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吐噶喇列島カスミアジ遠征

4月8日(金)から4月10日(日)にかけ、鹿児島県吐噶喇列島 口之島へ
ショアからのカスミアジを狙いに行ってきましたのでご報告いたします。

 

今回のメンバーはYB開発の柿下とリップルスタッフの藤川さん、そして私の3人です。

釣行は昨年より計画していたものの様々な要因と思い切りのなさから

伸びに伸びていたため、釣行前は久々にワクワクが止まらない日々。笑

私と柿下はショアのトカラは初めての経験なので尚更です。

 

4月8日(金)に仕事を終わらせ即、鹿児島港へ向け出発。

22:00までにクーラーやドカット等のコンテナ荷物を預け、

23:00に「フェリーとしま」にてトカラへ向け出港。

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フェリー内でシステムを組む柿下。この日の昼間はタイラバ取材へ行ってるため疲労はピーク。

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約6時間の睡眠を経てAM5:30には口之島へ到着。フェリーはここ口之島から中之島→諏訪之瀬島→平島

と下って行くのですが、最も釣行時間が長く取れるのも今回口之島を選んだ一つの要因でもあります。

 

フェリーを降りると今回の宿「民宿ふじ荘」のおばちゃんが迎えに来てくれ、そのまま民宿へ。

いきなり朝ごはんを目一杯食べ、早速タックルの準備に取り掛かります。

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今回のテーマは“ヒラスズキタックルで挑むカスミアジ”とし、

普段使っているヒラスズキタックルでどこまでの魚が獲れるのか、

スピードの速い魚にどこまで対応できるのか等を試してみたいと思います。

各自のメインタックルはこちら。ルアーは後ほど。

【柿下】

ROD:Ballistick HIRA 11MH TZ/NANO

REEL:CERTATE HYPER CUSTOM3500H

LINE:YGK ULTRA JIGMAN WX8 #2.5

LEADER:SUNLINE SALT WATER SPECIAL SYSTEM SHOCK LEADER FC 50lb

 

【舛田】

ROD:Ballistick HIRA 11MH TZ/NANO

REEL:TWINPOWER SW 4000XG

LINE:YGK G-SOUL X8 UPGRADE #2

LEADER:YGK CASTMAN Absorber40lb+FC Absorber 50lb

 

【藤川氏】

ROD:MonsterImpact Avarice 110HH

REEL:CERTATE HYPER CUSTOM 4000H

LINE:YGK SUPER JIGMAN X8 #2.5

LEADER:YGK FC Absorber 50lb

 

これに念の為のGTタックルもレンタカーに積み込み、いよいよ出発です。

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天気は雨、中潮(満潮7:59-干潮14:20)

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まずは、島の北東側のリーフを叩いていく。

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とりあえず行けるところの岬まで歩き、戻りながらうっていく。

沖は潮も流れておりショアラインにもでっかいサメが確認でき、ベイトがいるのかもと

期待が膨らむが、なかなかバイトが得られない。

 

 

どうやら満潮のためリーフエッジまでルアーが届いていない模様。

もう少し温かいシーズンになれば浅場のリーフ帯にも魚が入るのかもしれないが、

今は少し水深があるほうが魚がいるのでは?と話しながら、若干深みのある

場所まで戻ってきた。

 

 

ルアーはシンペンをスキッピングしたり、シャローからミドルレンジミノーまで使用。

サイズも大小を駆使しながら探る。

 

 

すると藤川さんの操るスキッピングルアーに水面を割るファーストバイト!!

残念ながらフックアップはしなかったが魚がいることが分かり皆超ハイテンション。

 

 

次に向かったのは島の北側に位置する赤瀬。

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名前の通り赤色をしており、磯釣り師の底物からロウニンアジまで狙える一級磯。

まず私と柿下はGTのバイトだけでも出したい!!と、PE8号GTタックルでダイビングペンシルを

投げるも反応はなし。雨が降り、潮は走り、ウネリがあってサメもいる。

雰囲気はムンムンだったのですがそんな甘くはない・・。

 

 

と、そこで東側でミノーを投げていた藤川さんにバイト!!

