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【北海道】アメマス Ballistick 710ML-MH

YAMAGABlanksユーザー様より、釣果レポートが届きました!!


■バリスティック710ML-HMを使用した春の湖でのアメマス釣り

4月にバリスティック710ML-MHを使用し、2週連続で北海道の湖へアメマスを釣りに行きました。

1週目は、スプーンをメインにした釣りを行い、2週目はスプーン・ミノーを織り交ぜ幅広いルアーを使用しました。

 

■1週目 スプーンをメインにした釣り

この日は数日前に湖の氷が全て溶け、ちょうど本格的な開幕のタイミングでの釣りとなりました。

天気は曇り時々雨、風もあり、時にやや強めの風が吹き、湖の釣りとしてはかなりの好条件の日でした。初めて行く湖でしたが、事前に目星をつけていた逆風が当たるポイントに朝一から入ることができました。

ポイントに着くとアメマスらしき魚が至るとことでライズしており、非常に期待が持てる状況でした。

ミノー、リップレスミノー、スプーンとルアーローテーションを行い、11gのスプーンに変更して初めてのアタリ。惜しくも途中でフックアウトしてしまいましたが、すぐに2回目のアタリ。

逃さまいと確実にフッキング。

リールを巻く手からもかなりの重量感が伝わり、1回目の魚より大きいことを確信しました。アメマスはその場で首を振ったりローリングするようなファイトが多く、走るタイプの魚ではないですが、見えるところまで寄せると最後の抵抗で縦横無尽に走り回ります。最後の抵抗で草に巻かれひやりとしながらも魚をいなし無事ランディング。

55cmはあろう良型のアメマスを釣り上げることができました。

バリスティック710ML-MHを使った初めての魚、初めてのフィールド、そして湖では初の良型のアメマスに感激のあまり震えが止まりませんでした。魚に追従し曲がるティップからベリー、MHクラスの強靭なバットで良型のアメマスのファイトにも余裕を感じました。

その後もスプーンを使い続けコンスタントにアタリがあり、朝のチャンスで6匹のアメマスを釣ることができました。

その後は休憩や食事、湖の偵察などを挟み、夕マズメのタイミングで釣りを再開。

風は朝より強い逆風が吹くコンディション。バリスティック710ML-MHの高いキャスト性能が光りました。負荷に対し従順に曲がるものの、戻りが速く、キャスト時には高速でルアーを飛ばせるため、強い逆風の中でも風に負けじと遠投することができ、非常に頼もしく感じました。

最初のポイントにではアタリがなく、帰り道をラン&ガンしたところ40~45cmほどのアメマスをキャッチ。
その後朝入っていたポイントが空いたのでもう一度入ることに。

ここでもアメマスの反応があり、強い逆風の中でもポイントまでルアーを届かせ、終盤で2匹追加でキャッチ。

この日は計9匹と、初めての釣り場で満足いく釣果が得られました。

 

2週目 大小のミノー、スプーンを織り交ぜた釣り

この日はスプーン以外のルアーで釣りを試すのと、バリスティック710ML-MHの性能を確かめたいと思い、5cmの小型のフローティングミノーから、17cmの大型のミノーも持参。

釣り場に着くと晴天で若干の風があるものの、数日前の大雨の影響で前回より50cmほどの増水に強い濁りが入り、先週とは全く違う状況でした。

入ったのは先週と同じポイント。前回陸地だった場所も完全に水の下。陸地に生えていた草も水中にあり、底から水面までを覆っています。

ですが魚のライズは前回より盛んで、非常に期待が持てる状況でした。

この日はスプーン以外の釣りもしたいと思い、12cmのフローティングミノーをチョイス。ロッドアクションを入れながら誘うとヒット。45cmくらいのアメマスでした。大型のミノーでは初のアメマスだったので嬉しかったです。

