのロッドを手に通ってみたいと思います。
皆様も是非、このバリスティック96MMHを店頭で手に取ってお確かめください。