MonsterImpact Avarice 110HHがいい感じに絞りこまれながらも

ポンピングを繰り返す。

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ようやく寄せてきたもののウネリがきつくランディングが難しい。

最後はリダーを掴んでの抜き上げでようやくキャッチ。

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ファーストランの激しい突っ込みから良型のカスミを期待したというがまさかの“スギ”。

黒カンパチとも呼ばれるそうですが、温帯域に生息し、引きも非常に強くルアーターゲット

としてはなかなか面白いらしい。

 

 

その後は、カスミアジのチェイスはあるもののなかなかフッキングに持ち込めない。

時折足元までルアーの下を追っかけてくるがクルッと引き返す。

ルアーサイズに非常にシビアで7~8cm以上のサイズになると途端に反応しなくなる。

しかし軽いルアーだと爆風にラインを煽られルアーが引きずられる。

なかなか難しい展開だ・・

 

 

 

こいつらは元気にルアーに反応してくれる。

裏切らないし、最初はそこそこの引きを見せるし、掛けるのもそんなに簡単では

ないため何度も投げてしまう!!笑

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しかし昼までにカスミのキャッチには至らず、一度民宿へ戻り昼食を取ることに。

そして昼からは干潮のタイミングでリーフエッジを狙いに東海岸のリーフへ。

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各自思い思いの場所に立ち込み、キャスト開始。

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晴れていればエメラルドグリーンの海にリーフのコントラストでめちゃくちゃ綺麗だと

思うのですが、今回は雨に爆風。ずぶ濡れでじっとしていると非常に寒い。

場所によっては水に入っていたほうがヌルくて気持ちよかったりもする。

 

 

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このリーフでは各自反応を得ることができた。

ただ小さいルアーにしか反応しない上に、食いが浅いのか当たっても

弾くという渋い状況が続いた。

 

 

 

そんな中、離れた場所にいた柿下のロッドが孤を描く。ヒットだ!!

離れているためすぎていてよく見えないが、必死にもがいているのは雰囲気で分かる。

何とかキャッチしたようで魚をぶら下げこちらへ戻ってきた。

 

念願のカスミアジを手に安心した表情の柿下。 「おめでとう!!」と3人で握手。笑

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銀白色をベースに黄色と青のグラデーションが堪らなく綺麗だ。

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ヒットルアーはソルティガ オーバーゼアー80S。

水面のスキッピング後のトゥイッチでゴンッとあたったとのこと。

この魚の前にも良型を掛け足元まで寄せたがバラシてしまっている柿下。

確実に反応が良くなってきている。

 

 

立て続けに藤川氏にもヒットするもフックオフや、スリットに潜られブレイクとなる。

私も柿下の助言を受けジグミノーの表層アピールで攻撃。

すると大きな波の向こうでティップがグッと抑えこまれた。確かな魚信のあと、

ガツガツ系のするどい引きを見せた。初めての快感・・。

 

 

しかし足元まで寄せると魚の小ささにビックリ。笑

このサイズでもあんな引くの!!っと改めてカスミのパワーを実感。

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リーフはいつ擦れてもおかしくない緊張感がたまらなく面白い。

これは、病みつきになりそうな予感がする釣りの部類だ。

 

 

 

そして再び柿下。

完全にパターンを掴んでいる模様。

先ほどよりもサイズアップ!! 素晴らしい。

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ルアーをガッポリと咥えていた。

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Ballistick HIRA 11MH、こういったリーフではリーフエッジまでの遠投性能、

張りのあるティップによるスキッピングからトゥイッチングの操作性、

魚をかけてから無理のきくリフト力等など、この釣りにおいてはベストな

セレクトだと思います。今回のように食いが浅い場合はHのティップでは

弾くことがあるかもしれません。

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その後は潮が満ちはじめ立ち込むのが難しくなってきたため再び「赤瀬」へ。