しかし、この日は水中の草が水面まで伸びており、手前まで寄せれば草に巻かれ、巻かれないようにロッドを上げれば水面で首を振られバレやすい状況。ヒットはあるものの、足元の草に苦しめられ、手前で逃げられる状況が続きました。

17cmのミノーを試すものの、この日は不発。実績のあったミノーやスプーンなどを試し、バラシが多発する中、スプーンで2匹目を追加。この段階で朝マズメの時間は終了しました。

朝マズメの時間が終わり魚の反応も遠のく中、水中を観察すると水中の草の際を横切る小さな魚影を発見。草に隠れた小魚を狙う魚がいると思い、5cmの小型のフローティングミノーにチェンジ。ゆっくり草の付近を通すとヒット。慎重にファイトしてキャッチできたのは40cmほどのアメマス。サイズこそ大きくはなかったものの、バリスティック710ML-MHが幅広いルアーに対応していなければ思いつかなかった釣り方で、ロッドの性能を存分に活用して獲った満足のいく一尾でした。

この日は午後まで粘ったもののアタリがなく、3匹で終了となりましたが、バリスティック710ML-MHで思い描いた釣り方を実践して釣果を得られ、非常に充実した釣行となりました。

 

バリスティック710ML-MHを使用した印象

遠投性能も高く、ルアーを高速で打ち出せるので、湖など、逆風が好条件となる釣りにも大変マッチしていると感じました。高比重のルアーはリールからラインが高速で放出する音が響き、投げていて気持ち良かったです。

また、小型のミノーから大型のミノーまで投げられる適応ルアーの広さはもちろんのこと、キャスト時のストライクゾーンの広さも魅力と感じました。一見するとハリがあるように見えますが、キャストの際は力の入力に対し従順にロッドが曲がるのでミスキャストが少なく非常に投げやすいです。左右や背後に木などの障害物があり、テイクバックを満足に取れない制約のある条件下でも十分な飛距離を出すことができました。

5cmの小型プラグの細かいアクションから17cmクラスのミノー、試しに投げた13cmの青物用ポッパー(シマノ 熱砂ビームポッパー)のポッピングまで自由自在に操れる適応ルアーの広さは確かめて改めで感動を覚えました。

ファイトにおいては大小問わず魚のサイズに合わせてロッドが曲がりバラシを軽減し、大物相手でも強靭なバットが頼もしく感じます。グリップエンドの長さはロッドアクションも付けやすく、ウェーディングにおいても邪魔しない絶妙な長さで大変使いやすかったです。

使いやすく様々なルアーを操ることが可能で、特にプラグの操作性が抜群で遠投も容易にでき、アングラーの要望を幅広く叶えてくれるロッドと感じました。使っていて大変楽しく、釣りに行きたくなるロッドです。

北海道の湖は水温が上がる今頃がハイシーズンになるので、セミを模した小型のトップウォーターの釣りや、大型のニジマスやブラウントラウト、イトウにも挑戦したいです。

使用タックル
ロッド:バリスティック710ML-MH
リール:16セルテート2510PE-H
ライン:よつあみ アップグレード X8
リーダー:ナイロン12LB

ルアー
シーレーベル プロビア11g
メガバス GH120、X55
DUO タイドミノースリム175
シマノ ウインドリップスティック 90S ジェットブースト


この度は、Ballistick 710ML-MHをご購入いただき、さらに素晴らしい実釣レポートまでお寄せくださいまして、誠にありがとうございます。

初めてのご釣行となる湖にて、見事にアメマスをキャッチされたとのこと、本当におめでとうございます!

ロッドのポテンシャルを存分に引き出していただき、私たちもとても嬉しく拝見しました。

ご釣行時の状況やインプレッションもとても臨場感があり、素晴らしいレポートでした。Ballistick 710ML-MHは本来シーバスゲームに特化したモデルではございますが、トラウトゲームにもマッチする汎用性の高さを、今回しっかりとご証明いただけたと思います。

またのレポートも楽しみにお待ちしております!!

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