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【釣行レポート】Calista 79MMH/AG & 82ML/AR 春イカエギング
皆さんこんにちは!
「New Calista」を使って春イカエギングに行ってきましたので、使用感などお伝えできればと思います。
【3月末 熊本 牛深エリア】
今シーズン初のエギング、ボウズだけは何としてでも避けたい…
ということで、ライバルの多いメジャーポイントではなく渡船を使って少し沖の無人島へ
今回降りた島はテトラから外海を狙う、もしくは遠浅の平磯をランガンして探っていくという2パターンがメインとなるフィールドです。
使うロッドは「Calista 79MMH/AG」を選択。
Calista 79MMH/AG はAG(アグレッシブ)の名の通り積極的に攻めていくゲーム展開が得意なモデルです。
キレのあるダートアクションの演出や、抵抗系エギの操作も楽におこなえるシャキッとしたブランクが特徴で、新しいカリスタの中で最もハイパワーでありながら、小さなアタリも逃さない感度を両立させたモデルです。
このモデルを選んだ理由は、デカイカ特有のフワッとしたアタリを見逃さないため、大型の強烈なジェット噴射もしっかりと受け止め主導権を渡さずランディングに持ち込みたかったからです。
早朝5時半に出船し20分ほど船を走らせ目的の島へ到着。
まだ薄暗い中、準備を済ませ実釣開始。
外海側に行きたい気持ちをグッと抑え、港内からテンポよく探っていきます。
マズメの時間帯には大型の個体が港内に入ってくることもあり、そういった個体は高活性なことが多いので強めのアクションで広く探ることを心がけています。
内側で反応がないことを確認しテトラへ移動。
テトラ帯でよくあるのがバックスペースが狭くキャストしにくい、飛距離を出せないということ。
普段通りキャストできればあの潮目に届くのに…なんて経験ありませんか?
届きそうで届かないところほど釣れそうに感じてしまうものですよね(笑)
79MMH/AGを選んだのはそんな悔しい思いをしないためでもあり、狭い振り幅でしっかりとエギをキャストすることができるので、テトラだけでなく磯でも活躍してくれます。キャストだけでなく、大きくシャクれないような場所でも小さな動きでエギをしっかりと操作できる増幅器のような役割を果たす、高いレスポンス性能が特徴です。
テトラへ移動していると日が昇り始め、釣れそうな雰囲気に。
ゆっくりではありますが潮も動き始めました。
藻はまだまだ生えていないので居着きや回遊待ちで狙っていく作戦です。
少しずつテトラを移動しながら潮目を狙ったりブレイクを探ったりするも反応なし…
今日は釣れないのではと、内心ヒヤヒヤしながらちょっと休憩。
気を取り直して、もう一度港内から探っていくとラインが走る明確なアタリ。
走らせることもなく軽く浮いてきたので5、600gくらいかなと思っていると1kgちょうどの良型でした!
普段MLクラスのロッドをメインで使っていたので79MMH/AGのパワーに感動。
レスポンス良くエギを操作できる軽快さと、良型の個体も素早く浮かせることができるパワーはデカイカ狙いにはもちろんですが、テンポよくランガンしたい方やエギをビシバシ動かしたい方にオススメです!
その後すぐ、同行していたスタッフもヒット!
港内のブレイクを丁寧に探っていたら来たとのこと。
ロッドは82ML/AR(オールラウンダー)
MLクラスを基準に構成された新しいカリスタのベースとなるモデルで、一本でオールシーズンどんなフィールドでも使える汎用性が特徴です。
長時間の釣行でも疲れず集中力を切らすことがない軽快な使用感は、ビギナーからベテランの方まで誰でも気持ちよくエギングを楽しめますので、シリーズ内でも特にイチオシのモデルです。
お互い一杯ずつ釣ったところで潮止まり、帰港しました。
Calista79MMH/AGを使ってみて
キャスト…7ft台とは思えないほど飛びます。釣行記の中でも記載した通りバックスペースが狭いシチュエーションでも十分な飛距離を出せますし、重めのエギ(エギ王Kやエメラルダス ステイ、ディープタイプや4号など)も余裕でフルキャストできますので攻略の幅が広がります。
アクション…シャクった後の収束が速く、力の伝達にタイムラグが少ないので様々なアクションを楽しむことができます。
静と動を使い分けたメリハリのある誘いで、やる気のないイカにもスイッチを入れることができます。
ファイト…皮の厚い大型にも一撃でフッキングが決まるパワーが魅力で、掛けてからは良型のイカでも素早く浮かせることができます。
素早く浮かせることで、イカの体力を減らすことができますのでファイト中やランディングも走らせることなくスムーズにおこなえます。
2kgを超えるデカイカや潮に乗って走るイカもブランクを曲げて溜めているだけで自然と浮いてきます。
ボートエギングへの流用
取り回しのいいレングスとパワーでボートエギングにおいても活躍してくれると思います。
大型の個体も多く釣れる春のボートエギング。
藻場でのファイトは細ラインを使うエギングにとってなかなかスリリングなやり取りになってしまいますが、79MMHのパワーは多少強引なファイトも可能になりますので安心してデカイカを狙えます。
【タックルデータ】
ロッド:Calista 79MMH/AG
リール:20ルビアス FC LT2500S
ライン:PE0.5
リーダー:フロロカーボン2号
エギ:クロノ クリックス3.5寸、ヤマシタ エギ王K3.5号など