夕マズメに入り、ますます風とウネリが強くなってきた。

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だが、夕マズメと上げの時合が重なり、魚の反応は上々。

ダツの猛攻も凄いが、時折明らかにカスミ系であろう重量感のあるバイトも交じる。

 

 

爆風で軽いルアーではラインがふけてしまい何をやっているか分からない。

自重のあるシンペンか水噛みの良いミノーで、しかもシルエットは極力

小さめがベスト。既に数個をラインブレイク等でロスト・・。

もっと種類と数を持ってくるべきだったと猛省。

 

 

でもでっかいダツはルアーの種類などお構いなしにお相手してくれる。

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こいつらもゆっくりファイトしていると歯でラインを切られるため気は抜けません。

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そんな中。柿下の操るプラグにビッグバイトが襲う!!

ドラグが止まらず引き出される。

 

 

しかしフッと惜しくもフックアウト。

あのスピードは小型のGTか、良型のカスミアジだろう。

 

 

薄暗くなってきて本日はここでタイムアップ。

数こそ伸びなかったものの大型のコンタクトも得られ久々に満足の行く1日となった。

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民宿に戻り、温泉に浸かり冷えきった身体を温め、夕食。

藤川さんが釣ったカスミアジを捌くと小型メアジ?が数匹出てきた。

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納得、小さいルアーに反応がいいわけだ。

 

 

新鮮な魚をいただき、明日へ備えゆっくりと休む。

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そして2日目。

この日はフェリーが13:00頃発のため、釣りは10:30まで。

まずは夜明けと同時に赤瀬へ向かう。

 

 

 

 

数投目、藤川さんのトップに「ボガッ」水面が盛り上がり魚体を出してのバイト!!

残念ながら乗らない。

 

「やびゃーGTだった、掛からんでよかったー」と笑う藤川さん。

確かにこのヒラタックルで掛けても獲れないのはわかっている。

しかし凄い海であることを改めて実感させられる。

 

 

 

風は昨日よりも強さを増し、ウネリも大きくなっている。

その後の反応も得られず、北西に位置する平瀬へ移動。

 

 

沖では潮波ができるほど潮は走っており、磯にも下げの潮が

程よく当たっているようだ。

 

 

ダツを交わしながら幸先良く柿下にヒット!!

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足場も高いため抜き上げ。

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サイズ関係なく狙って獲った非常に嬉しい1本。

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立て続けに藤川さんにもヒット!!

フックアウトとブレイクが続いていたため丁寧にファイト。

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無事にキャッチ。一安心。

毎回のことだが藤川さんのルアー操作性は非常に勉強になる。

ヒラスズキでもそうだが、今回もやはり最も魚を多く引き出している。

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その後私にもバイトがありドラグを一気に引き出され、根ズレにてラインブレイク。

ベールを返す間もなく、呆気に取られる。次回への課題として残したい・・

 

 

 

ここで今回の釣行はタイムアップ。

 

 

 

初めてのショア カスミアジゲームだったが、様々な課題が残った。

ルアーのバリエーションやポイント選択、魚を引き出す操作性や魚とのやり取り

からランディングまで、まだまだ勉強しなければならないことだらけだ。

しかし一歩を踏み出し、その場のフィーリングや空気感を感じながら釣りができ

次への大きな収穫になったと思う。

 

 

また、ロッドについてはBallistick HIRAモデルで十分通用することは

実感できた。もちろんどうにも太刀打ち出来ない場合はあるが、こちらの

駆け引き次第では良型でも獲れると感じた。バットパワーと操作性は十分。

あとはラインやリーダーの太さを試行錯誤しながら次回、このロッドで良型を

必ず獲りたい。

また、島自体もそうだが魚のサイズから人の温もりまで全てがスケールの大きな

トカラ列島に惚れ惚れし、後ろ髪を惹かれる想いで帰路についた。

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今回の使用ルアー(柿下、舛田) ロストルアー多数・・

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STAFF マスダ