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BlueCurrent 85TZ NANOのエギングロッドとの比較解説
みなさんこんにちは
開発のカイです。大阪フィッシングショーではYAMAGABlanksブースへお越しいただきありがとうございました。
今回とても印象に残っているのがこちら!
江戸時代あたりからタイムスリップしてきたのでしょう。左手がきちんと刀に添えられているのがポイントです(笑)
それはさて置き85TZ!
フィッシングショーではこんな質問をいただきました。
Calista86Lと同じではないのか!
たしかにカタログ上ではものすごーく似ています。どちらも張りの強い竿です。
Calista86LはMax3.5号。85TZは21g。
3.5号のエギはだいたい20g前後。ということでウェイト的にもほぼ同じ。
では何がちがうのか!
86Lはスラックジャークが得意な竿。
ティップはもちろん繊細ですが、ベリーまで一気にはいります。そのあとバットで止まるイメージ。これによりどんなしゃくりでもエギへ一定のアクション入力が可能です。また意図的にエギを上方向へ飛ばせます!
85TZはあくまでライトゲームロッド。
Calistaと同じ負荷ではティップが入り、そこから徐々にバットへ下がっていきます。ですが、バットは86Lとくらべ若干硬いです。
ハングオフやステイなど細かいルアー操作時に差が出ます。
同じ負荷でもティップが入る85TZではテキサスリグやジカリグを意図的にスタック〜ハングオフが可能です。
これが86Lだと著しく操作性が低下します。 それはベリーまで一気に入ってしまうために外すのが難しくなるからです。(難しくなる理由は割愛)
リトリーブの釣りでは86Lはノセ、85TZはカケという具合になっております。
似たスペックの竿ですが、それぞれ得意分野が違います。
今後も展示会やフィッシングショーを多数控えておりますので、ぜひお手にとってご覧ください。