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新製品 SeaWalk Light-Jigging スピニング解説編
6~ 7月リリースのSea Walk Light-Jiggingシリーズのラインナップはスピニング3機種にベイト3機種の合計6機種になっており、同じパワークラスでもスピニングとベイトでは各モデルそれぞれの明確に違う味付けと拘りがある仕上がりになっております。1本でお手軽にライトジギングを楽しむこともできますが、水深と状況、ターゲット次第で複数本所有し、システマチックに対応する楽しみ方も出来る様にラインナップを練り込んであります。
その中で今回はスピニングモデル3機種の詳細についてお伝えさせて頂きます。
Light-Jiggng 67UL
Line:PE0.4~0.8 Jig:15~40g Cast:MAX25g
水深20m前後ほどの瀬のトップ等のベイトの付きの良いシャロー域で、アジやイサキ等をメインにそのベイトに着くフィッシュイーターを25gまでのジグをキャストして狙う事を目的とし、PE0.4~0.8号の極細ラインと軽量ジグを組み合わせたスーパーライトジギングを十分に楽しめるモデルです。
状況によっては水深40m程度JigMaxも40gと範囲を広げ、テスト時にもありましたが、良型の真鯛や青物のヒットにも対応可能です。ULとは言え、ただ柔らかく曲がるだけでなく、曲がり込んでからの溜めとバットの残りにこだわり、数回のブランクの変更を重ねました。更にキャストや操作性をみてのリアグリップの寸法等、度重なる調整を繰り返して完成した1本です。
Light-Jigging 64L
Line:PE0.6~1.0号 Jig:30~80g Cast:MAX 35g
SeaWalk Light-Jiggingシリーズの中核として、30m~程でジグはもちろんの事、タイラバ・インチクをキャストして幅広く探るというコンセプトで立ち上げたモデルです。
キャストウェイトはMAX35g推奨とし、通常の下に落とす場面に於いては、タングステンジグ80gで、水深80m辺りまでが心地よい操作感のある推奨値となっております。
状況に応じた選択肢に幅広く対応し、ロッドのアクションとしては追従するティップと張りあるベリーでジグの潮噛みや潮の圧の変化を手元に伝えてくれます。
ベリー、バットもただ張りが強く硬いだけでなく、一定の負荷が掛かれば粘るよう曲がりこむので青物や良型の真鯛とのやり取りも楽に感じます。
Light-Jiggng 64ML
Line:PE0.6~1.2号 Jig:60~120g Cast:MAX50g
LのフィーリングをそのままパワーアップさせたSeaWalk Light-Jiggingスピニングシリーズで最もヘビーなモデルであり、水深のあるエリアや潮の早いポイントでスピニングタックルと比重の高いタングステンジグのフォールスピードの組み合わせで手返し良く高レスポンスな釣りを展開する事をコンセプトに立ち上げたモデル。
キャストウェイトは50gに設定し、Lクラスと比較するとキャストして探る水深幅を広げ、ロッド全体に張りを持たせることで感度も上がっております。下に落とす場合、タングステンジグの120gまでの操作感も良好で、また張りがありつつもティップの入りや操作時の追従もよく、バットはしっかりと残り、魚を浮かせてくれます。
なお、同シリーズのジグウェイト表記はアクション幅のバリエーションの多いライトジギングの特性上、扱いやすいウェイトの範囲を表記したコンフォートウェイト表記となっております。ある程度の使用上限、下限の幅はありますので、状況・スタイルに併せてジグウェイトはお選び下さい。
最後に各モデルの静荷重別の曲がり比較です。
150g静荷重での曲がりイメージです。64ML、64Lは、おおよそのジグのスイミングアクション時の曲がりをイメージしており、67ULに関しましては、PE0.4号~0.6号の細ラインを使用した際のドラグテンションをイメージしております。
500gでのドラグテンションの曲がり負荷のイメージです。64MLと64Lでは、おおよそのフッキング時のティップの入り方とベリーの張りの違いが分かります、
67ULは、このドラグテンションでのファイトの曲がりイメージで、0.8号での大型真鯛や4~5キロのハマチサイズはこのテンションでのファイトになり、このロッド角度での推奨Max値とさせて頂きます。
最後に800gでの静負荷比較です。64MLと64Lのバット残りの比較はほぼ変わらないように見えますが、キャスト時はこの残りが投げ易さに繋がりヒット時は体感的には64Lの方がティップ側の入り幅が 大きいのでかなり全体的に曲がるように感じます。67ULに関しましては、ほぼ限界値になります。
近日中にスピニングシリーズの実釣・解説動画を弊社YouTubueチャンネルにUPする予定ですのでそちらの方も是非御覧ください。
次回はベイト編をお伝えさせて頂きます。
乞うご期待下さい!