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フィールドスタッフレポート『鹿児島県北薩 ライトジギング』SeaWalk Light Jigging B65M

皆様こんにちは。

YAMAGA Blanks フィールドスタッフの舛田です。

今回は、鹿児島県薩摩川内市から出船されている遊漁船、May’s(メイズ)さんにお世話になり、

ブリ、ネリゴ、カツオなどを狙ってのライトジギングへ行って参りました。

使用したロッドは青物メインのため、シーウォークライトジギングシリーズで最もパワーのある

SeaWalk Light Jigging B65Mです。

11月15日(月)、冷え込みがキツい夜明けとともに川内港を出船。

朝一は川内沖の水深30〜40mの比較的浅場に点在する根回りを流していきます。

干潮はAM11時過ぎ。下げ潮時合いでのスタートでしたが、潮が流れずベイトの反応も淀み気味です。

船長によれば青物の反応はあるものの、アタックするまでの活性に至らない模様。

そこで一箇所の見切りを早くし、各ポイントをテンポよく回ってようやく船中で

青物がポツポツと上がり始めます。

ベイトは大きめのイワシともあって、同船者を見れば鉛のシルエットの大きなジグにも反応が良く、

タングステンを使っていた私も鉛に変更してキャッチ。

このサイズであれば、半ば強引に頭をこちらに向かせることが出来るくらいのバットパワーがあります。

(走っている時は無理ですが・・)

ポイントによってはスマガツオの群れにあたり、船中賑やかになります。

 

釣った魚は余裕がある時は中乗りさんが血抜き、つぼ抜きまでやってくれます。

釣りに集中したい釣り人としては非常にありがたい限りです!

同船者を見るとタングステンでも、割と大きめの鉛のジグでもどちらも当たっていたため、

船長にこの日のベイトについて聞いてみると、「ボトム付近にはアジ、イワシが溜まることが多く、

特に根魚や青物はそれらをメインに捕食しています。

中層には小型のキビナゴが群れていてカツオたちがそれらを捕食してることが多いですね」とのこと。

もちろん潮や水温でベイトの種類や泳層も変わるようですが、確かに今日はそんな感じだなぁと

納得させられました。

スマガツオの胃袋を見せてもらうと仰る通り小さめのキビナゴ!

その後、上げ潮に変わってからは一時潮が走り好条件となりますが、後半はまた緩んでしまって

一日を通して拾い釣りのような状況となりましたが、各ポイントで反応は得られました。

ジグに反応しない時はインチクをフワフワさせてネリゴも!

同行者もSeaWalk Light Jigging B66MLを目一杯曲げ、皆で楽しむことができました。

 

 

今回、初めて乗船したMay’s(内田船長)さん。

船長も釣り人とあってアングラー目線の操船で非常に快適に釣りができる遊漁船でした。

鹿児島県北薩沿岸から甑島までをメインに、ジギングからロックフィッシュ、ティップラン、

アジングなど季節ごとの釣りものを案内されています。

 

 

【SeaWalk LightJigging B65Mの使用感について】

今回はワラサ、ネリゴ、小型のカツオなどがターゲットとなりましたが、使用したSeaWalk LightJigging

B65Mはベストなパワー感でした。乗合いでの釣行ということもあり、PE1.2号にリーダーをフロロ30lbと

強めのセッティングにすることで、周りに迷惑がかからないように魚をコントロールしつつ、

ファイト自体も楽しむことができました。

 

 

また、キビナゴと大きめのイワシが混在する場面においてタングステンも鉛も、このB65M、1本で

無理なく扱える点も大きなアドバンテージになります。

一つ注意点として、このMクラスは張りが強めということもあって、浅場や潮が緩い場面で、

前後に針をつけたタングステンジグを強めにシャクルとリアフックがラインを拾うことも

多くなります。

その場合、軽めのシャクリにする、もしくはフロントフックのみにするなどの調整で

解消されると思います。

ライトジギングシリーズの使い分けとして青物がメインの場合や深場で重めのジグが必要な場合は

このMクラスを。

対してマダイ、イサキ、太刀魚などを狙う場合はMLもしくはLクラスの選択がベターだと

実感しました。

スピニングかベイトかの選択は好みで良いかと思います!

このライトジギング(スーパーライトも含む)というジャンルですが、私的には気を張らず

マッタリとお気楽に楽しめるうえに、釣果が堅い!というのが最大の魅力だと思います。

タイラバやイカメタルなどと似ている感覚がありますね。

釣れる魚種も数も多く、季節で変わってきますので、あっこんな魚がいるんだ!と

海の豊かさを実感させられることも多いです。

ヘビーなタックルも必要なく、流用が効く汎用性の高いものが多いので、これから始められる方も

チャレンジしやすいジャンルではないでしょうか。

これから水温が下がって、今度はどんな魚と出会えるか、私も楽しみにしています。

【タックルデータ】

 

ロッド:SeaWalk LightJigging B65M(YAMAGA Blanks)
リール:オシアコンクエスト301HG(SHIMANO)
ライン:XBRAID SUPER JIGMAN X8 #1.2(YGK)
リーダー:XBRAID FC ABSORBER Slim&Strong #7 30lb(YGK)
ジグ:TGベイト60~120g(DAIWA)、TG HIDEYOSHI、MUSASHI(BOZLES)、
他鉛系ジグ95~120g、インチクなど